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[95]『興亡の世界史05』 投稿者:巫俊(ふしゅん)

投稿日:2007年02月21日 (水) 19時40分

著者:森安孝夫
副題:シルクロードと唐帝国
買ってきちゃいました。

しかし・・・
序章 本当の「自虐史観」とは何か
という章から始まり、西欧史と中国史の批判に熱心なのは初学者サービスなのだとしても、ソグド人をはじめ民族は混成されたものだから国旗・国歌の強制はよくないとか、趣旨が妙に政治的でした(笑)
歴史は政治を変える為という遺風を地で行く本なのかもしれません。
私は現行の国旗・国歌に疑問は持ってはいるのですが、民族という概念は嘘くさい物ではありますが、人々が帰属先の民族を自称したり他称している限りは、少なくともその人々の間で実在(!)している物と考えています。つまり国旗・国歌は民族を造り出すのになお有効であるとは、森安氏もどういう趣旨でか序文中で認めてしまっていることですが・・・
「民族」は社会の構成員の中に信じている人が多いと、宗教や呪術と同様に「実在」してしまうということなので、そこら辺を押さえておくと本章のソグド人という概念の虚実なども理解しやすいかなと思います。

民族なんて無かった→ソグド人は実在しない→ソグド人は史料の上に実在する→民族は我々にとっては実在する

さて、本章を読み進めたいと思いますが、ソグド人については素人同然なので色々教えて頂けると嬉しいです。

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[96]序章について投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2007年02月25日 (日) 00時31分
取り急ぎ序章に目を通してみました。森安孝夫さんという人の文章を読むのは初めてですが、なるほど政治的ともいえますね。
僕が連想するのは、『日本の歴史00 「日本」とは何か』(講談社)とか、『中国の歴史12 日本にとって中国とは何か』(講談社)とかで、やはり歴史は政治と無縁でないことを実感させる文章に出会えることです。やはり一家言持ってる人は、持論が文面に出てしまうんだなあ、と。しかし今回は、網野善彦氏なみの過激な説得力を持つ通史の中の「政治的」一文とは思えませんでしたけど。
西欧中心主義や中華中心主義の議論、あるいは「民族」や国民国家の議論も、それほど目新しいものとは思いませんでしたし。ただ「民族」の定義が曖昧なものであり、民族を血統や人種や言語で捉えると誤解を生むということを、一般向けに強調すること自体はそう悪くないと思いました。
森安氏も概念上の「民族」を否定しているわけではないと思います。ただ民族意識が強固に確立するのは、国民国家成立以降(近現代以降)であって、前近代の人々には民族意識や国家帰属意識は希薄だったという、歴史屋にとってはほとんど常識に類することを大上段から振りかぶってみせたのだと思います。ただ論の展開というか、提示の仕方は今イチこなれてない気がしましたけども。

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[98]胡僧投稿者:方壺島主
投稿日:2007年02月28日 (水) 22時22分
ソグド人と言えば、元代に両名の景教胡僧が大都を発し、一名はフランスに達し英国王に謁見した、という話がありますのう。景教碑の撰者・景浄も、『貞元新訂釈教目録』によれば胡語に通じたと言いますから、ソグド人だったのかも。幻の文明ではありますが、往時は東西文明の精華だったんですかいのう。何か面白いネタを発見されたらご教示くらはいまし。

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[105]投稿者:NAGAICHI Naoto
投稿日:2007年03月14日 (水) 02時08分
元代に景教僧がイングランド王に謁見…って、ソースどこなんでしょうか?アンテナに引っかかってこないです。
森安孝夫『興亡の世界史05 シルクロードと唐帝国』は、唐代のソグド・突厥・ウイグルを見るには、至極おもしろい本でした。一般向けのものとしては、そういう方面ではかなり詳しいですし、何より新しい研究を反映してます。いろいろ毀誉褒貶がありますが、唐代に興味ある向きには、買いであるとまとめておきます。

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[111]新潮選書投稿者:方壺島主
投稿日:2007年03月28日 (水) 23時13分
自分が読んだのは、那谷敏郎『十三世紀の西方見聞録』新潮社/1993年発行/ISBN4-10-600411-0です。新潮選書だし、内容もまじめなものでしたよ。原史料の発見と訳書の出版などについての経過は、この本のあとがきに記されています。
絶版本だと思いました。自分は楽天かどこかで落札した記憶が。

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[130]投稿者:
投稿日:2007年05月12日 (土) 04時27分
興亡の世界史の大日本帝国は朝鮮人の生姜が書くみたいです
思いっきり悪く書くんでしょうね



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