481 John Lees' Barclay James Harvest Live in London on 26th Nov.
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POOR MAN'S MOODY BLUES
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上記ライブの感想です。
メンバーは、John Lees(ギター)、Craig Fletcher(ベース)、Kevin Whitehead(ドラム)、Jez Smith(キーボード)の4人でした。BJHのOriginal Memberで、キーボード/メロトロンを操るWoolly Wolstenholmeが当然参加の筈でしたが、直前に急病の為不参加とのアナウンスがあり、少々不安を抱えてLiveに臨むこととなりました。
Barclay James Harvest Fan ClubのForum Memberは、17時ごろから会場そばのpubに集合し、英国式にビール片手に皆の想いを語り合います。ドイツ、オーストリア、スペイン、イスラエル、アメリカ、バハマ、日本(私)、そして勿論イギリスの各地から集まったFanの話題の中心は、やはりWoollyの不在のことでした。
19時にall standingのvenueが開場、まず前座の大柄なギタリストのソロの即興演奏が30分程ありました。テクはなかなかのものでした。
そしてさらにビールを飲みながら待つこと30分、メンバー達が20時に登場しました。
当日のset listは次の通りでした。
1. Nova Lepidoptera 2. Child of the Universe 3. Poor Wages 4. Mockingbird 5. Ursula 6. Summer Soldier 7. Cheap the Bullet 8. Poor Man's Moody Blues 9. Ancient Waves(新曲) 10.Medicine Man 11. suicide? 12. Galadriel 13. Loving is Easy 14. The Poet/After the Day
アンコール 15. She Said 16. Hymn
開始早々、本来2nd KeyboarderであるJezがフロントに立ってWoollyの役目までもきっちりこなせるのを見て聴いて、不安が一掃された観衆一同、一挙に盛り上がりを見せました。彼らの代表曲である2曲目以降、それはますます顕著になっていきました。昨年も彼らのLiveをCambridge Rock Festivalで見たのですが、演奏のまとまりはそれ以上の冴えを見せ、Johnのギターが泣き、Craigが堅実なベースとたっぷりのジョークで観衆を楽しませ、タイトながら力強いドラミングでCraigと共にKevがリズムを支え、Woolly不在を皆で支えあう、これぞRockという演奏です。そして何といってもJezの必死の形相でのマルチ・キーボードプレーが圧巻でした。最初気がつきませんでしたが、JezはMemotronを持ち込んでいて、Woolly不在でも、6.8.10.14.15等の曲でFan待望のメロトロンサウンドを響かせ、観衆を魅了します。それを評してCraigは「本日はRick Wakemanを迎えています」とのジョークを飛ばしたりして、バンドと観衆の一体感は最高潮に達しました。またCraigは、普段7.位でしかリードヴォーカルを取らないのですが、その夜はWoollyの曲で代役を完璧に務め、Johnとヴォーカルを二分する大活躍で、このバンドの新たな面を見せてくれました。その他特徴的だったのは、ほぼ10年振りに新曲が披露されたことです。来春にはNew Albumもリリース予定とのことなので、楽しみが増えました。
午後10時、大いに感動を与えてくれたLiveが大成功のうちに終了しましたが、その後私にとってのsuper surpriseが待っていました。たまたま、バンドのMember/Staff達と同じホテルだと判り、何とホテルのpubでのお疲れさん会に呼んでもらえたのです。そこでビールを片手に、一生忘れられないだろう、本当に楽しい夜を遅くまで過ごすことができました。そこで感動的な話が聞けたので紹介します。キーボードのJezに素晴らしいプレーをぶりを労うついでに、お酒が強いですねと言ったところ、実は一番強いのはベースのCraigとの返事が。その日は彼は早めに退散していたのでその理由を尋ねたところ、ステージでは終始笑顔でジョークばかりを飛ばしていたCraigが、Woolly不在の中Liveを成功させようと実はここまで必死に頑張ってきたので、終わってどっと疲れがでたんだろうとのことでした。プロとしてfanを楽しませようとの立派な姿勢に、本当に頭の下がる思いがしました。皆さん きさくないい方ばかりで、是非来日を、とお願いしたら、一同誰もが来日に非常に興味があるという感触でした。Woollyの回復後、何とか実現して欲しいものです。Moodiesとのダブルだと、本当に最高です。
以上、まとまりの無い感想でした。ご拝読どうも有難うございました。
2010/12/04/(Sat) 16:36:47
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