投稿日:2008年08月26日 (火) 09時19分
|
北京五輪こそ一応終わりましたが古森氏は本の中で五輪を犠牲にしても 台湾独立を阻むであろうし、媚中外交は日本の国益にならないという 極めて厳しい主張がなされています そのせいだけでもありませんが日本選手のメダル獲得にも 素直に喜べませんでした |
----------------------------------------------
|
[239]投稿者:NAGAICHI Naoto
|
投稿日:2008年08月26日 (火) 10時17分 |
|
本の紹介どうも。以下、管理人の個人的意見など開陳。 両岸関係については、馬英九氏の国民党政権が成立してしまいましたので、そういう意味では楽観してます。もちろんここ4年くらいのスパンでしか言えませんが、両岸の緊張は緩和に向かうでしょう。ただ、台湾の住民の台湾人意識は一昔前より強まっていますから、もっと長いスパンではどうなるかは分かりませんが。 いつの間にか中国は日本の最大の貿易相手国になってますし、経済関係がより密接になっている以上、政治の対中接近もある意味で理の当然なんですね。それにしても餃子事件の情報隠しはひどいものでしたが。しかし「媚中外交」は、「媚米外交」の表面に貼りついた澱のようなものですよ。アメリカの対中接近がなければ、日本の対中接近もないといいますか、あいかわらず長いものに巻かれろといいますか…。 中国の暴発については、いまの共産党政権が安定しているあいだに限れば、僕はあまり心配していません。いまの中国の政権中枢はアメリカと戦う力が自国にないことをよく知っています。中国が分裂したり、民主化したときのほうが、むしろ心配です。過激な世論や冒険主義が台頭しないとも限らず、情勢が読みにくくなりますから。 分析はこのへんまでですが、誤解なきように追記しますと、僕は多少のリスクを引き受けても、中国の民主化と自由化を望む立場です。ただし多量の流血が起こらないように、なるべくのライトランディングも望んでいます。非常に都合のいいことを言ってるのは、承知の上で書いておりますが。 |
|