ミーンミンミンミンミンミンミーーーーン 「もう、蝉が鳴く季節か....」 俺は神埼諒、宝石屋で働く極普通の19歳だ。 高校の時は友達とカラオケやボーリングなど 色々な事をしていて友達付き合いがいい方であった だが最近は仕事仕事でろくに友達と関わっていない。 ところが俺は急遽旅行に行く事になった。 ある一本の電話のせいで.....
〜始まりの電話〜 「もしもし?佳奈...だよ?覚えてる?」 「か.....佳奈?お..覚えてるよ!」 俺は一瞬戸惑った。 理由は佳奈から電話が掛かってきたからだ。 佳奈は俺の高校の時の友達で俺は佳奈の事が大好きだった。 でもその大好きな佳奈から電話が掛かってきたのだ 「良かったー、覚えててくれたんだ!」 「当たり前だろ、卒業してからそんなにたってねぇぞ?」 「あはは、そうだねー、あのさ7日後諒の20の誕生日じゃん?」 「うん?あ!本当だ」 全然頭になかった でも佳奈が俺の誕生日を覚えててくれた事がなにより嬉しかった 「だからさ、旅行行こ!!」 「???????りょ、旅行!!??」 今のは聞き間違えか?? そうだよな佳奈が俺と旅行なんて.... 「うん!旅行!!私と二人じゃ嫌..?」 「いや、そ、そうゆう事じゃなくて!てか二人!!??」 てか二人はさすがに恥ずかしすぎるだろ!! 「うん!あ...二人は嫌だよね....ごめんね....」 待てよ...今チャンスを逃したら..... 「行く!佳奈と二人で旅行行く!!」 「やった!じゃあ7日後に霧咲き公園に来てね!バイバイ」 プチッツーツーツー 俺が佳奈と二人きりで旅行..... 絶対佳奈と付き合ってやる!!!
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