MBにまったく関係の無い話ですみません。　でも、タイトルのとうりで気がついたものですから。
KCの「宮殿」のなかの「ムーンチャイルド」の歌いだしの"Call her moonchild〜"のところがTVから流れてきたのです。「いいちこ」のCMから。歌っているのはビリー・バンバンです。曲名は「また君に恋してる」です。このCMが流れるたびに私の頭の中では"♪Call her moonchild こいしてる〜"と歌ってしまいます。
「また君に恋してる」を聴いてみたところ、CMにはサビの部分だけが使われていました。で、その前後は気がつかれないように（笑）うまーく変えてあって（笑）そこから使えば判らないかもしれないのに（笑）。もしかして確信犯？（笑）まあ、そんな事は無いのでしょうけど。だけど、KCの著作権者のフリップ氏に誰かが「通報」したら大変なことになりかねないレベルだと思うのですが。
昔々「エマニュエル夫人」のサントラの中に「太陽と戦慄」（だったと思います）をそのまんまパクッた曲が入っていて裁判になったことがあったのに。
蛇足ですが、「キャンディーズ・ファイナル・コンサート」がLPレコードと同じ内容でCD化出来ないのがこれです。バックバンドが曲間に「エピタフ」を演奏しています。しかもどこにもクレジットされていません。（私の所持しているのは初回プレス盤です。）裁判を起こされたら勝ち目は無いでしょう。
まあ、これ以外にも外国の曲をパクッたとおもわれる日本の曲って（アレンジでそうなった曲も含めて）けっこう昔からあるんですよねぇ。　石川ひとみの「ひとりぼっちのサーカス」とアル・スチュアートの「ベルサイユ宮殿」とか。（この２曲は一聴の価値あり！）谷山浩子の「ひとりぼっちのサーカス」はアレンジがまったく違うので全然似ていません。
ほかには、井上揚水の「傘がない」とグランドファンク・レイルロードの「ハートブレイカー」とか（笑）。
こういうのってきっと日本だけではないのだと思いますけどね。
せっかくの休日に変な話題で申し訳ありませんでした。

通りすがりで偶然拝見しました。
音楽の著作権は、作詞者と作曲者が所有していて、編曲に著作権はありません。
ご指摘の「ひとりぼっちのサーカス」や「傘がない」の場合、
そっくりなのは編曲部分で、作詞作曲とは類似がないと判断されます。

著作権違反は権利者側から訴えるものなので、訴えられなければ何も起こりません。
外国の著作権は、日本の音楽出版会社に委託管理されているので、
King Crimsonの場合、今はシンコー（かな？）がどう判断するかですが、
何十年も前の曲を今更問題にはしないことでしょう。

西城秀樹の「エピタフ」は、実物（RVL-2077〜8）を確認しましたが、
きちんとクレジットし、JASRACの承認も得ています。
キャンディーズの件は何も知りませんが、
歌詞を変えたか、意味が異なる訳詞を付けたか、
そんな改変を認めてもらえるかを恐れている可能性が想像されます。
「おふくろさん」問題のように、登録内容を変えると
権利者に承諾を得る必要があるからです。これは面倒です。

少し参考になれば、と思います。

「Epitaph」について調べてみると、
作詞作曲の日本管理は現在ユニバーサル・ミュージック・パブリッシングでした。
間違えてすいません。

使用許諾はJASRACに全委託していますので、JASRACに申請して認可を受け、
規定の料金を払えば使用できるはずです。ただし、改変が無ければ、です。

西城秀樹以外にザ・ピーナッツとフォーリーブスも使っていました。
聞きたくなりますねぇ。確かにキャンディーズは使っていないですね。

機会があって、日本でも６０年代後期に流行したグループ・サウンズのＣＤなど、
オムニバスものを何枚か聴いたのですが、演奏のアレンジやアイディアは
「欧米か！」と突っ込みたくなるほど、当時に入りつつあった洋楽のロックやポップス、
そのものを下敷きに演奏してる事がよくわかりました。
ビートルズやビーチボーイズなどのコーラス・ワークや間奏のギター・ソロなど、
暗中模索の中でまずは外国の先輩を参考に、というところでしょうか。
かつてモップスというバンドもこのＧＳの一つだったのですが、
星勝というギタリストがいまして、彼はその後、井上陽水や小椋佳などのアレンジで
日本で始めて編曲者として印税を獲得する音楽家として成功したのですが、
彼が陽水のデヴューアルバムのアレンジを担当することになった時、
名曲「傘がない」の間奏のエレキ・ギターも星氏自身が弾いてるのですが、
たぶん、グランドファンクが好きで、よく聴いてて、ああなったんでしょうね。

ところで、まだ音源は聴いてないのですが、このＧＳの中に、
ムーディー・ブルースの「サテンの夜」をカヴァーしてるバンドがあるそうです。
ＧＳなのだから、日本語に訳して歌ってると予想しますが、
果してどんな感じなのか、聴いてみたいような、不安を感じるような？
ちょっと複雑な気分です。

Classics7です。私の書き込みに対してResをつけていただいてありがとうございます。
これほどのResをいただけるとは思いませんでした。
私の書き方があまり良くなかったのかも知れませんが、書き込んだ一連の件を「盗作だ、けしからん」とは決して考えておりません。日本にはクリムゾン信者が大勢いらっしゃるようですから、とっくの昔にフリップ翁に「通報」していることでしょうし、あれだけ「著作権」の厳格な運用を求める人が何もアクションを起こしていないのだから「問題なし」なのでしょう。（ここまで書いて「聖母たちのララバイ」の一件を思い出した私って・・・）
まして、「俺ってこーんな事を知っているんだぜー」という「うれしはずかし」のつもりなども全くありません。
CM曲を聴いて気がついて「ああ、そういえば昔FM東京でよく似た曲を毎日紹介していた番組があったっけ」という程度の軽い気持ちで書き込んだだけです。この先、誤解されておかしな方向にResが付いていっていってしまったら困ってしまいますので。これまでにResしてくださった方々には大変感謝しています。ありがとうございます。

ハージェスト さま、GSがカバーしていた「サテンの夜」ですが、以前にもこちらで話題になっていましたが、「ビーバーズ」というバンドです。私が所持しているCDは「ビバ！ビーバーズ！」というタイトルです。01年の発売なので入手できるかどうか判りません。Vocalは成田　賢　氏です。アルバムでは英語で、シングルでは日本語で歌っています。勿論、どちらも収録されています。他にも英語で歌っている曲が収録されていますが、GSの中ではけっこううまい方ではないかと思います。

いまだにビートルズ三昧で、特にモノラルの「ヘイ・ジュード」と「ゲット・バック」がお気に入りのClassics7でした。