お久しぶりです。
今年はDays Of Future Passed"50周年ですね。
ほかにも”The Doors" "Piper At The Gates Of Dawn"も50周年です。
1967年はポピュラーミュージックにとってかなり重要な年だったんですね。
（実は当時ドアーズの「ハートに火をつけて」しかラジオで聞いた記憶がないのは秘密です）

今まで"Days"は"1978Mix"と過去に編集盤CDに収録されたごく一部の"1967Mix"そして自分のレコードからの取り込みで楽しんできました。
で、どちらが好きかというと、やはり"67Mix"なんですよ。私は。
でも、レコード音源だと傷一つない盤でもどうしてもスクラッチノイズからは逃れられないんですよねぇ。
針が溝をこすっているのですから。

ところが、つい最近"67MixのEuropean Copy Tape"というものの存在を知りました。
なんでも、UK DERAMのオリジナル・マスターは失われてしまったけれども、ヨーロッパ各国に送られたマスターからの音源が取引されているとか。
で、それのプレスCDが存在していると。
探しました。販売している店を見つけました。問い合わせたらCD-Rでした。でも「プレスCDを扱っているところもある」と教えてもらえました。

そこで、「もしあったらラッキー」程度の期待で西新宿の「ジミー・ペイジ御用達の店」に行ってみました。

入手できちゃいました。
聴きました。

あきらかに「盤起こし」「市販された各種ミュージックテープ起こし」ではありません。
今までにそのようなCDを多数聴いてきたので断言できます。

「レコード音源でない67Mix」しかも「アルバム全部」。お宝に追加しました。
（日本での著作権法上・・・というのは百も承知なんですけど・・・悩ましい・・・けど嬉しいです。）


６７年繋がりで、先日発売されたアルバム"The Doors"のステレオMixは1992年マスター（これを最後にオリジナル・マスターは使用不能）からのピッチ修正版らしいです。
モノラルMixはものすごく劣化してしまっています。「シングルBOX」の「ハートに火をつけて」と聴き比べたら「なんじゃコレ！？」ですから。


この話を今勤めている会社（商社です）の若い人たちにしたら、「それって筋金入りのコレクターじゃないですか、すごい！」って言われちゃいました。
（決して馬鹿にされたのではありませんので誤解されませんように）
昔の音楽を聴いてもらっていたら、かなり興味を持ってくれています。嬉しい。