【広告】Amazonから始まったふるさと納税最短翌日おどけでもあり

情報処理課分室 のぞき見 D.M.B.

ここは、DEEP METAL BATTLE を、一部の登場人物がのぞき見しているページです。
これもとりあえず作品の一つとして見てください。ネタバレありです。

そのほか、疑問感想などございましたら、ぜひぜひ書き込んでください。お待ちしてます!

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歌帖楓月 返信
D.M.B.37話 覗き見D.M.B.

ガイガー管理官(男 25歳):
 いらっしゃいませお久しぶりでーす。
 1年ぶりくらいじゃないかな?
 お待たせしました37話ですよー。
 18禁なので、ジェニファー君とブルックリン君はお休みでーす。
 さてさて、今回はね、僕、愛する奥さんのユリちゃんと一緒だったので、ゼルク君のことリアルタイムで見てなかったのよね。
 なので、メタですが、掲載後に読みました。……本当、メタ発言ごめんね、お話していきたいと思いまーす。
 最初っから順を追ってお話していきますねー。

 はい。
 アサイチで仲いいねえ。二人が数日でこんな仲良くなるなんて。まあ色々あったからねえ、ユリちゃんがゼルク君を仮想現実で焼却したりだとか色々ねえ……。ゼルク君が命がけで護って愛した結果がこれ、ってことで、ご了承ください。
 お風呂入っていちゃいちゃしてるしね。ゼルク君の、なんだこれホントにえっちな目的でなく体洗ってるんだよね(途中まで)。それでロイエルちゃんはかなりトロトロになってます。えっちな目的で洗い始めたのは、お手手でじかに洗い始めたときから。っはー、本当、僕これ視聴したかった。んで、ロイエルちゃんがおねだりしてえっちしたわけですが。ゼルク君我慢強いから途中で切り上げましたね。どうしたってロイエルちゃんの体力とか経験が少ないから、ゼルク君側主体でいったらロイエルちゃん死んじゃう。ロイエルちゃんに合わせてえっちしてるわけですね。あと、時間がないの! 今日は当局にいくから、時間がない! 僕、残念!
 はー、リアルタイムで視聴したかった。

 朝ごはんはゼルク君が作ってるね。時間がないからあんな感じのメニューです。ロイエルちゃんは、まあなんとか、「なんとか」、自分で立って歩けていたみたいだけど、ゼルク君がうっかり抱きしめちゃったら、ふむ、ロイエルちゃんはお風呂の件を思い出しちゃったんだね。体から力が抜けましたー。いやーこの状態でユリちゃん来てたら、あれです、ゼルク君はこぶしでぶん殴られます。ユリちゃんは「十代の女の子に性交渉してはいけないと思うの!」派なので、とりあえずぶん殴ります。普段は清楚可憐なユリちゃんなんだけど、はぁあ、武闘派なんだよねえ。そのギャップが好きで結婚したの……うん、のろけです。
 おっとっと、話を本題に戻りますねー。こんな状態のロイエルちゃんだと、これから僕たち夫婦に預けるときに、彼女自身が恥ずかしがっていたたまれなくなるだろうってことで、ゼルク君はアインシュタイン君を召喚……アインシュタイン君たら、今のところはゼルク君の呼びかけにすぐ応えてるんだよねえ。本当はそんなでもない人なんだよ? ここんとこ、覚えておいてね。今のアインシュタイン君はかなりレアです。便利屋さんじゃないんだよー。
 アインシュタイン君の術言もなんも必要としない嘘でしょこの人の魔法力どうなってんのっていう「ロイエルちゃんの頭をぽんとたたく」で、ロイエルちゃんの状態回復。よかったねーロイエルちゃん。僕としては、とろけてたロイエルちゃんに会いたかったけど。

 で、ですよ。ロイエルちゃんの「頑丈になりたいの」発言。やめてぇえええぇええ!!! やめて!! いやだゼルク君みたいなロイエルちゃんなんて!!! いや、頑丈な女の子も好きですよ!? でもロイエルちゃんは華奢で可愛いのがいいの!!! やめて!! ってことで、アインシュタイン君もそれは同じ気持ちみたいね。僕たち夫婦とアインシュタイン君の三人がかりであきらめさせました! いい仕事しますね!!! ユリちゃんは、話を思いっきりそらしました……てか、女の子をキレイにするのが好きな人なので、ずーーーっと、「ロイエルちゃんの髪の毛あみあみしたい」って思っていたみたい。実行しましたねー。編み込みロイエルちゃんの出来上がり! いや、てきとうに髪の毛切ってたロイエルちゃんもそりゃあ可愛いけどね! 編み込み! かんわいぃいぃ! ユリちゃんすっごい! んで、帰ってきたゼルク君とユリちゃんとの冷たい戦い。こわいね。底知れぬ笑顔で会話。こっわいねえ。状況を変えたのはロイエルちゃん、自分の気持ちでゼルク君のところに行きました。ユリちゃんは、ロイエルちゃんが「自分の意思で」ゼルク君のところに行ったものだから、ぶん殴るのをやめてくれました。よかったぁ。

 さて、ロイエルちゃんの髪型を整えようってことで、ユリちゃんとか僕たち行きつけの美容室に行きますー。道中楽しいのなんのって、通りすがる人全員ロイエルちゃんのカワイさに刮目! 中には見とれすぎて自転車ごとばったんと転んだ人とか、街路樹に頭ゴツンの人もいたのがちょっと気の毒。
 レミちゃん。可愛いんだよねえレミちゃん。腕相撲では僅差で僕が勝ちます。でも、美の魔術師レミちゃん。ロイエルちゃんをめっちゃくちゃキレイに、もっともっとキレイにしてくれます。そして当然かわいい。レミちゃん、最後まで、「レミの可愛いアルバム」に、ロイエルちゃんの写真を撮って収蔵できなかったのが残念そうだったの。ごめんねレミちゃん。

 えっと、場面変わってゼルク君か。当局最上階謁見室ですね。ここのやりとりはねえ。わかんないの僕たち情報処理課でも。保管課は皆殺し君が「保管」だけできるとかできないとかできないとか? 視聴はできないのね。だから、統合参謀総長とゼルク君の会話は謎です。そして謁見室を出たゼルク君、なんか考えてるねえ。寿命が短いのは本当だよ。そのうち死ぬんだろうなあ。このままだと。でもね、この仕事は、ゼルク君がしたくて選んだものだから、僕たち何にも言えないの。
 そんなこんな考えて当局を出ると、研究員君来たぁあああぁ。てか、待ってたんだねこれは。以後、研究院のアレな世界紹介です。ディープメタルの研究「さえ」できればいいので、倫理観とかありません。やりたい放題し放題。不快になったあなたは正常だよ。エミリちゃん、お約束は守らないとダメなんだよ。お外はそんな甘ったるい場所じゃないんだよ。ゼルク君、領主の館できつめに「外出禁止」って言ってたんだけど。これを無視しちゃったんだものなあ。

 ますますキレイにカワイくなったロイエルちゃんを連れた僕ら夫婦は、都立第三公園のカフェにてケーキとお茶飲んでますー! ロイエルちゃんて、今まで「作るのと味見はするけど、ちゃんと食べたことなかった」ので、反応がひとつひとつピュアでかんわいい。甘いもの大好きなんだよ? 大きな目がもっと見開かれて「……おいしい、」って感動するの。かわいい。もうおうちに持って帰りたい。ゼルク君から殺されるけどね。
 そんなところにゼルク君とアインシュタイン君がやってきます。直前に、なにやらなにやらな会話。このすっごい魔法使いさんはね、見た目僕らと同年代なんだけど、実際何歳なんだか人かどうかもわからないという、こわい存在なんです。今のところは僕たち「友達認定」された人には優しい……けどね。
 ところで、どうして二人とも僕のお勧め「梨のコンポートケーキ」を食べてくれないの!? おいっしいのに!! 季節のお勧めケーキですよ?! なによアイスコーヒーとフレッシュグレープフルーツジュースって!!
 僕ね、ロイエルちゃんが「にがい」って顔して、「苦い、」っていうの楽しみにしてたのね。うん怒られました。他意はないよ!? 僕は純粋無垢な人ですからね?
 さらに僕は怒られました。おかしいなあ!? 僕、ゼルク君とロイエルちゃんを一緒に暮らさせるつもりだったんだよ?! うん、ロイエルちゃんの思考回路を見誤ってた! 結果みんなに怒られました! ゼルク君はロイエルちゃんをつれて帰っちゃいました! はいはい二人だけで話し合って甘々になりました! よかったね! ロイエルちゃんに「愛してる」って言ってもらえて! うう、結果よければすべてよしだよね!? 僕よくやった! 自分で自分を褒めるしかない!
 ゼルク君のお母さんが近々登場です! 彼を育てた人なので大丈夫! ほんと大丈夫! 僕はゼルクくんちの子になりたかった!

 不穏なアインシュタイン君。いったい何を考えてるのかよくわからないねえ。アインシュタイン君の行動は、この人、軍の幹部じゃないから情報処理課では把握できないの。てか、魔法の力がもう話にならないほど違うから、誰にもわからないーです。

 はぁい。18禁シーンその2ですー! 「もっと」っておねだりしてるぅうううぅう!!!!! ぃやったぁ!!!!
 夜にたくさん、じゃなくって、お昼にえっちしてます! なっかよしーー!

 そして、頃合いを見て僕がゼルク君に叱られに来ましたよ? やー殴られずに済んだ。よかった。当時は「なんかよくわっかんないけど、ゼルク君機嫌いいぞ。はっはーんさては」って思って不用意な発言して裏拳くらいました。肘鉄は避けましたよ!?
 ゼルク君はこれから休暇に入ります。赤ちゃんできてもいいと思うんだけどなあ。ゼルク君はそのへんまじめだからなあ。ユリちゃんが今の僕の話を聞いたら、僕殴られるどころじゃすまないので内緒にしてね。
 ゼルク君のところにきたのは、うちの優秀すぎる部下さんたちが「アインシュタインさんに気を付けてください!」的なことを僕に報告してくれたからでーす。詳細は守秘義務でーす。あとは、もう直球で「こんなキレイな女の子、ゼルク君が横についてないといろんな悪い虫が寄ってきてアラ大変」だと思ったので、指輪の提案をしました! でも決めるのはゼルク君だからね。でも僕は思いっきりプレゼンしたけどね。でも決めるのはゼルク君。
 僕らが出発した後に、アインシュタイン君登場。ユリちゃんごめんねユリちゃん。怖かったよね。アインシュタイン君は、ゼルク君がのんびりしてたら横からかっさらう計画だった「みたい」。真意は不明。目的は、ごめん守秘義務です!

 さとて、やってきました「雪月花」。ここの双子オーナーは二人とも魔法使いです。宝石大好きが高じてお店を出してます。魔石も守護石もあるよ! だけどオーナー二人が気に入った相手にじゃないと売らないよ! ゼルク君はねえ、二人に気に入られたみたい。ちょっと不思議ちゃんかもしれないけど双子のオーナーは「宝石の言葉が聞こえる」……って、主張してるのね。ゼルク君の瞳の色の宝石が二つ、そして、彼が愛する女の子の瞳の色と同じ宝石がこれもまた二つ、双子のオーナーは、宝石が「こんなことって滅多にないよ! 私たち、この人の物になりたいな!」って声を聞いた……らしい。でも、指輪を作るって決めたのはゼルク君だからね。ちなみに、ベニトアイトもアンデシンも実在する宝石ですよ。

 はい。最後部分ですね。
 夕焼けの首都の風景の中で、ゼルク君がロイエルちゃんに指輪を嵌めてあげます。これねぇ、プロポーズより重いんだよ。重いっていう言い方はまああれだけど。ゼルク君としては、ロイエルちゃんが選択した人生ごと愛するという証。ロイエルちゃんはね、お嫁さんにしてくれるならうれしいな、って思っていたんだと思うんだけど、ゼルク君はそれ以上に愛してるみたいね。ロイエルちゃん泣いちゃった。
 二人の気持ちが通じ合ったのが、この37話ということで、ひとまず今この時点では、めでたしめでたし、です。

 それではまたお会いしましょう!
(622)投稿日:2020年11月03日 (火) 14時36分

歌帖楓月 返信
おはようございます。
こちらを見てくださる方がおいでかどうかは謎ですが。
新年、お年玉代わりの小話?というか設定?プロット?? を載せますね。
(ツイッターにも同じものを載せています。)

少し未来の話になります。
ロイエルが学校に通う時期が、ほんの少しだけある予定です。
その時の話です。

レオ君とロイエルの、途中までは友情、でも男の子だもんね事件
学校の夏期講習だけに参加することになったロイエルは、レオという同年の男の子と仲良くなる。
「友達になろうぜ!」「うん!」二人とも純粋にその気持ち。
夏期講習には、ほかに「やればできるくせにやらないんだよこの子」ルイセも参加。二人の意気投合ぶりを見て「まー、合う二人だろうとは思ってたけど」と思うが、同時に「友情ねえ」と、先のほころびも予見してる。
家に帰ってロイエルはゼルクに、お友達ができたことを報告する。
「レオっていうの! すごく元気がいい子で……(以下省略)」
ゼルクにっこり「男の子?」
ロイエルにっこり「うん!」
ゼルク(まずいことにならなきゃいいけど)
予感的中するんですなあこれが。
二人とも純粋な子なんですが。でもロイエルはゼルクから色々されてて艶つけられてる。
レオ君は、純粋ゆえに自分の下半身のミンミンゼミのことにあんまりかまけてない。
数日後、レオ君の両親不在のときにロイエルは家に誘われる。「一緒に宿題しよーぜ?」「うん!」二人とも他意はない。誓って他意はない。
なんだけど。
クラスで二人話す場合と、ほんっとうに二人きりで話す場合の空気の違いに、先に気づいたのはレオ君。男の子だからね。仕方ないね。
ロイエルって……めちゃくちゃ可愛いな……。
どきどき。
ゼルクから艶つけられてるから、仕草の一つ一つにぬぐえない色がついてる。
良い匂いするし。
どきどき。
ロイエルは、相手がどきどきしてることに「全く」気づかず、宿題に集中。
「ねえ、レオ。ここで使う公式って……」
押し倒される。
「え?!」
「ロイエル、」
キスされようとするのを「嫌。駄目!」と必死でブロックするロイエル。
「やだ! レオ、触らないで、やだ」
ロイエルは、ゼルクからきっちり「性教育」受けてるので、ゼルク以外には決して触れられたくないし触れさせない。
レオ君は、男の子としての力の差にものを言わせて、ロイエルの両手首を握って床に押さえつける。
「やだ!」
レオ君がロイエルの首筋にかみつく。愛撫とは程遠いのが、何もわかってない男の子たる証拠。
「!! 痛い! やだ、助けて、ゼルク!」
ロイエルの姿消える。同時に、見えない手がレオ君の額を強く「でこぴん」する。(byアインシュタイン)

『ゼルク、ロイエルを受け取ってくれ』
自宅の書斎にて、ノートパソコンに向かうゼルクに、アインシュタインの声が届く。
同時に、膝の上にロイエルが表れる。
「ロイエル、」
「……」
涙まみれの顔。首筋に噛み痕。乱れた髪。何があったか、ほぼ丸わかり。
「ぅ、」
ぼろぼろぼろ、と、涙が落ちる。
「ゼルク、」
ぅわぁん、と、ロイエルは、泣きながらゼルクにしがみ付く。
机を挟んで向かい側に現れるアインシュタイン。
「一緒に勉強してた男の子がロイエルに『おいた』したぞ」
アインシュタインは、自分の左首筋を、とん、と、人差し指で叩いて「ここを噛みつかれたとこで、こっちに移した」。
ゼルクにしがみついて、わんわん泣くロイエル。
まだ、ロイエルにはそちらの方面の「教育」が足りなかったなあ、と、思うゼルク。
「怖かったね。もう大丈夫」
ゼルクはロイエルの背中を優しくさする。
アインシュタインが「どうする? ことの経緯は俺が話そうか? それともこの子から聞く?」と尋ねる。
ゼルクは苦笑して「ありがとう。ロイエルが話してくれた分だけでいいよ。二人で話す」
アインシュタイン「わかった。じゃあな。また」
ゼルク「ああ。ありがとう」
 半時後、ロイエルがなんとか泣き止む。
 ゼルクはロイエルを抱き上げると、書斎の椅子から立ち上がって、ソファに腰掛け直す。ロイエルはゼルクの膝の上に抱っこされる。
 ひっく、と、しゃっくりを上げながら、ロイエルが話す。
「レオの家で、」
「うん」
「一緒にお勉強してたの、」
「うん」
「そしたら、……ぅ」
 涙ぽろぽろ溢れる。ゼルクがロイエルの背中を撫でて、ぎゅっと抱きしめる。わぁん、と、また、泣き声が上がる。
「いいよ。話したいときに話して? 怖かったね。ロイエル、大丈夫だからね」
「お友達って言ったのに、」
「うん」
「友達だって言ってたのに、……どうして? どうして、私のこと押し倒したり、キスしようとしたり、噛みついたり、したの?」
 体の傷は少々で済んだが、心の傷が大きかった。
 ゼルクは、先日、ルイセから、ロイエルとレオが二人でひまわりのように笑い合っている写真を見せられていたので、「年不相応に純粋そうな子だなあ、二人とも」と思っていた。それゆえ、今回の件は、男の子がよからぬ下心でロイエルを自宅に誘い込んだわけではなく、純粋に宿題をしているうちに、という流れなのだろうな、と、推測される。
 ロイエルの髪をさらりと撫でて、額に、ちゅ、と、キスをする。
「友達だと思っていたんだと思うよ。そうだな、途中までは」
「途中、まで?」
「そう。それはきっと、レオ君が一番よくわかってると思うけど、」
 びく、と、肩が揺れて、ロイエルがふるふると首を横に振った。
「聞きたくない。こわい」
「じゃあ、私の推測でいい?」
「ゼルクがしてくれる話なら、聞きたいの」
「うん。わかった。じゃあ、話すね? ロイエルもレオ君も純粋な子だけど。でもね、レオ君は男の子だから、女の子のロイエルより性欲が強い」
「……」
 ぎゅ、と、ゼルクしがみつくロイエルを、しっかりと抱きしめ返してあげる。
「ごめんね。こわいね?」
「お話、聞きたいの。でも、こうしていて?」
「うん。つづき、話すね。レオ君自身も、気づかなかったんじゃないのかな。教室で、たくさんのクラスメート達に混じってロイエルと話すことと、家で、二人きりで近くにいて話すこととの、違いについて」
「……? なにが違うの?」
 ゼルクはロイエルを大切そうに守るように、少し強く抱きしめる。
「ロイエルが自分だけを見て話してくれること、ロイエルの仕草を見てるのが、自分しかいないこと」
「? よく、わからないわ?」
「そうだよね。女の子だから、男の子のようには思えないからね。『二人きりの今なら、独り占めできる。手に入れたい』って、心のどこかが、それはきっと性欲の部分だと思うんだけど、欲してしまったんだろうね」
「そんなこと思われても困る。……嫌、」
「うん。きっと、レオ君自身も、そんな自分がいたことにびっくりしてると思うよ」
「……自分のことなのに?」
「もし知ってたら、きっと『友達の』ロイエルを家には誘わなかったと思う。そんな、卑怯な子じゃないでしょう?」
「うん、」

 夕食はゼルクがミルクリゾットと温野菜サラダを作ってあげる。
 お風呂は一緒に入る。ゼルクがロイエルの体を洗ってあげる。
「一緒に寝ようか? ロイエル」
「いいの?」
「うん。おいで」
 ベッドに招き入れるゼルクに、ロイエルが「……わがまま、言っていい?」と伺う。
「うん。いいよ。なぁに?」
「あなたの肌に触れながら眠りたいの。だめ?」
 にこ、と笑うゼルク。
「裸で抱っこしてあげればいい?」
「……うん、だめ?」
「いいよ。おいで?」
 室温を2℃上げて、ロイエルと横になって上掛けを被る。
 逞しい腕の中に、華奢で優美な身体がおさまる。
「おやすみ」
「おやすみなさい」

 ロイエルが寝入ってから間もなくして、魔法使いがベッド脇に現れる。
「消そうか? 『おいたの痕』」
「頼む」
 ロイエルの首筋から、青紫の歯形が消える。
 アインシュタインが苦笑した。
「男の子が純粋すぎるのは、困るな」
「同感だ」

 翌朝。
 ゼルクの腕の中で目覚めるロイエル。悪い夢は見なかった。
「おはようロイエル」
 すでに起きているゼルクが声を掛ける。
「おはよう、ゼルク」
 する、と、長い指が、細い首筋を撫でた。
「昨夜、アインシュタインに、傷痕を消してもらったからね」
 確かめようとする指が逡巡する。
「なにも、残っていない?」
「何も残っていないよ。大丈夫」
 ゼルクの言葉を受けて、そっと、ロイエルは自分の首筋につけられていた噛み痕の部分を撫でた。嘘のように何もない。
「よかった」
「ね、大丈夫。朝食にしようか。……学校は、どうする?」
「……行きたくない、の」
「わかった。具合が悪いって連絡しておくね」

 朝食は、トーストとヨーグルトとハムサラダにコンソメスープ。お茶は紅茶。
 ロイエルはヨーグルトしか食べられなかった。
「ごめんなさい。せっかく用意してくれたのに、」
「気にしないで。あとは、もらっていい?」
「うん。おねがい」
「後片付けも私がするから。……今日は私に全部甘えて?」
「でも、」
「私がロイエルを甘やかしたい。駄目?」
「……じゃあ、……また、わがまま、言っていい?」
「なぁに?」
「だいて、ほしいの」

 朝食後に1回、昼食後に1回抱いて、15時に一旦ロイエルを休ませ、ゼルクが彼女におやつでも食べさせてあげようかなと台所で準備しているところで、来客を知らせるインターフォン。
 レオ君です。
『こんにちは! あの、俺、ロイエルに謝りに来ました!』
「……(苦笑)。ロイエルは出られないんだ。ごめんね」
『わかりましたすみません! これ、あの、お見舞いです!』
「(苦笑)ちょっと待っててくれる?」

「ルイセから聞いて! ロイエルがパッションフルーツジュースが好きだって言ってたから、これ! どうぞ!」
「(それはルイセの好物だね、とは言わないでおこう)ありがとう。気を遣ってくれて」
「……」
 深々と一礼していたレオ君は顔を上げます。
 すっきりと大人の笑顔を見せる、超絶かっこいい軍人お兄さん。
 なんかもう、憶測しなくてもわかるというもの。
「あの、ロイエルって、」
「うん」
「ゼルクさんの、恋人、なんですか?」
「そうだよ?」
「すみませんでした!」
「君が謝っていたことは、ロイエルに伝えておくよ。それからね、」
「はい!」
「2度目はないからね? 覚えておいて?(にっこり)」
「すみませんでした!!!!」

 「お見舞いの品」を台所に置いて、ゼルクがおやつの林檎ゼリーを持って寝室に入る。
「ロイエル、」
「……ん……、」
「おやつ持ってきたよ? 食べられそう?」
 ベッドの上で微睡む女の子に、「林檎のゼリー」と言い加えた。
 長いまつげに縁どられたまぶたが少し開いて、きれいな紅茶色の瞳を覗かせる。
 左の頬に口づけして、「起きてみる?」、と、たずねると、ゆったりとうなずきが返ってきた。
 なめらかな背中に左腕を差し入れて、上体を起こしてあげる。
 すり、と、白シャツを着た胸板に頬を寄せると、ロイエルは、「脱いで?」、と、請う。
「おやつ食べ終わったらね。……また抱かれたい?」
「……うん、」
「じゃ、おやつ食べようね。昼食も少ししか食べてないでしょう?」
 ゼルクはゼリーをスプーンですくってロイエルの小さな口に運ぶ。
「はい。あーんして」
「……」
 ロイエルがゼルクを見上げる。
「ゼルクのお口から、食べたいの」
 ゼルクがにこりと笑う。
「甘えん坊さん」
「だめ?」
「うれしいよ?」

 翌日は別の意味で夏期講習に行けなかったロイエル。
 事情はわかってるのでニヤニヤしているルイセと、事情がまったくわかってないのでどんよりなレオ。
 放課後、ルイセが「レオ、今日も暗かったねー?」と明るく声を掛けると、はあ、と、ため息をつくレオ。
「ロイエル、今日も具合が悪いって……。俺、なんてことしたんだろ」
「まあいいんじゃない? 幸せにやってるみたいだよ? (パッションフルーツジュースは自分がもらいましたとは言わないでおく)」
「なんで俺がひどいことして、ロイエルが幸せになるんだよ。訳わかんないよルイセ」
「そういうのがわかんないから、ロイエルに酷いことしちゃうんだよレオ」
「はーっ。俺、ガキなんだろうなあ」
「うんそうだね!」
「いつもだったら腹立つけど、今回はルイセのそのはっきりした物言いがグサグサくるぜ。俺、いつになったら大人になれるんだろ。ロイエルと友達でいたかったのに」
「すっげえはっきり言うと、その股間のミンミンゼミを飼いならせるようになったら、じゃないかな?」
「ルイセお前ほんっと女子なのか心配になるけど、外見がどう見ても女子だもんなあ……はあ……」
「まあ、頑張れ! 少年! ロイエルは幸せみたいだから、心配すんな!」
「……はぁ……(ため息)」
 友情と初恋とを同時に失ったレオ君なのでした。(一応終わり)
ロイエルとレオの友情はうまくいかなかったけど、
ルイセとレオの友情(?)は、まあ、成り立ってるかな。

その数年後に、軍に入ったレオ君が、今度は異性としてロイエルに直球告白しますが、やっぱり玉砕します。ルイセ大笑い。しかたないね。



以上でしたー。読んでくださってありがとうございます。


(621)投稿日:2020年01月10日 (金) 05時13分

歌帖楓月 返信
D.M.B.36話 好き、大好き のぞき見D.M.B.

ガイガー管理官(男 25歳):
 いらっしゃいませー!
 年末ぎりっぎりに更新できましたねー!
 年末年始の閉庁ということと、内容が18禁ということで、今回は僕一人でお送りします。
 今回のその時間、僕はユリちゃんと一緒にいたから、生では見てないんだよねえ。
 だから、厳密に言うと、のぞき見ではないんだけど。ま、そんなことはいいよね!
 生で見てたら、まず僕がユリちゃんからぶん殴られて、次に、階上のゼルク君がぶん殴られて、ロイエルちゃんはユリちゃんから保護されちゃうからね!
 今回の話、18禁と言えども、セクロスはしてないんだよね。ロイエルちゃんの体の都合で、やりたくてもできないっていう、ね。
 ゼルク君、我慢したねえ。頑張ったねえ。その分、収穫はかなり大きいよね。二人きりの時は「ゼルク」って呼んでもらえるようになったし、告白されちゃったしねえ。大収穫だよね。大豊作だよね。おめでとー。
 晴れて両想いだねえ。
 作者も予定してなかった展開みたいだよ。「え……告白してるよ……」とか、茫然としてたらしいよ。
 以前のD.M.B.を加筆修正したのも「早くゼルクとロイエルを甘々にさせる!」って目的だったんだけど、予想外に早い展開だったみたい。すごいね性教育。
 さて、内容を語ってみようかな。
 ゼルク君が言った通り「髪の毛からつま先まで」愛してるねえ。やってることがそんなに濃厚じゃないのは、ロイエルちゃんが、まだそういうことに慣れてないから、ゼルク君が配慮したの。だから、可愛い感じの甘々に、なって、る、かな? まあ、作者はそのつもりで書いたみたいだけど、受取り方は「人それぞれ」ってことで。
 最初はくすぐったがってるロイエルちゃんだけど、けっこう早く、「気持ちよく」なってるね。ゼルク君と相性良いんだろうねえ、そういう意味でも。また作者サイドの話になっちゃうけど、これも予想外らしいよ。「36話は、ロイエルをくすぐったがらせて、終わりかな」と予定してたのに、「あれ……ロイエルが気持ち良くなってる……?」という感じになったみたい。
 キャラの僕が言うことじゃないけど、今回は、「ロイエルちゃんのキャラが走った」感じらしいねえ。
 あーかわいいなあロイエルちゃん。
 ということで。
 次回は翌朝! 一緒にお風呂が見られるのか? 僕は見たいけど。
 ではまたお会いしましょう!
(620)投稿日:2019年12月30日 (月) 12時44分

歌帖楓月 返信
ガイガー管理官(男 25歳):
はいこんばんはー。
なんで僕がと思いつつも、修正のご連絡でーす。
ゼルク君の名前ね、苗字込みで書いてた部分を修正してありますー。
苗字がベルガーで、名前がゼルクなの。
ゼルクベルガーって名前じゃなくって、
ゼルク・ベルガーが正しいの。
……………………。ねー。なんで今頃って話だよねー?
何年書いてるの? 何話書いてるの? 信じられない。
そんなわけで、全部修正してありまーす。
以上、何で僕が、と、思いつつも、修正のお知らせでしたー。
(618)投稿日:2019年11月19日 (火) 19時19分

歌帖楓月
こんばんは。
すみませんすみません。
上の投稿の通りでして。
ゼルクの名前を長年間違えてました。どうしようもない……。
ということで、全修正しました。
ゼルク・ベルガーです。
ゼルクが名前で、ベルガーが苗字、
母親のイングリット教授のフルネームは
イングリット・ベルガーということになりますー。
なんで彼だけ苗字がついてるのかなあ。そこは謎ですが。
(619)投稿日 : 2019年11月19日 (火) 19時21分

歌帖楓月 返信
D.M.B.35話 溢れる夜 のぞき見D.M.B.

ガイガー管理官(男 25歳):
 いらっしゃいませー!

ジェニファー(女 23歳):
 いらっしゃいませ。今月中の更新ができたようですね。

ブルックリン(男 24歳):
 いらっしゃいませ。1年越しではなくてよかったです。

ガイガー管理官(男 25歳):
 ねー。どうして、更新を頑張り始めたかっていうとね、作者は自分の残りの人生あと〇〇年だから、とか逆算して、「まずい! のんびりしてると、死んでも終わらなくなっちゃう!」、と、焦ったみたいだよ。よかったねー?

ブルックリン(男 24歳):
 え? ……いや、良いのか悪いのか……。

ジェニファー(女 23歳):
 ……とりあえず、前向きに考えると、更新が続くのは良いことですわね。とりあえず。

ガイガー管理官(男 25歳):
 そうそうそう。とりあえずの精神が大事よ、人生は。
 わー、僕、深いこと言ったなあ! 僕って深い人間だったんだなあ! わー!

ジェニファー(女 23歳):
 それはそうとして、35話ですわね。なかなか盛り沢山の内容です。

ガイガー管理官(男 25歳):
 えっ、なんで無視するの!?

ブルックリン(男 24歳):
 ……。管理官は、無断欠勤日数を考えてから物を言った方がよろしいかと……。

ガイガー管理官(男 25歳):
 えええー。それとこれとは別だよお?
 まあいっか。
 はい、35話ですー。
 いいなー、アインシュタイン君、ロイエルちゃんを膝枕できて。僕もそこにいたかったよ。膝枕したかったなあ。

ジェニファー(女 23歳):
 奥様に言いつけますわよ?

ガイガー管理官(男 25歳):
 やめて。
 えーと。アストン君から託されたルビーって、そんなにおっかない代物だったの!? 僕、怖くなっちゃった。

ブルックリン(男 24歳):
 あの、不埒な考えでロイエルちゃんに近づかなければ大丈夫かと思いますが?

ガイガー管理官(男 25歳):
 ……。僕は、健全なお兄さんですよ?

ジェニファー(女 23歳):
 (息をするように嘘をつく上司だわ)

ブルックリン(男 24歳):
 (なんでこの人って息をするように嘘がつけるんだろう?)

ガイガー管理官(男 25歳):
 なんか二人とも、黙っておんなじこと考えない??
 僕、真面目だから、話を進めるね!
 オウバイばあちゃんの生まれてから35歳くらいまでと、うわー、60歳でロイエルちゃんを産んだところが書いてあるなあ。

ブルックリン(男 24歳):
 生まれてから35歳くらいまでを詳細にすると、大層なゲスっぷりになるので、枝葉を省いています。

ジェニファー(女 23歳):
 アインシュタインさんが、ゼルクさんのために配慮しました。

ガイガー管理官(男 25歳):
 まあ見たくないよね。どこを切ってもゲスな人だからね。ゲス人生だよね?

ジェニファー(女 23歳):
 いるんですのねえ。生まれた時から愛玩動物扱いされて溺愛されてる人間って。

ブルックリン(男 24歳):
 ……でも、人間扱いはされてませんよね? ちやほやされて育ったみたいですけど。

ガイガー管理官(男 25歳):
 その結果ゲスになるか否かは、本人の品性次第だよね。

ブルックリン(男 24歳):
 (管理官がまともなこと言った……)

ジェニファー(女 23歳):
 (……あの管理官がまともな発言を……)

ガイガー管理官(男 25歳):
 なんかさあ。さっきから二人とも、沈黙しては同じこと考えてない? なんか失礼なこと考えてない?

ブルックリン(男 24歳):
 いえいえ。

ジェニファー(女 23歳):
 そんなことございませんわ?

ガイガー管理官(男 25歳):
 まあいっか。僕って真面目だから、話を続けるね。
 出産については、作者が色々と調べまくった挙句、「うわ、出産ってすごく大変! 世の中のお母さん、ありがとう!」という思いに至ったそうです。
 え? そんなことどうでもいいって? うん、そうだよね。
 いやー、オウバイ婆ちゃんは、自分個人の欲望で、どんだけの数の人を狂わせたり終わらせたりしてきたんだろうねえ。こわいね。
 そんな婆ちゃんから救い出せたのは、ロイエルちゃん、たった一人。

ブルックリン(男 24歳):
 ひどいですよね……。

ジェニファー(女 23歳):
 ロイエルちゃんには、幸せになってもらいたいですわ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 あと、研究員達が非道だったり倫理にもとるのは、通常運転です。関わっちゃダメダメ。

ブルックリン(男 24歳):
 一緒に仕事することありますけどね。

ジェニファー(女 23歳):
 一緒に仕事はしても、別世界の人間だと思いますわ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 そうねえ。
 ところでアインシュタイン君は一体何歳なの? 謎だね。これも、研究員と一緒で、関わっちゃダメダメ。
 ハイ次。

ブルックリン(男 24歳):
 世の中、触れてはいけないことって多くありますよね。
 ロイエルちゃんが、高濃度のディープメタルに晒されながらも健康である理由って、なんでしょうね?

ガイガー管理官(男 25歳):
 アインシュタイン君、教えてくれなかったねえ。うーむ。友達だけど謎な人。

ジェニファー(女 23歳):
 次に進みましょう。
 ロイエルちゃんのお昼寝時間、なんと、4時間にわたるようですわね。

ガイガー管理官(男 25歳):
 寝る子は育つ!

ブルックリン(男 24歳):
 アインシュタインさんが、途中で、何かされてたような気も。

ガイガー管理官(男 25歳):
 寝る子は育つ! いいの! 良い夢見てたみたいだから!
 いいなあ。夕食。ゼルク君も料理上手なんだよねえ。僕も食べたかったなあ。
 ところでアインシュタイン君、また、男飯をリクエストしたのかー。「唐揚げ!」って、すごいな、昼は牛丼で、夜はそれ。太るよー?

ジェニファー(女 23歳):
 ゼルクさんもアインシュタインさんも、頭脳及び肉体労働そしてトレーニングにより完全燃焼してらっしゃるので、太らないそうです(作者調べ)

ブルックリン(男 24歳):
 ……。管理官も、色々と召し上がってますよね。

ガイガー管理官(男 25歳):
 え!? いやいやいや、僕はメタボな体じゃないよ!? マッスルマッスルだよ!? 脱ごうか!?

ジェニファー(女 23歳):
 結構です。

ブルックリン(男 24歳):
 次に進みましょう……。
 ゼルクさんとアインシュタインさん、お二人とも、というか、仕事している人って、食べるの速いですよね。僕らもそうですけど。限られた昼食時間等を有効利用したいですから。自然とそうなります。

ジェニファー(女 23歳):
 アインシュタインさんが、ロイエルちゃんに冗談(?)を言ってらっしゃいますが、真に受けられてますね。

ガイガー管理官(男 25歳):
 可愛いんだよねーロイエルちゃん。まあ、二人とも、飲むような勢いでたいらげてるしね、真に受けるよね?
 おっと! ちょっと待って! その前にだよ、ゼルク君の「続きは、今夜、眠る前にしようね?」だよ!
 ロイエルちゃん、性教育の結果、態度変わったよねえ。塩(?)対応じゃなくなっちゃった。
 僕もロイエルちゃんに甘えられたい。せまられたい……。

ブルックリン(男 24歳):
 ええと、でも、今二人が暮らしているのは、管理官の奥様が管理されている場所ですから。

ガイガー管理官(男 25歳):
 そうなんだよねえ。ユリちゃんがルールブックなんだよねえ。ゼルク君、ぶん殴られて追い出されちゃうよ?

ジェニファー(女 23歳):
 そのあたりのゼルクさんの覚悟は、後の方で書かれてますわね。

ガイガー管理官(男 25歳):
 うんうん。順を追って話していこうね。
 ロイエルちゃん、宝石箱見たことないんだね。エミリちゃんは死ぬほど持ってるみたいだけどね。ああもう英美里ちゃんか。
 効果のすごさを聞いて、ロイエルちゃんは、やっぱり怖がってるじゃないの。そりゃ怖いよねえ。アストン君がボディーガードしてるみたいなもんだもん。こっわー。

ブルックリン(男 24歳):
 ……。ノーコメントです。
 ロイエルちゃん、本当に、装身具の類に触れる機会がなかったんですね。

ジェニファー(女 23歳):
 鎖の外し方を知りませんでしたわね。

ガイガー管理官(男 25歳):
 うんうん。で、それを踏まえての、ゼルク君の「上手」発言。きたあああああああああ。ロイエルちゃんが思い出して恥ずかしがってる! それを察したアインシュタイン君が帰ったあああああああ! アインシュタイン君ったら、気遣い屋さん!
 あとは、二人の世界ーーーー!

ブルックリン(男 24歳):
 落ち着いてください。

ジェニファー(女 23歳):
 奥様に言いますわよ?

ガイガー管理官(男 25歳):
 言わないで!?
 うわーロイエルちゃん、デレてる。デレてるなあ。
 お風呂に一緒に入って、とか、抱いて、とか、デレてるうううう。

ブルックリン(男 24歳):
 性教育の結果ってこんなにすごいんですね……。……というか、ゼルクさんの愛情と誠意とがなした結果ですかね。

ジェニファー(女 23歳):
 そうねえ。
 でも、彼女自身は、まだ、ゼルクさんに対する気持ちの整理ができていないみたいですわね。無理もないことです。色々な目に遭いましたものね。

ガイガー管理官(男 25歳):
 うん。
 それよりなにより、
 ロイエルちゃんの入浴シーンが無いことについて、作者に真剣に問い詰めたい。

ブルックリン(男 24歳):
 お絵かき掲示板でQ&Aしてたじゃないですか?

ジェニファー(女 23歳):
 管理官夫婦のやりとりを書いた所為ですって、答えをもらってますでしょう?

ガイガー管理官(男 25歳):
 なんで僕達夫婦の所為にするの!?
 書いてもいいじゃないのその後に! なんなの!? なにその言い訳!?

ジェニファー(女 23歳):
 管理官。青少年健全育成条例ってご存知ですか?

ガイガー管理官(男 25歳):
 知ってます! 発言を取り消します!
 はい次! 
 明日はゼルク君は朝から、軍の制服組トップに会って報告するんだね。以上。もう知らない!

ブルックリン(男 24歳):
 子供みたいに怒らないでください。
 その時間帯は、ロイエルちゃんを預かることになったのでしょう?

ガイガー管理官(男 25歳):
 そうなの! 髪の毛を切りに連れて行ってあげて、帰りに甘い物食べてくるの! やったー! ロイエルちゃんと一緒!

ジェニファー(女 23歳):
 奥様も一緒です。

ガイガー管理官(男 25歳):
 両手に花ーーーー! やったーーーー!

ブルックリン(男 24歳):
 ……。(感情の振れ幅がすごい)

ジェニファー(女 23歳):
 ……。(子供みたいに怒って喜んで……何歳なのかしらこの人……。)

ガイガー管理官(男 25歳):
 だから、無言で失礼なこと考えるの止めて二人とも。
 はーい、じゃあ、3人で話すのは、ここまでー。あとは僕一人でするからね。

ブルックリン(男 24歳):
 それでは皆様、お先に失礼します(青少年健全育成条例……)

ジェニファー(女 23歳):
 お先に失礼いたします(青少年健全育成条例)

ガイガー管理官(男 25歳):
 何なの二人とも!? なんで失礼なこと考えるの!?
(616)投稿日:2019年10月21日 (月) 21時28分

歌帖楓月
ガイガー管理官(男 25歳):
 はい! ここからは、ゼルク君とロイエルちゃんの甘々シーンになりますので、真面目な二人がいると色々とアレだから、僕一人でやりますー。
 好きな女の子の下着を平然と洗濯できるゼルク君の神経がうらやましいなあ。
 「中将のベッドで待っていて、いい?」「どちらでもいいよ? 君がいるベッドに、私は行くから」
 二人がこんなやりとりをするようになるなんて、29話までは想像もしなかったよ。すごいねえ。性教育。
 ロイエルちゃんは、ゼルク君の匂いが好きなんだねえ。僕も頭からワクチン被ろっかなあ。
 で、ベッドで待つロイエルちゃんは、ぐるぐるぐるぐると、マイナスな考えをし始めます。うーーん。本当に不安定なんだよねえ。だから、ゼルク君は、この子を独りにしておけないんだよね。
 あーあ、泣き出しちゃった。
 一方、お風呂のゼルク君は、ユリちゃんからぶん殴られて追い出されるのを覚悟してるねえ。いいぞう。その覚悟のうえで、ロイエルちゃんがして欲しいことをしてあげるんだね。いいぞう。
 ほんっと、ゼルク君のこれまでの恋愛対象って「優雅で知的な年上のお姉様」だったのにねえ。それが、8つも年下の純情可憐で超絶美少女なロイエルちゃんにベタ惚れだものね。人間ってわかんないもんだねえ。
 お風呂上がりのゼルク君は、ロイエルちゃんを甘やかす気満々で、主寝室に行きますが、ロイエルちゃんたらべそかいてるの。ゼルク君びっくりするよね。なにがどうしてこうなった!? って感じ?
 でも、原因はゼルク君でしたー。ゼルク君。駄目だよ。ロイエルちゃんにわからないことを聞いて困らせちゃ。
 謝り倒して、ロイエルちゃんお望みの「口にキス」してあげるゼルク君。僕、この展開を待ってたんだよ? そうそう、甘々でいかなくちゃー面白くない。
 さらにコトを進めるために押し倒したのに、ロイエルちゃんが、また誤解して、「寝るの、嫌。もっと、」って言ってる。可愛いねえ。
 さて次回は、最初っから最後まで18禁です! 読める年齢の方は待っててねー!
(617)投稿日 : 2019年10月21日 (月) 21時28分

歌帖楓月 返信
おはようございまーす。
ゼルクが女性慣れしてる件について、今更ですが、設定? などを書きますー。
軍の将校向けの高級なお姉さま方がいらっしゃいまして、
十代のころから、その方々に筆おろしだのなんだの、御指南頂いてきてます。
二十代になったら、その外見及び性格とその方面の上手さから、
高級なお姉さま方の仲間入りをした「初物」の女性の「初めて」のお相手をしてくださいと頼まれることが結構ありましたー。
プライベートでは、2,3歳年上の優雅で知的な年上女性と、軽く付き合ってきてますー。どちらも常識的で教養ある大人なので、ドロドロ展開にはなりません。

そんなゼルクが心を奪われたのが、今まで相手したことが全くないタイプのロイエルだという。

人間って不思議ですねー(?)

そんな感じです。
(615)投稿日:2019年10月20日 (日) 06時04分

歌帖楓月 返信
ガイガー管理官(男 25歳):
 いらっしゃいませー!
 作者が謝ればいいのに、僕が出てきたよ!
 大蛇ミドガルズオルムの名前を変えました!
 オロチです!
 色々調べて「まずい……」と思ったらしいよ!
 どっかの神話から拝借するのがいけないんだよねー。
 以上お知らせでした!
(610)投稿日:2019年10月05日 (土) 17時49分

歌帖楓月
 という訳でございます。
 「わーカッコイイ!」とかいう浅はかにもほどがある理由で
 ミドガルズオルムにしてたのですが、
 色々調べて「……いや、単にカッコイイが理由って、いかんだろ」と思いました。
 すみませんすみません。
(611)投稿日 : 2019年10月05日 (土) 17時51分

歌帖楓月
ガイガー管理官(男 25歳):
 ……なんで僕がまた先に言うの?
 ごめんなさーい。
 ミスリルマイン村っていう地名を、
 ケイタムイ村に修正するそうですー
 ちゃんと作者から謝らせますね!
(612)投稿日 : 2019年10月05日 (土) 18時21分

歌帖楓月
 すみません。
 ミスリルマイン村という地名について、
 「わーカッコイイ地名だなー」とかいう、こちらも非常に浅はかな理由で、
 ゲーム「ファイナルファンタジー7」の地名から拝借しておりました!
 すみませんすみません!
 当該ゲーム作品と、私の作った当該小説とは、内容はまったくかすりもしないです! 地名だけ浅はかに拝借しておりました!
 一応オリジナルライトノベル作品なので、ちゃんとしよう、と思いまして、地名を修正いたしました。すみません。
 ちなみに、ケイタムイって逆から読むと実在する池の名前なんです。これはセーフだと思うです。
 以上土下座修正報告でした! ほんっとーにすみません!
(613)投稿日 : 2019年10月05日 (土) 18時24分

歌帖楓月
すみません……。
まだ大きな地名修正がありました。
首都ミッドガルをシマゴシカに修正いたします。
理由は同上です!
うわー……いくら好きとはいえ、ファイナルファンタジー7から地名拝借しまくるにもほどがあるだろう。
すみませんすみません。
(614)投稿日 : 2019年10月05日 (土) 19時02分

歌帖楓月 返信
D.M.B.34話 のぞき見D.M.B.

ガイガー管理官(男 25歳):
 いらっしゃいませー!

アインシュタイン(男 ??歳):
 いらっしゃい。

ガイガー管理官(男 25歳):
 えーと、今回は、僕とアインシュタイン君の二人でお送りしていきたいと思います。
 僕、今回の話とか、どうでもいいんだけど。

アインシュタイン(男 ??歳):
 お前ら本当に仲悪いよな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 そうでーす。でも仕事だから頑張る。なんて真面目なんだろう僕。

アインシュタイン(男 ??歳):
 はいはい真面目真面目。

ガイガー管理官(男 25歳):
 えーと、じゃあ、最初っからいこっかな。
 情報管理部の七面倒くさい描写です。
 ほんっと面倒くさいだよ。
 部の職員でも仕事場に行くのに、この面倒を超えないといけないの。
 僕が仕事に行きたくない気持ち、わかってもらえるよね?

アインシュタイン(男 ??歳):
 俺は研究院側の人間だから、こんなこと必要とせず、お前やアストンの所に転移できるけどな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 いいなあ。アインシュタイン君は特別扱いされてる側で。
 あーあ、木っ端役人は辛いなあ。
 えーと、ゼルク君がアストン君のとこに辿り着くまでの描写は、もう、無視しちゃっていいです。
 単に「うわ、面倒くさいんだな」と思ってもらえれば、それでいいです。

アインシュタイン(男 ??歳):
 本当に面倒くさい。

ガイガー管理官(男 25歳):
 じゃあ次ー。
 あ、ゼルク君をアストン君の部屋まで案内した職員は、えっと、何とかという係の係長さんです。

アインシュタイン(男 ??歳):
 お前、隣課の係名くらい覚えとけよ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 アストン君に関わることには、僕、できるだけ関わりたくないから。

アインシュタイン(男 ??歳):
 ほんっと仲悪いよな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 うん。僕とアストン君のホウレンソウ?は、それぞれの部下さん達によって、成り立ってます。
 ホウレンソウって、ここで使っていいんだっけか。まあどうでもいいや。

アインシュタイン(男 ??歳):
 はいはい。
 さてと、ゼルクはアストンに会えたわけだな。ようやく。
 二人の会話は静かで、交わす言葉が少なくても、心はしっかりと通じ合える感じだな。
 こういうの、心の友と書いて心友っていうんじゃないのか? ガイガー。

ガイガー管理官(男 25歳):
 なんで、何話も前の「のぞき見D.M.B.」で僕が言ったことを持ち出すの?
 ちょっと理解できない。全くわからない。
 それよか、茉莉花茶おいしそー。いい仕事してるねえアインシュタイン君。

アインシュタイン(男 ??歳):
 はいはい。もういいから。
 シヤドの件か。
 ほんっとーにゼルクは頑張ってたよなあ。炎の中で、おっもい特殊装備で。

ガイガー管理官(男 25歳):
 なーんで作者は書けないんだろうねえ。メタ発言ごめんねえ。

アインシュタイン(男 ??歳):
 なんでだろうなあ?
 とにかくゼルクは頑張ってた。
 ミスリルマインみたいな「ぬるい紛争」は、ごく少数なんだが。

ガイガー管理官(男 25歳):
 でも、ゼルク君、そこで出会っちゃったんだよねえ。ロイエルちゃんに。
 運命ってやつ?

アインシュタイン(男 ??歳):
 お前が言うとなんか印象が違うんだよなあ。まあいいか。

ガイガー管理官(男 25歳):
 えー何その言い方。まあいいか。
 アストン君って、ほんとう面倒な人だよねえ。
 僕の部下さんが送り付けた「ゼルク君の凌辱動画」は見たってか、見ざるを得なかったけど、それ以外のミスリスマイン事件については、ゼルク君の許可を得てから見ようだなんて思っていたとは。本当に面倒臭い人。

アインシュタイン(男 ??歳):
 お前は知らないだろうけど、そういうの友情っていうんだよな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 え? 僕ほど友情に厚い男っていないよね?

アインシュタイン(男 ??歳):
 あーはいはい。
 ミスリルマイン事件ファイルと、その後のゼルクについて、それにはほとんどロイエルが関わってるけど、全部見たんだな。もちろん編集されてるけど。

ガイガー管理官(男 25歳):
 うん。ユリちゃんからの試練の件だとか、媚薬の件とか性教育の件とか、世界あっちこっち巡りだとか、色々と、上手に編集してあるよ? 僕の部下さん達、勤勉で有能だから。

アインシュタイン(男 ??歳):
 見ながら、アストンは自分の「毒親から養育された過去」を思い出してたと。

ガイガー管理官(男 25歳):
 僕の家は明るい「鉄拳制裁型」だけど。
 アストン君の両親は陰湿だよねえ。
 外では神様で、家では悪魔。
 その点ではアストン君のこと気の毒だなって思うけど。

アインシュタイン(男 ??歳):
 けど?

ガイガー管理官(男 25歳):
 戦場では面倒くさいことこの上ない。

アインシュタイン(男 ??歳):
 アストンを止める役目を、早々にゼルクに押し付けた奴が言う言葉じゃないな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 だって面倒くさいんだもの。あーゼルク君てば、本当に親切さん。僕、ゼルク君にはなれないや。

アインシュタイン(男 ??歳):
 無理だろうなあ絶対。
 で、話を元に戻すけど、
 アストンに嫉妬の気持ちは湧かないんだよな。あいつ、強いから。誰かに助けてもらいたい、とか、依存の心はないみたいだから。
 自分が「こんなの間違ってる」って強く思ってきたことが、ゼルクと関わっていくことで、次々に肯定されるのが、嬉しくて仕方がないみたいだな。愛情と信頼とが、たしかにこの世に存在するってこと。

ガイガー管理官(男 25歳):
 僕、そこんとこよくわかんないんだけど。ふーん、って感じ。

アインシュタイン(男 ??歳):
 お前も、いい家庭で育ってるからなあ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 まあね。尻叩かれまくって2つに割れたけどね。

アインシュタイン(男 ??歳):
 尻は元から割れてるんだよ。そして、お前ら兄妹、なんで、嬉々として「他人様に迷惑」を掛けまくるんだよ。
 尻叩かれたくなかったら、行動を改めろよ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 僕達兄妹、自分の行動を改めるくらいだったら、尻が割れることを選ぶね!

アインシュタイン(男 ??歳):
 威張るなよ……。
 まあいいや。
 ロイエルの生い立ちを見たアストンは、自分の境遇と重なるものを感じたんだな。
 でも、封印された自分と違って、彼女はゼルクに救われた。愛された。
 これから、ゼルクに愛されていく中で、本当の愛情と信頼とを理解して言って欲しい、と。
 まあその辺を彼なりに応援したくなって、渡したのが、ルビーの首飾り。

ガイガー管理官(男 25歳):
 僕、アストン君の心の機微、まったくわからないんだけど。
 高いんじゃないの!? そのルビー。とは思ったね。

アインシュタイン(男 ??歳):
 お前、最悪だな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 えーだって、輝きが違うもの。

アインシュタイン(男 ??歳):
 大事なのは気持ちだ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 ハーイスミマセン

アインシュタイン(男 ??歳):
 ぜんっぜん気持ちがこもってない謝罪だな。
 無視しよ。
 鬼将を護ってきた石かあ、めっちゃ効果ありそうだな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 ロイエルちゃんの性格に悪影響を与えないか心配だなあ。

アインシュタイン(男 ??歳):
 アストンの性格は、戦場にさえ出なければ、静かで控えめで穏やかなんだよ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 さえ、ね。……ハア……。
 そして、えーと、ここからは加筆修正みたいになるのかな?
 「キノクシ鉱山村の惨劇」ですー。前は「北コレルの惨劇」だったのを改めましたー。
 えぐいねえ。この事件。

アインシュタイン(男 ??歳):
 惨い話だよな。ここから、軍はディープメタルに関わり始めたんだな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 200年前からだねえ。
 そして、名前。
 ゼルク君、気づいたねえ。

アインシュタイン(男 ??歳):
 逆にしてあるんだよなあ。

ガイガー管理官(男 25歳):
 アインシュタイン君、次回あたりで、ゼルク君から聞かれるんじゃないの? オウバイ婆ちゃんの名づけ意図。

アインシュタイン(男 ??歳):
 そんな感じだな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 今、僕に、こっそり教えてよ?

アインシュタイン(男 ??歳):
 お前に教える必要性を全く感じない。
 じゃあこれで、今回の話は終わりだな。

ガイガー管理官(男 25歳):
 えーーー。僕達、お友達じゃないのさー。
 ちぇーーー。
 それでは皆さん、また会いましょう!

アインシュタイン(男 ??歳):
 またな!
(609)投稿日:2019年10月03日 (木) 18時52分

歌帖楓月 返信
こんにちはー
33話のアストンの描写について、ちょっと修正しました。
情報保管課の人員ですが、色々とネットで調べた結果
一人でこなすには到底無理だということが、今更判明しましたので、
当該部分を削除しました。
すみません。よろしくおねがいします。
(607)投稿日:2019年09月30日 (月) 15時43分

歌帖楓月 返信
追加 のぞき見D.M.B.33話

ガイガー管理官(男 25歳):
 いらっしゃいませー!
 昨夜お知らせしましたとおり、33話のことを、追加でお話しますねー。
 僕一人でお送りしたいと思います!
 じゃあ、最初から話していこうかな。

 まずは、朝食風景。
 32話で、夜明けに、ロイエルちゃんがゼルク君に「自分がドクターからさせられてきたこと&されたこと報告」をして、わんわん泣いてました。そりゃ泣きたくもなるよね。あのクソ〇貞医者ってば、ほんとゲス。ゼルク君はロイエルちゃんを抱きしめて大事に大事にしました。
 その結果の朝食風景。ラブラブ。目と目を合わせて微笑みあうとか、そんなのロイエルちゃんできたんだ!? みたいな。
 アインシュタイン君が、朝食のご相伴にあずかってますね。いいなあ。
 僕も行きたかったなあ。アインシュタイン君から「来るな」て言われてなければ行ったのになあ……うう。
 
 朝食中に、アインシュタイン君からロイエルちゃんへ「ご褒美」のご連絡。わかりにくい言い方だったみたいで、ロイエルちゃんは「?」ってなってます。
 保護者同伴で、アインシュタイン君お勧めの「世界☆大自然探訪」みたいな。

 そしてお着替えーーー! ああっ、ロイエルちゃんのお着替え描写を、もっとくわしく! 微に入り細に入り詳しい描写がほしかった! ゼルク君のはどうでもいい。
 あー可愛いなあロイエルちゃん。ほんとカワイイ。

 転移魔法を怖がるロイエルちゃんを、ゼルク君がお姫様抱っこ。ラブラブー。
 アインシュタイン君たら、こわがるロイエルちゃんに、「私の護り」という、超貴重な守護魔法をかけてくれました。たしかにねー。可愛い女の子のお友達は、滅多にいないものねえ。あー可愛い。
 僕も世界巡りしたかったなあ。
 僕もロイエルちゃんを抱っこしたかったなあ。

 えー、はい。
 最初は花園ですね。野生植物の花園。アインシュタイン君の説明通りですー。すっげえ鮮やかなの。
 メタ発言だけど、現実世界で参考にした場所がありまして「ナマクワランド」です。
 どんより湿地に囲まれた小さな村で、徹底した節制生活を送らされてたロイエルちゃんには、どビックリの風景だったね。
 いきなりの浮遊魔法にも、びっくりだったね。ゼルク君にすがりついて、かーわいいー。
 あー僕も一緒に行ってたらなあ。ロイエルちゃんが、すがりついてくれたかもしれないのになあ。
 ゼルク君の「嬉しいよ」発言。この人、恥ずかしげもなく愛を語るなあ。そこがすごい。感動した。ほんと、「ごちそうさま」
 そんな花園の空中散歩でした。

 次が、巨木の森ね。
 メタ発言だけど、現実世界で参考にしたのは「屋久島の屋久杉」ですって。あくまで参考です。あくまで。
 これにもロイエルちゃんはびっくり。こーんな大きな木なんて、村には一本たりとも生えてないものね。大きくても、成人男性が両手で囲えるくらい程度の木しか生えてなかったものね。こんな大きな木が、森になってるんだものねエ。
 樹齢3000年ですよ。
 風雪に耐えて3000年。それを聞いたロイエルちゃんは、感極まって涙を流してます。ちなみに、ずっと、背後からゼルク君がだっこしたままです。離す気はないですよ? ラブラブー。

 いい意味で、ロイエルちゃんの心のキャパシティが「いっぱいいっぱい」になってる、と、把握したアインシュタイン君は、次に訪れる場所で今日は終わりにしようと思います。また、機会があれば、どんどん色々なところに連れて行くんだろうなあ。僕も一緒に連れて行ってほしいなあ。ロイエルちゃんを抱っこしたいなあ。

 最後です。
 はい。メタ発言で、現実世界の参考場所が「グレートバリアリーフ」ですってよ、奥さん。
 ロイエルちゃん、これには一番びっくりしたみたいね。
 海なんて見たことないものね。サンゴ礁なんてとてもとても。
 そんな、「この星で一番大きなサンゴ礁の海」を、まずは、上空から見せてあげます。あ、宇宙空間からじゃないよ?
 ロイエルちゃんたら滂沱の涙。感動したんだねー。よかったよかった。ちなみにその間も、背後からゼルク君が抱っこしてます。ほんとラブラブ。あっ、ゼルク君を見上げたロイエルちゃんの額に、ちゅっ、してますね。ほんとラブラブだなあ。ほんと、僕がそこにいたら、どんなによかったことか。ああ。
 そして、砂州に降りて「海遊び!」
 アインシュタイン君が「海遊びのなんたるか」を、ロイエルちゃんにバシャア!みたいな。ロイエルちゃんとキャッキャアハハ。いいなあ。僕も混じりたかった。
 それを眺める大人なゼルク君にも、アインシュタイン君、容赦ないね。頭から海水をバッシャアア! いやーイイネ! なんかスッキリするね。どうしてかな?
 その様子を見たロイエルちゃんが、初めてゼルク君に「すっごく明るく」微笑みます。ゼルク君、嬉しかったねえ。よかったね! 水かぶった甲斐があったね!
 ゼルク君も海遊びに参戦となりました。えげつなさそうだな。

 アインシュタイン君の妙な主義主張に、ゼルク君の「私のロイエルに、余計なことを教えないでもらえないか?」発言キターーー! 「私の」! 「私の」!だって! 命もらったものねえ!? いいねえラブラブー。

 よし、ここで一旦切ります。投稿文字数に制限がありそうなので。
(605)投稿日:2019年09月29日 (日) 17時48分

歌帖楓月
 はい続きですー。
 海遊びから、びしょぬれ2人は、「豪華な浴室」に帰されます。
 ゼルク君は、1人で別の浴室に行って、ロイエルちゃんにここを使わせようとしてたみたいなんですが。
 ハイきました。ロイエルちゃんの無意識爆弾発言。
「脱がないの?」
 よし、脱ごう! え? 僕じゃないって?
 ゼルク君は「性教育したりなかったかな?」と思いますが。
 ロイエルちゃんの追加発言「中将は、嫌?」「中将、今日は、口に、キス、してくれないのね。……いやになった?」に、ゼルク君の頭、真っ白になりました。理性消滅。
 ハイ。でも、ここで、僕が! この僕が! 良い仕事します!
 ずーーーーーーーーーーっと、ゼルク君(とロイエルちゃん)を覗き見してた成果ですよ!?
 二人がお風呂に転移してきたときと、ユリちゃんが出張から帰ってビルに入ってきた時が同時だったのよ?
 僕、ダッシュしてダッシュしてダッシュしまくって、豪華浴室に突入しましたよ? ほんっと、良い仕事した!
 ゼルク君、間違いなく、ディープキスしながらロイエルちゃんの服脱がすつもりだったもの! そしてその先にも進む可能性無限大だったもの!
 それをユリちゃんに見つかってご覧なさい? ぶっとばされて追い出されるよ!?
 いやー。良い仕事したなあ、僕。ふう。

 でも、ユリちゃんには、昨日の媚薬の件含めて、「こいつら何か隠してるな」って看破されちゃったけどね? こわいなあ。でも、そんなユリちゃんがが好き。
 僕は、ユリちゃんに、ひとまず昨日の昼から今に至るまでを「かいつまんで」お伝えしました。離婚されたくないもの。
 ユリちゃんの詰問怖かった。でも僕頑張ったよ?
 家族環境も金銭的にも恵まれてたユリちゃんには、ロイエルちゃんの置かれた立場というのが、ちょっと理解を超えてる?のかもねえ。ほんとに何にもないものねえ。料理上手で滅茶苦茶可愛いけど。
 そんなロイエルちゃんを「救った」ゼルク君の愛情って、ユリちゃんには、まだ測れないみたいね。
 でもね、それでもね、ここにいる以上は、「ユリちゃんがルールブック」だからね? 僕としては残念なんだけど。「10代に性交渉するのダメ!ゼッタイ!」なんだって。我慢だゼルク君。ロイエルちゃんからどれだけ涙目で迫られても我慢だ!

 さて、お風呂場のロイエルちゃん。あーもっと詳しい描写してもらいたいんだけどなあ。もっと視覚的に詳しくしてほしい! あ、すみません。
 アインシュタイン君から連れて行ってもらった「大自然の風景」に、自分の持っていた「世界観」が、易々と壊されちゃいます。だよねー。「にごった沼地と婆ちゃん至上主義」なんて、大自然の美の前にはふっとぶよね。

 えっと、ゼルク君は、ユリちゃんからぶん殴られる覚悟したみたいね。
 アインシュタイン君が、アストン君に会わないかって言ってるけど。会わなくてもぜんっぜん支障ないよ? ぜんっぜん。全く。

 アインシュタイン君がロイエルちゃんに「牛丼」リクエストしてる。ほんと、男らしいよなあ。男飯だよなあ。ロイエルちゃんは快く了解。いいなあ。僕も一緒に食べたかったなあ。

 一方のゼルク君は公邸にて入浴と着替え。そんな描写必要ないですから。男の着替えとかいらないから。
 うう、アストン君のこと、思い出してる。ううー思い出さなくていいよお。
 僕もゼルク君とアストン君と一緒に戦場にいたことあったんだけどさあ。ほんっと面倒くさいの! 僕、早々に、ゼルク君に「力づくで止める役目」をバトンタッチしたね。面倒くさいんだってばあの人。ほんっとに。
 アストン君のことは、もうこれでいいや。うん。もういい。

 はい。昼食風景ですー。アインシュタイン君の気持ち、よくわかるよ、僕。ほんとこれ「新婚さん」だよねえ。あつあつラブラブ。ごちそうさま。
 二人とも食べるの早いねー。何競争なの? 遅いと死ぬの? 仕事上、確かに速く食べる必要はあるんだけどね。速いねえ。

 で、最後。
 ゼルク君がアストン君のところに行って、おしまい。

 こんな感じの33話でしたー!
 34話は、あーあ、アストン君とゼルク君の話かな。正直どうでもいい。

 それでは皆さん、またお会いしましょう!
(606)投稿日 : 2019年09月29日 (日) 18時18分



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