HMVからMBの新譜情報が続けて二件届きました。
一件目は5月10日発売の輸入CDで"Days Of Future Passed / In Search Of The Lost Chord"というものでどうやら"2in1"仕様のようです。UKかUSどちらかは判りませんがカタログナンバーは5326019となっています。
二件目は6月23日発売でユニバーサルから国内盤でSACDハイブリッド盤の"Every Good Boys Deserves favour"が限定盤\4500で発売されます。カタログナンバーはUIGY9025です。
既発売の輸入盤と違って「国内アナログマスターを基にした2010年DSDマスターを使用」とのことです。
何故今になってSACD？と思っていたらMBの他にも数点発売されるようです。そのほとんどが「国内アナログマスターを基にした2010年DSDマスターを使用」して既発売のものとの違いを謳っています。まあ、あのユニバーサル・ジャパンのことなので、「発売延期」や「諸事情により発売中止」がありうるかもしれませんが、「国内アナログマスター」がどのようなものなのか大いに興味があります。
キングレコード時代のものでさえ、初版とそれ以降とで音が違います。さらにロンドンレコードになるともっと違います。S&Gのマスターがコピーを繰り返されるうちにコピーがいつのまにかマスターになってしまい、どんどんクオリティーが落ちて行ってCDになった時にレコードよりもノイズが多く、97年のリマスターでやっと「クリアーな音で聞けるもの」になったケースがありました。（この時には「本当のオリジナル・マスター」を根気よく探しだして作ったとの事です。）何故UK盤のマスターを使用しないのか理解できません。マルチ・トラックが収録されるのかも判りません。（キングレコードからCD-4の4chレコードが発売されていましたが、もしかして、こちらのことをいっているのかしら。）
いずれにしても、これからの情報に注視していこうと思っています。だけど、価格に躊躇して結局買わないんだろうなぁ。

詳細が判りました。
シングル・レイヤーだそうです。つまり、ハイブリッドでなく、SACD層だけの仕様です。
しかもSHM-CDと同じポリカーボネイトを使ったSHM-SACDですって。
さらにマルチ・トラックは収録されません。
使用するマスターは変更ありません。
これが「限定盤」で\4500・・・

私は買いません。SHM仕様ってだけでボッタク・・・（笑）これ以上言いたくありません（笑）
売れると思っているのだろうか。本当に理解出来ない会社だ。