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タイトル:月が綺麗ですね 恋愛

超初心者が書いたお話です。

Minami 2023年12月13日 (水) 15時17分(153)
 
題名:優等生

私・三浦 優奈は、自分で言うのもなんだけど、優等生。
勉強しかしなくて、恋愛に興味がないような人。

「あっ、ゆうちゃん!おはよっ!今日も可愛いね?ス桙チ!」
幼馴染の二歌ちゃんは、いつもこう。イヤなんだよね。
「やめてくれない?イヤなんだけど」
「え?ス桙チ?恥ずかしがってる?ス桙チ!めっちゃかわいい?ス桙チ!」
恥ずかしいわけじゃない。イヤなの。こいつ、可愛くないくせに、とか思われるのが。
「あれ?ス桙チ?どした?おへそ、まげちゃいましたかぁ?ス桙チ?」
二歌ちゃんのこと、すごいムカつくなって最近思うの。
「ゆうちゃん、彼氏つくればいいのに。もったいないよぉ」
「二歌ー。三浦さん、恋愛に興味ないってー。自分で言ってんじゃん。それに、勉強さえあればいいって感じだしー。」
やっぱりそうだよね。
私だって、本当は彼氏、ほしい。
みんなとの話題についていきたい。
「あはっ!そうだよね?ス桙チ!ゆうちゃん、恋愛に興味ないか?ス桙チ!咲希ちゃん、わざわざごめんね?ス桙チ?」
「いいよいいよー。二歌、天然だもんねー。」
「そっ!天然だからぁ、仕方ないよねぇ?ス桙チ?ゆうちゃんもぉ、ごめんねぇ?ス桙チ?」
こういうとこだって。こういう所が、イヤなの。

Minami 2023年12月13日 (水) 15時29分(154)
題名:優等生が恋愛する方法って?

二歌ちゃんは、いいよね。
天然で、いかにも『恋愛できますっ!』って感じ。
「あーっ!ゆうちゃん可哀想かもぉー。ごめーんっ!」
「えーっ!二歌、優しいんだけどっ!だって、三浦さんを庇ってるもんっ!」
これで優しいんだ。
私には、嫌味にしか聞こえない。
「咲希、二歌、優奈ちゃん、おはよう。咲希の声、うるさいよ?階段の方まで響いてた。」
「えっ!まじで?ありがとっ、自分では全然気づかないからさー」
「あはは。そうと思ったよ。次から気をつけなよー」
仁奈ちゃんは、私のことも名前で呼んでくれる。みんなの人気者で、良い子なの。
「にーなーちゃーん!二歌、大丈夫だった?二歌も結構全力の大声出しちゃっててさーぁ」
まーた始まった。どうせ、天然だねーって言ってほしいんでしょー?
「二歌ちゃんの声はそんな聞こえなかったよ!大丈夫!てかさ、優奈ちゃんが1番静かだったよ。」
私、そんな喋ってないし。
「ふーん。ま、いいや。咲希ちゃん、いこ。」
あーあ。仁奈ちゃん、やっちゃったね。
「あっ。ねね、優奈ちゃんの好きな子、分かっちゃったかも。」
へっ!?なんで知ってるのっ!?
「えっと、えっと」
「ふふっ。優奈ちゃんって、可愛いのに勉強もできて羨ましいな。私にも教えてっ!」
優等生って言い方以外、初めてされた!
「いいよっ!」
「やったーっ!優奈って呼ぶねーっ!」
「うんっ!」
「優奈ちゃん、もっと明るくなれば、絶対恋愛できるよっ!」

Minami 2023年12月17日 (日) 18時18分(155)


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