レスピーギ「リュートのための古い歌と舞曲」のカウォティム第2回定期演奏会の録音を聴いた。 当時のいろいろの事情があっただろう事は想像できるが、ざっと聴いただけでも許せないところがいくつかあった。 譜面の読み間違い? ♭を落としている? 繰り返しでもそうだったから単なるミスではなさそうだ。 スラーの有無にも疑問が。演奏技術上の問題なのだろうか。メロディーに違和感が残る。 スケール感は仕方がないとしても、オーケストラ版はやはり表情が細やかだ。よく指揮をしている。リコーダーでも少しはできるはずだと思うが……。 それにしてもこれの選曲にした意味が分からない。もう一度、ちゃんと演奏したいから? もうすでにある程度立派に演奏できているではないか。この曲が好きだから?
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