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宗教が何故政治に進出するか (4765)
日時:2012年12月18日 (火) 08時30分
名前:童子


 昭和40年 谷口雅春先生は作家 山岡荘八氏との対談で明らかにされております



【山岡】  先生こんど政治連合というのをおつくりになりまして、いよいよそちらのほうへもご活躍なされるということを聞いたわけでございますが、どういうことから政治のほうへ・・・・・


【谷口】  それはね、われわれがずいぶん宗教で人を救ってはいるんですけれどもね。 それは個人の家庭の悩みとか、病気とか、あるいは子どもの教育の問題とかいろいろの問題で、それは個人個人をたくさん救ってはおりますけれども、政治というものが一つ反対の方向向くと、人類、あるいは国民全体に非常に悪影響を及ぼす ――


 たとえば一例をいえば、優生保護法という法律ひとつでも、あれで堕胎を奨励しているような法律になっているわけですからね。・・・・

・・・・折角の百八十万のわれわれの署名も議会のひきだし、厚生大臣のひきだしにあるだけであって、なんにもならない。ところが年に三百万人も殺されているのを、私は宗教家だから、静坐して祈っているだけでよい、教義を説いているだけでよいと、安易なことを考えて、政治に進出しなかったら、年に三百万人も殺されているのを見殺しすることになる。

 やっぱり吾々は政治に進出しなければいかんと、切実に感ずるわけなんですよ。

 教えを説いて一人づつ吾々が個人指導して救って行くということもたいせつだけれども、政界に進出して法律をひとつかえるだけで、非常に人類が救われ国家がよくなるということができれば、それをおろそかにできないと考えるのです。

  ・・・・・ (以下略) ・・・



  全文は本流青年板で。

宗教が政治に進出すべきではないというのは、思いが足らないから。 (4766)
日時:2012年12月18日 (火) 09時25分
名前:サンザシ

童子様

いつも適切で素晴らしいご文章を紹介いただき、ありがとうございます。
雅春先生の切実な思い、またそれを深く理解される童子様のお心に尊敬の念を抱かずにはおれません。

雅春先生が日本の現状の乱れを見て、夜も寝られないくらいに悩まれ、憂えられて、政治の中に切り込んでいかなくては、根本の法律を変えることが出来ないと思われたのは、知行合一の宗教的精神からは、当然のことだと思います。やらずにいて手をこまねいているよりも、あらゆる分野でできることは、やらねばならないのであり、政治に宗教が関わるべきでないというのは、一つの自縄自縛であると思います。

某宗教団体のように、野心から出ている運動ではなく、神の起こされた運動には、自縄自縛はあってはならないと考えます。全力を出して、優生保護法を変え、憲法を正統憲法に復活させることこそ、神意に沿うことであると考えるのは、雅春先生の愛国の情の深さと、神意と一体になられたお気持ちから出たものだと、考えざるを得ず、これを理解できない信徒は、やはり思いが足りないのだと思います。

70年安保前夜 (4768)
日時:2012年12月18日 (火) 09時58分
名前:童子

 サンザシさま

 まことにまことに。

 明窓浄机 43年6月には

 『昭和45年の革命をどうして防ぐか、
  私の胸はこの事でいっぱいである』  とまで書かれています


 また、昨夜アップした『天皇信仰と日本國體』では

 『君等、日本精神の青年達はまだまだ熱意が足らぬぞ。
  僕は皆さんに敢えて生長の家を弘めろとは言わないが、
  天皇信仰、日本精神に引っぱり込むという熱意はもっと燃えねばならぬ。
  本当に“いのち”がけで、地下に潜り込んでも、天に舞い上がっても・・・』


  使命感に燃えない団体はニセモノだと思います

  暴力争闘だけが革命ではないのです
  今日に浸透しきった思想戦に打ち勝たねばならないのです



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