投稿日：2015年03月16日 (月) 20時20分

宮城谷昌光の「介子推」のあとがきにあります。 >重耳が生きていたころに下級役人は剣をもてないことはわかっているので、 いつごろから「下級役人でも剣をもてる」ようになったのだろう? (前に出ましたっけ?)

投稿日：2014年09月30日 (火) 09時19分

ただ今、修士論文で少々夏姫について調べている者ですが、彼女の父親である鄭穆公の生年は『史記』によると前649で、彼が晋の後援の元鄭の太子に納まるのが前630ですので、まず夏姫の生年を前640〜630と解釈すること自体が少々厳しいのではないでしょうか。 『史記』鄭世家と『左伝』・『孔子家語』などにある当時の婚礼を参考にして考えると、鄭穆公が15歳で夏姫を産み、夏姫が15歳で夏徵舒を産んだとしても、夏徵舒は弑逆事件を起こした前599の時点でようやく20歳になったばかりで、これを上回ることはありません。 なるほど、『左伝』僖公七年（前653）には鄭穆公の兄にあたる太子華が諸侯会合に参加し、斉桓公に対して政治工作を試みた記事がありますし、『史記』が鄭穆公の生年を明記した論拠が不明である以上、彼の生年が溯り、結果夏姫の年齢も変わる可能性はありますが、それでも陳の家臣である夏家に公女を嫁入りさせること自体が異常と言えます。 『左伝』に記載されている「夫臣下・妻公室」という婚姻はたったの16件でありますが、夏姫逸話を除くと、晋趙氏が4件・衛孔氏が2件といったように数代通婚を許される家や、楚の闘氏（子文の親）が母の実家の娘と密通・魯季孫氏が季孫氏の血を引く宋の娘と婚姻といった親戚間の婚姻であり、直接的な縁のない他国の公女を嫁に得た記述は、晋の趙衰が狄族出身の捕虜叔隗を娶ったことと、斉の高固が魯宣公に強要したものの2点しかありません。 それですら夫方の二家は母国で力を振るった家柄なのに、夏徵舒以前に陳の国政に関わった人間がいない、外国の凡庸な一家臣の家に公女を嫁入りさせる必要があったとは思えません。 身持ちの悪さで名高い斉の文姜でさえ、鄭・魯の一太子一国君との婚姻の話が持ちかけられたというのに、夏姫が実家でどれほど淫蕩であったとしても、鄭の公女である以上陳の家臣以外の婚姻先があるはずです。 故に、私は「繋年」の少コウ（夏姫）記事の方が信憑性のあるもの、と考えておりますが、いかがお思いでしょうか。

投稿日：2012年08月31日 (金) 10時11分

こんにちはグランドジャンププレミアムで連載のビン孫子異伝 について書かれていたので書き込ませて頂きます。 ビン目的でプレミアム購入し単行本も全巻持っています。 孫ビンの漫画を読める時代に生まれて幸せだなと思っています。 面白いから、もっともっと色々な人に読んでもらいたいですね。

投稿日：2012年08月12日 (日) 18時04分

はじめましてｃhina.mapをダウンロードしようと試みたのですがリンク切れのためにできません・・・

投稿日：2012年04月14日 (土) 15時10分

はじめまして、田中芳樹先生の『天竺熱風録』や安録山と愉快な 仲間たち、を面白く読ませていただきました。 　もともと阿史那氏を検索して、ここにたどり着きました。

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[436]紹介させていただきます投稿者：孫田
投稿日：2012年04月14日 (土) 15時14分
	中国史のまんがを紹介しようと思いましたが… リンク切れなので、ここに書かせていただきます。 ＞月賓（ビン）孫子異伝 　 　集英社で星野浩宇先生が描いている孫子の月賓刑で有名な 孫子を描いたマンガです。 　 　描いてる人が宮城谷昌光に相当ハマっているのか 孫子の仲間に蘇秦、張儀、白圭（！）までいたりしま す。また伏線があるのに未だに出ていない有名人が 大勢います（笑） 　 　作者の星野先生は単于を【とうりこと単于】と書く 辺り、かなり中国史に詳しい人だと思います。 　 　また主人公・孫子の性格をとても優しくて仲間思い だけれど戦争を完全に「無駄！」と断定し、自分の身 を省みない死にたがりな戦争嫌いとして描き、また 少し孤独なんですが田忌などとの友情も描かれていま す。 　蘇秦、張儀たち孫子の部下を元孤児の戦闘集団 【狐凰卒】（クーフェンツ）として描いているのも 斬新です。 　基本斉の国を中心に描かれています、威王と雛忌も 出ていますが雛忌がイヤミな性格で琴を弾いているの がまんまで笑えます。 　 　そして桂陵の戦いまで描きたいようで、当然ライバ ルの、あの人物も登場し孫子の前に立ちはだかります。

投稿日：2011年09月28日 (水) 16時42分

今週は愛媛を回るそうです 今日はファンの女性からマスコットを貰いました 放送時間はAM7：40〜45分頃 ところで管理人さんはジッペイご存知ですか？

投稿日：2011年04月21日 (木) 08時21分

春秋左氏伝の暦日の研究をしています。左伝の干支を太陽暦に直したり、左伝のすべての日蝕記事を再現する研究です。つたないホームページで、お恥ずかしいのですが、あつかましくも、相互リンクをお願いできませんでしょうか。

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[433]左伝のすべての日蝕記事を再現する研究？投稿者：東方虞美人
投稿日：2011年04月29日 (金) 02時12分
	＞左伝の干支を太陽暦に直したり、左伝のすべての日蝕記事を再現する研究です。 これに関しては、周知のとおり斉藤国治・小沢賢二の『中国古代の天文記録の検証』（雄山閣）があるけどねぇ…

投稿日：2011年02月13日 (日) 13時21分

こんにちは、お久しぶりです。 以前、こちらのサイトにて、 中国史関連リンク＞中国史総合＞A.N.A.L. Co,. Ltd. HISTRIA …として、リンクをさせていただいてたMelvilleです。 上記サイトを閉鎖しましたので、リンクの解除をお願いいたします。 本館ブログは、まだ続けているのですが、“HISTRIA”はなかなか…。 よろしくお願いいたします。 　　　　　　　　　　　Melville

投稿日：2011年01月26日 (水) 17時02分

四川大地震で対日評価上昇の実例や ｢日本を罵ることは我々自身の レベルが低いことを示す」 ｢五輪で金メダルを多くとっても スポーツ大国になった訳でない」 ｢中国は太っているだけ 一流の制度　技術　人材という 基礎の上のGDPでなければ意味がない」 という中国青年報に掲載された意見が印象的

投稿日：2011年01月18日 (火) 16時49分

注釈の箇所で中国に対して賠償で 民国政府が川崎造船所の代わりに 呉海軍工廠から親子一組の歯車切削機を 本国に運びます　　英米委員は 「我々でもあまり使わないものを何の役に？」 不審がられましたが国宝級であることを聞き 食い下がって持ちさっても Ｓ３０年代の時点では使えず 上海・天津に１０年間眠っていたそうです 使いこなせないものを持っていても無意味なのに・・・

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[429]Re: 回想十年　　　　吉田　　　茂投稿者：NAGAICHI Naoto
投稿日：2011年01月24日 (月) 00時45分
	事情が飲み込めませんが、「上海・天津に１０年間」ということは台湾には運ばれなかったということですかね。日本は大戦終戦で一区切りついて戦後に入りますが、中国は抗日戦と内戦の戦間期なんですよね。後世から見ると、それは訳の分からないことが多くあったろうと思います。