3月2日は遠山の金さんの日
1840年のこの日、
[遠山の金さん]こと遠山景元(とおやまかげもと)が
北町奉行に任命されたことに
由来しています。
青年期の放蕩時代に
桜吹雪の彫り物を入れていたといわれていますが、いろんな説があり、
事実の判別は難しいようです。
しかし、裁判上手だったという評判は
実際にあったようで、
当時の将軍・徳川家慶から裁判ぶりを
激賞されて
奉行の模範とまで讃えられたという
エピソードが存在しています。
こうした名声が、明治になっても旧幕臣をはじめとした人々の記憶に残り、
伝統芸能のひとつである講談や歌舞伎で
基本的な物語のパターンが完成。
時代小説や時代劇へ継承されていったようです。
ken