2月25日は箱根用水完成の日
1670年のこの日、
神奈川県・箱根の芦ノ湖の水を
静岡県裾野市に引くために、
箱根山にトンネルを掘って
造られた用水路、箱根用水(深良用水)が完成したことを記念し制定されました。
全長1280mに及ぶ箱根用水は、
深良村(現在の裾野市)の名主・
大庭源之丞らが中心となって、
4年の歳月をかけて完成。
芦ノ湖側と裾野側の両方から
手作業のみで掘り進め、
出会った地点はわずか1m程度の
誤差しかなく、
建設機械やコンピュータもない時代の
土木工事や測量の技術としては
高く評価されています。
完成以降、干ばつに苦しむ農民を
救ったと言われ、
現在は用水を使った水力発電も
行われています
【Ken's Office】