ほその司法書士事務所無料法律・登記相談(掲示板)

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裁判官と書記官を訴えたい
旭鈴木
よろしくお願いします。
過去に自分で民事裁判を起こした際の事なのですが、どうも裁判所の対応には疑問を抱かずにはいられませんでした。

内容としては損害賠償請求事件(被告が僕に携帯を盗まれたと警察にウソの通報をした事、被告側が僕の自宅に無断で侵入した事による慰謝料請求)で、僕が原告で被告はガス会社(2名)ですが、被告側は証拠物や答弁書などは提出していないので趣旨が不明でした。
初回の裁判での被告側の言い分は、「うちはお前の親父にガス代とお前が盗んだ携帯電話代は弁償して貰ってるんだぞ!」と何度も繰り返すので、原告である僕の言い分は「今回は携帯弁償とかそういう訴訟ではない、それとうちの親は弁償したとは言っていなかったと言っている、証人として呼んでもい良いと考える」と発言しました。
被告人は「知らないじゃない!調べれば分かるんだぞ!ウソをついてることになるんだぞ!」と繰り返し、これで1回目は終了。

裁判提起が1月で1回目の口頭弁論が3月で次回期日が5月なので、書記官が異動になりましたが、この書記官の対応がかなり酷かったのです。まず4月に立証趣旨等を記載した書類についてこれで良いかという事を確認しに裁判所に向かった所、「お前、費用不足してるからな、今費用納めろ!それまでこの書類は預かっとく!売店に行け!」と言い、書類を押収されました。(最終的に書類は返還されませんでした)

2回目の口頭弁論は5月でしたが、僕が裁判に遅刻してしまったので法廷に入ったところ、書記官と裁判官が「何やってる!原告の癖に遅刻するな!退室!」と怒鳴られ退室を求められました。

3回目の口頭弁論が6月に開催という予定でしたが、期日前に「期日延期」という書面が届きました。
その為後日、裁判所に出向いて確認した所、書記官に「延期は裁判官の都合だ!進行役の裁判官は何しようが勝手だ!お前に理由まで告げる必要性はない!」といい、書面送付などで余計な費用が発生したため「お前、費用をとっと納めろ!」「しかもこの前遅刻してたし!まずそんな奴が裁判やると裁判官だけでなく被告人さんも迷惑してるんじゃないのか?被告人さんにも費用も発生してるんだぞ?」と言うので僕としてもちょっと頭に来たので「他の書記官はそんな対応しなかったのに。勝手に休んで説明する義務ないって何?」「それとこの前の書類返してもらいたいんだけど」と言った所、書記官に「お前!ちょっとこっち来い!」と別室に案内されました。

その後もう1人の職員が来て書記官は「お前!以前から何言ってるんだ?」「お前この前途中で帰ったよな!何で帰った!こっちは残業したんだぞ!」と言うので僕は「残業はそちらの一方的行為であってこちらに責任転換されても…」と言った所、この2人は「は?お前何言ってるんだ?」「何こいつ、さっぱし意味わからねえ!ははは!」「駄目だこいつ!無理だ!それ以前の問題!」「お前がこの前この書類提出するって自分で言ってただろうが!裁判所は被告にはコピーして送ったりするけど原告にはコピーして渡したりなんかしないんだよ!問題あるなら最初から出すな!」と完全に馬鹿にされました。

この時点で既に裁判をやる意欲もかなり失せてしまい、裁判所に出頭するのも嫌になってきたのですが、3回目(最終弁論)の口頭弁論で、原告側である僕は「今回の訴訟はそういう請求ではないし、弁償したかは知らない」と1回目と同じ回答しましたが被告側もまたしても「知らないじゃない!調べれば分かるんだぞ!ウソをついてることになるんだぞ!」の一点張りに加え、「お前がうちの社員(証人)の胸倉つかんで衣服破いたな!これもお前の親父が弁償した証拠あるぞ!」という主張でした。
被告人質問で原告である僕が被告人に「被告側は弁償したとばかり言って携帯も契約書も領収書も提出してもいないが、証拠も出さずに弁償したとか、答弁書も出さないというのはどういう事か?」「今回の訴訟は原告である私と被告である会社の訴訟であって私の親は関係ないが理解出来ているか?」と質問をした所、裁判官に「被告側にそういう質問はするな!」と阻止されました。
僕は「ならばその証拠を提出するように」と申出した所、被告側は「そんなものここで出す必要性はない!」の一点張り。しかも裁判官まで「出す必要はない!」と復唱する始末でした。

その為、次はもう1人の被告側(証人)に質問しようとした所、裁判官が「証人への質問は前回終えた!」と言い、拒否されました。
裁判官は最後に「原告、お前は何で費用納めないんだ?」というので「納めなきゃないのは分かっているが延期されてさらに費用負担をすると言うのは…」と言った所、裁判官は「分かっているじゃねえ!早く納めろ!訴訟が進行しねえぞ!」と言ったのです。

閉廷後に書記官は「お前のような奴には裁判やる資格ない、費用今すぐ納めろ!お前、途中で帰るんじゃねえぞ!売店に行ったか監視しとくからな!」と言われましたが「今は手元にお金が無い」と伝え「は!お前費用も無いくせに裁判やったのか!何考えてるんだ!」と言われましたが黙って自宅に帰りました。

まず全体的な印象として、答弁書や携帯電話の契約書や領収書などを提出しない時点で被告人が携帯を弁償させたとウソをついているのでは?という疑問と書記官や裁判官までもが全体的に被告側を擁護をしているとしか思えなかったのです。
しかも裁判所の対応もかなり酷かったという印象です。裁判官も勝手に休んでおきながら理由も告けずその責任(費用負担)までを僕に負わせる、書記官は暴言や書類を勝手に処理したりとかなり不満の残る裁判となりました。

ちなみに僕は現在までも判決書面すら受取ってませんが恐らく敗訴だとは思うのですが、どうしてもこの裁判には納得いかず新たに裁判を提起したいと考えています。
この当時の裁判官も現在は退官しており、書記官も異動しているので今となっては前述のような不当な扱いはないとは考えますが、僕としては再度、このウソの通報をした被告のガス会社と当時の裁判官と書記官を訴えたいと考えています。
(結果的に被告側は僕の親に携帯電話や衣服も領収書や契約書があるとか弁償させたという主張しておきながら、いずれも提出していないので被告側の主張自体がウソであると感じた為)

長文となりましたが、実はこれでも若干省略している部分があるのですが、内容としては損害賠償請求(慰謝料)ということになりますが、法的に可能でしょうか?
[304] 2014年03月03日 (月) 10時14分
Pass

回答者の皆様:



ほその司法書士事務所
旭鈴木さん 初めまして司法書士のほそのです。

さて、ご質問の件…
端的に申し上げると、裁判官や書記官を訴えるのは
非常に難しいことであると思います。

尚、相手方に対し一定の権利を主張し、これを実現させるには
法律で定められた要件事実、つまり主張する権利が
正当であると評価されるための条件をもれなく満たしておく必要があります。
例えば、損害賠償を請求する場合は、相手方の不法な行為によって
具体的にどのような内容、程度の損害が生じたのか、そして
相手方の不法な行為とこれにより生じたとする損害との因果関係などを
旭鈴木さんご自身が、然るべき証拠を示して
主張、立証していく必要があります。

ですから、単に、相手方の言動が
目に余るもので、非常に不愉快に感じたとしても
これにより、具体的な損害が生じたとまでいえない場合は
相手方に損害賠償を請求することはできません。

要件事実…、つまり、六法全書に記載された条文ですね。
これを十分に精査して、その条文に沿った訴状を作成しないと
訴えたはいいが、その後が続かない…
そして、訴え却下、或いは、棄却の運命をたどります。

不法行為に基づく損害賠償請求における
立証責任は、旭鈴木さんにあるわけです。
これを相手方に転嫁することはできません。
この点を十分に留意して、今一度、冷静に本件を観察してみて下さい。

要件事実が、一つでも欠けていると、訴訟は提起できません。

また、ご質問の趣旨からだけでは、本件の詳細を
把握することはできませんので、断定的なアドバイスは控えますが
法律で、原告側が予め予納すべき費用と規定されたものであるのならば
これは、裁判官や書記官の指示を待つまでもなく
予め納めておく必要があるでしょう…
「今お金がない。」ということは理由にはなりません。

まとめ
被告が旭鈴木さんに携帯を盗まれたと警察にウソの通報をした事
被告側が旭鈴木さんの自宅に無断で侵入した事により
旭鈴木さんにいかなる損害が生じたのか
そして、その損害が間違いなく
上記各事実により生じたものであるのかという点を
再度、理性的に精査して下さい。

裁判官や書記官を訴える場合も然りです。
訴えの利益を欠く場合は
訴状が受理されることさえありません。

最後に、裁判手続においては、専門的な知識や
経験則が必要となる場合が少なからずあります。
ですから、できれば、弁護士さんや司法書士さんから事前に
然るべきアドバイスをもらった後で
裁判手続を進めていく方が良いと思います。



[305] 2014年03月20日 (木) 07時27分
Pass



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