2月15日は西南の役開始の日
1877年(明治10年)に
西郷隆盛を盟主にして
起こった士族による武力反乱、
西南の役において、
士族におされて挙兵した西郷軍が、
熊本城攻めのため鹿児島を発った日に
由来しています。
その頃の鹿児島では、反政府の動きが
強く、征韓論争で大久保利通や
岩倉具視に破れ下野した西郷の
開いた私学校が軍の中心となり、
私学校戦争とも呼ばれました。
明治初期の一連の士族反乱のうち
最大規模で日本最後の内戦となり、
士族が中心の西郷軍に、
徴兵を主体とした政府軍が
勝利したことで、
士族出身の兵士も農民出身の兵士も
戦闘力に違いはないことが実証され、
徴兵制による国民皆兵体制が
定着しました。
【Ken's Office】