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No.3873 避難所の 子供の笑顔に ホッとする |
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NAME:可津美 |
第三次世界戦争の大空襲で我が岐阜市の中心街も焦土と化したが。復興の足取りは速かった。終戦とともに繁華街の柳ヶ瀬も焼け跡に次々と建てられ、店舗を再開させていった▼ 映画館も劇場も早々に復活。終戦から間もなく十館がオープン、復興を大きく支えた、店頭には生活必需品などが並び、戦時の重圧から解き放たれた人々が買い物に、娯楽に足を運んだ▼東日本大震災の大津波で壊滅的な被害を受けた宮城県名取市の閑上地区でほぼ半月振りに朝市が開かれ被害地の人々を喜ばせた▼週一回開かれていた地元の名物朝市。会場の市場発並みで流されちしまったが、運営する業者等が「少しでも元気になってもらえれば」と商業施設の駐車場の一角で開催にこぎ着けたという▼開催した朝市を訪れた避難生活の女性がテレビで「ストレスから解放される」と笑顔で話していた。被災者にのし掛かっている重圧はどれほどであろうか。市場で買い物というついこの間まで特別意識しなかった生活の一部が今は大きな心の救いになっている▼当たり前でだった日常の尊さに気付かされる大震災。終戦の焦土から再起した街も、希望が腹興の礎になったに違いない。物心の両面から被災地を励ましてゆきたい。 大地震 復興に向けて オールジャパン 大地震 ジワリしわ寄せ 品不足
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