[20] 始まりのようなもの。 |
- ラスティto管理人 - 2007年05月22日 (火) 23時34分
主催権。
イベントは、何かしらの競争要素があったほうが盛り上がる。
盛り上がれば自然と桜ノ宮学園も活性化する。
活性化すれば生徒たちのテンションも上がる。
テンションが上がれば、色々とフラグも立つ。
光「何をぶつぶつ言ってるんですか、鶯さん?」 鶯「いや、少しばかりフラグを立てる為の考えを纏めていたのだよ。」 光「フラグ? ……もしかして?」 鶯「体育祭・文化祭・臨海学校。これらは、愛を求める若者達が大胆になれる機会。」 光「……。」 鶯「これらのイベントで、多くのカップルが生まれる。」 光「止めてください、人の恋路を踏みにじるのは。」 鶯「何故?私は、後押しをしてあげようと思っているのに。」 光「正しくは、突き落とされた人間の反応を楽しみにしてるのよね……?」 鶯「何を言うんだい。純粋に助けてあげたいのに。」 光「ふぅ。この間のような泥沼の死闘の引き金を引きたいの?」 鶯「この間とは?」 光「……体育祭の主催権の口論以上のもの。」 鶯「それと、人の恋路が何の関係が?」 光「分かってて言ってるの?ルティアさんも蒼月さんも晴美さんも、紅夜さんの事が好きみたいなのよ。」 鶯「知っているよ。3人とも紅夜君の事になると、すぐムキになる事は。」 光「……まさか。」 鶯「だから面白いんじゃないかw」 光「そんな事は、さーせーまーせーんー!」 鶯「ふふふ。」 光「全く、鶯ってば……」 鶯「一人の鈍感男をめぐって熾烈な女のバトル!ああ…ドラマね。」 光「……テレビの昼メロなら誰かが殺されるお話ね。」
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