やはりまずはなんと言ってもハーレム増員。
現在のバランスからすれば。
@ミュラー王国の王女
和睦成立で新国王のエリックに送られた姫君で、イリーシャ・ギネヴァと同等の正室待遇。
年齢的にエリックと近く、あるいは同年か少し上。
性格的には勝気で、年上組を馬鹿にする傾向もあり。
またそれ故に故国で持て余され、いわば「捨て姫」として送られた面も。
そのため故国を滅ぼす事にも遠慮や躊躇がなく、むしろ暗に陽にエリックを煽動する。
(いわばより確信的な「元祖アンサンドラ」。)
Aラルフィント王国(山麓朝)の王女
オルディーンの曾孫に当たり、山麓朝内部の政変に絡んでバルザック経由で南方に亡命。
(曾祖母は不明だが、どことなくオルフェっぽい感じ。)
年令はエリックと同じくらいか少し下。
性格的にはかなり大人しく引っ込み思案で、年上組の保護者願望をくすぐる感じ。
ただしそれでいて政治的に侮れず、意外と最後に(ガルシャール以来の悲願である)バルザックを落とすキーになったりして。
Bエリックの兄嫁
当然に戦死したエリックの兄の妻で、年は二十代。
(あるいは年上妻で、その後半くらいでも。)
死んだ亡夫との間に生まれたばかりの男児がいたが、敢えて自らエリックをシャニュイ家の後継に推す。
実は嫁入りした時から、夫以上にエリックを「気に入って」おり、「息子の将来のため」を口実に、その側室の一人になる。
当然にルグランジュは「夫の仇」となるわけだが、実は意外と関係があり、ルグランジュの亡夫が、彼女の兄だとかしても面白い。