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[14]もどってまいりました 投稿者:飛覇帥

投稿日:2006年10月07日 (土) 18時44分

お久しぶりです。
マルチポストになり、失礼いたします。

1年ほどゲーム世界に取り込まれて彷徨っておりましたが、このたび、復活するめどが立ちました^^
貞観政要の更新を再開いたしました。

また、遊びに来てくださいね^^

[13]重い のみ 投稿者:生半可

投稿日:2006年10月07日 (土) 11時02分

重耳 の耳が古代でも 何のみという使い方があったとすれば、
重という漢字は木主がその本来の意味だと言う説から考えると
平勢説のように晋の公室を貶めて後から耳がつけらたのかもしれない。
周王が晋重と呼んでいる記載を見た。同じときの他の諸侯で二字名前で呼ばれた人もいるのになぜか 晋重と耳がついていなかった。

左伝の重耳の記事は 二十五年待って迎えに来なければ再婚しろとか 流亡中の逸話も重臣の解説で喜んだり彼の主体的な話が無い。斉の公女に惹かれ帰国を拒否していたのを酒で酔いつぶされ無理やり帰国の途につかされたり 廃墟に上って晋の軍は整い意気盛んだなどと評論家のようだ。楚に勝ったのも重臣の奇策である。
木主 お飾りなんだよ という意味が隠されているようだ。

[12]へえ〜 投稿者:NAGAICHI Naoto

投稿日:2006年10月02日 (月) 07時47分

伝写ミスは史料につきものとはいえ、「七萬」→「七十萬」説ですか。
そこに二重の勘違いが含まれてるというのが面白いです。

『旧五代史』梁書の王檀伝の「郡淮戎と接し」うんぬんですが、王檀が密州の城を修築したときの話で、密州は今の山東省諸城…あれ?ちょっと地理的にも変?ホントに謎だ。
彔伯は、西周中期(白川説では昭王の時代)の人で、淮戎を討伐した人ってことでよいんですね。
殷民七族〜陶氏、施氏、繁氏、樹氏、樊氏、飢氏、終葵氏。なんか職人集団みたいですけど。
「百萬」もやっぱり戦国時代ですか。

[11]忘れてましたが 投稿者:巫俊(ふしゅん)

投稿日:2006年09月30日 (土) 11時36分

彔の音はロクです。
百萬は左伝や孟子にも出てこない様子です。
出てくるのは戦国策や戦国縦横家書、竹書紀年、墨子、晏子春秋などで、やはりそれだけの数を表現する必要があって初めて百萬と表記されているみたいです。
無限大の数というだけなら兆でも億でもいいでしょうから。

[10]彔伯 投稿者:巫俊(ふしゅん)

投稿日:2006年09月30日 (土) 02時37分

彔伯は淮戎を討伐して功績を挙げた人です。
淮戎は金文だけに出てくる言葉で(でも『旧五代史』梁書の王檀伝に引っかかった。郡淮戎と接し・・・???)
始皇帝の以前まで淮水流域に割拠していた民族・淮夷の別名だとされていまして、
淮戎を討伐した彔伯は、白川静氏の論文によると紂王の王子禄父の後裔だと推定されているんです。

すなわち
殷の余裔であること
貴種であること
異民族統治に関わっていること
西周軍の司令官で功績は上位

というようなコーエー基準で行けば美形顔グラがもれなく付いてくるような「有能な司令官」なんです。
本当の実態は分かりませんけれども、彔伯が爵位で名前がシュウ(冬+戈)です。
名前まで日本人好みのいい名前なんですね(笑)

あとついでに左伝には、魯公に与えられた殷民七族のひとつとして終葵氏という族類が見えます。
ひょっとしたら関係があるかもと思ってます。

[9]サソリ座の女 投稿者:巫俊(ふしゅん)

投稿日:2006年09月30日 (土) 02時08分

甲骨文字の萬はサソリの象形文字なんですよね。
どうしてサソリと書いて数字の萬なのか不思議大爆裂です。

人の心は不思議♪自分でも分からない♪

通用字の「万」には夏殷時代以前に中国に生息していたサソリのしっぽが隠されているのです。
それとも乾燥したサソリか何かかが流沙の向こうから流れてくるのでしょうか。
甲骨文字では殷のひとつの戦役における最大投入兵力が三萬ですから、史記の牧野の戦いにおける紂王の七十萬は一桁とんじゃってますね。

私見ですが、まずこの恐るべき前提を覚えてください。
甲骨文の七はこんな形→ ┼
甲骨文の十はこんな形→ │
分かります?

史記の参考にした史料にもともと「七萬」とあった

「十萬」と読み間違えた

誰かが誤りに気付いた

七(十)万という意味で「七十萬」と竹簡になぐり書いてしまった

司馬遷は七十萬という記述を見つけて興奮し、史記のハイライトに挿入してしまった

案外、これくらいで通るかもしれません。あんまり証拠はないですけど。
中国の数字の世界は奥が広いみたいですよ。

>検索

うどんすきと菊菜は確かに検索した覚えがあります(笑)
寒くなってきたのでつくろうと思ったんですけど、酒とみりんの匙加減が分からなくて。
他はよく分かんないんですよね。何で名前になってるのか(笑)

[8]萬子、ツモりたい(違; 投稿者:NAGAICHI Naoto

投稿日:2006年09月30日 (土) 00時58分

>佐藤さま
お久しぶりです。
リンク修正しました。

>生半可さま
『史記』では、すでに殷の紂王が率いた軍は「七十萬」とされてますよね。実際に当時そんなにいたのかどうかは別問題として、どういうふうにその数字が伝わったのか経緯は気になりますね。

>巫俊さま
何を検索してるんですか?とツッコむのが礼儀でしょうか。(笑)

「十萬」は戦国時代まで遡れるということですか。それ以前は分からない、と?「百萬」は?

彔伯…誰だっけ?
金文分からな〜いデス。

[7]それから 投稿者:巫俊(ふしゅん)

投稿日:2006年09月30日 (土) 00時35分

最近私のお気に入りの『呂氏春秋』の有始覧を見てるとこんなの発見。

(南極から北極までの距離は)五億有九萬七千里。
59万という意味だと思われます。
何億何万という数え方は知識としては廃れてない様子。

[6]こんばんは 投稿者:巫俊(ふしゅん)

投稿日:2006年09月30日 (土) 00時20分

最近、掲示板に投稿する際に最初にクリックして「巫俊(ふしゅん)」という文字列を呼び出すところの「名前の欄のクッキー」が変なんです。

うどんすき
菊菜
教えてください
秋の空
諦めたくない
拝見
明白
巫祝(ふしゅく)の俊
巫俊(ふしゅん)

と九つの通り名が出てくる(汗)
グーグルの検索窓で検索したワードが「名前」のところのクッキーに記憶されてるのかな。

・・・枕流亭総合掲示板を何でも相談室みたいな使い方してすいません。
でもファンシーなデザインの掲示板なので、思わずこんなこと口走ってしまいます。

>億万

左伝と孟子が(成立時期がはっきりしてる)文献上の「十萬」使用最古例じゃないでしょうか。
論語には十萬がないし、易経にも十萬がない。

でも左伝以前に十萬という数え方が無かったという証拠にはならないし、
(歴史書ではない論語や易経に「十萬」というような細かい数字は必要ないんでしょうね。出てこない理由は)
十進法の謎を解き明かすとすると、出土文字史料に期待するしかない感じです。
甲骨文には「十萬」も「百萬」も見当たらないようですが、億や兆のことは忘れちゃいました。

>漢字

では西周時代の軍師的存在の彔伯は漢字表記できるかな?

[5]桁上がり 投稿者:生半可

投稿日:2006年09月29日 (金) 11時19分

よく天子は兆民 諸侯は億民と
 一 十 百 千 万 億 兆と 十進法で大昔は数えていたと。
いつごろから 十万 百万の使用が始まったのでしょうか。




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