先日ＮＨＫ衛星でも抜粋で放映したので、ご存じとは思いますが、
ポールマッカートニー＆ウイングスのライヴ映像がオフ・ステージや当時の会場
の様子を含め、あらためて楽しめました。
ウイングスのメンバーも最もノリも良くイケてたという時期の顔ぶれで、
リード・ギターにジミー・マッカロック、ドラムにジョー・イングリッシュ、
ホーン・セクションも加えてのツアーを記録したＤＶＤです。
さて、この舞台ではデニー・レインがピアノの弾き語りで「ゴー・ナウ」
を歌ってます。ウイングスなりのアレンジだと、何の違和感も無く溶け込み、
バック・コーラスに加わるポールやリンダも楽しそうです。

デニー・レインは今更言うまでもなく元ムーディー・ブルースの初代メンバーで、
ゴー・ナウもバンドの初ヒットなのですが、ジャスティン・ヘイワードと
ジョン・ロッジが加わってからがムーディーズの歴史として語られる傾向にあり、
忘れられかけた存在なのかもしれません。

往年のバンドが解散したり、活動を停止してしまうと、誰かがカヴァーしてくれて
初めて歌い継がれ、次の世代に橋渡していきます。

Ｇｏ　Ｎｏｗって現代の日本ふうに言えば「今でしょ！」てな意味合いかな、
とも思ったりして・・・お粗末サマでした〜

Go Now!のライブ演奏はWingsの発売したライブアルバム「Wings Over America」（1976年）に収録されていますよ。初期MBを語る上で、大切なメインボーカル＆ギタリストで会ったことは間違いないです。Mikeもこの曲には思い入れがあるでしょう。何かの映像でオルガンで弾いているシーンを見ました。Mikeだけに間違ってしまい「Too Old!」と言って笑いをかっていましたが^^;