歌帖楓月 |
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ガイガー管理官(……。男25歳) また忘れかけられてましたよ? どうしてくれようか?
それでは、続きをどうぞ!
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「ほら」 「本当だ」 オリオン座の三つ並んだ星が見えていた。庭の木々により全体は見えないが。 「しかし、他所で見る星空と同じものは期待できないね」 隣で、中将が微苦笑する。 「他所って、辺境のこと? 中将、星が好きなの?」 ロイエルが尋ねると、中将は少しうなずいた。 「そうだね。仕事で外にいて、ふと上を見るとたくさんの星が輝いてる。空から、見守ってもらっている気持ちになって、落ち着くよ」 「へえ」 自分たちは命のやり取りをしている。それを、数多の星がゆるやかに天空を回りながら見つめる。 中将は穏やかに微笑んだ。 「私がどれだけやろうと、決して、あの星一つ動かせるわけではないんだ。それだけの存在なのだな、と思うと、自分のやることは何かがわかる」 中将は弱い星を見つめた。 ロイエルは、中将の横顔を見つめた。 「……でも、一生懸命やれば、できないことはないと思うわ。それは、星を動かすなんてことは無理かもしれないけど」 真摯な顔で少女がそう言うと、中将は面白そうな顔で、ロイエルの方を見て首を振った。 「弱気になって言っているのではないんだよ?」 「そうなの? ……は、」 くしゅっ、と、ロイエルがくしゃみをした。薄着なのでいいかげん寒い。 「冷え込んでるからね。その格好では風邪を引くよ。もう寝なさい」 「ううん。大丈夫。話の続きが聞きたい」 彼は弱気で言ったわけではない。が、ロイエルにとってはそうは聞こえなかった。 なぜ違うのだろうか。 ロイエルは、軽く鼻をすすった。寒い。でも疑問は解消したい。 「まったく」 中将は、肩を竦めた。そういう性分は嫌というほどわかっている。 「じゃ、こっちにおいで。私も君に掛けてあげられるような上着は羽織ってない」 中将はロイエルを引き寄せて背後から腕を回した。 シャツ越しに体温が伝わって、素直に暖かいと思う。 「中将、あったかい」 ロイエルの好意的な反応に、中将が笑う。 「嫌だったら寝なさい」 「ううん。答えを聞きたいの。どうして弱気じゃないの?」
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ガイガー: 仲良きことは美しき哉。 穏やかだねえ。いい感じ。 波乱万丈つかみあいのケンカ、なんてものとは、無縁だね。
それではまた! |
(138)投稿日:2005年02月26日 (土) 23時40分
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歌帖楓月 |
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ガイガー(なんでも取り寄せできますよ? 男25歳): ……って、このまま、おとなしく帰られるわけないよねえ? 2度忘れたんだからさあ。
フフフ、こんなの載せちゃえ。
::::::::::::: 魔法使いは魔女を食う……って、人間の噂 クリスティーナ「……まんざら嘘でもないのよね」 プリムラ「(げっと思っている)」 まんざら本当です。食うん
「そうして何人、始末してきたの?」 「いちいち数えてられないわよ」 プリムラを見てクリスティーナにやり。
川面に頭髪が半分使った状態まで落ちてから
「ほうら仲間よ?」手の上で氷生成溶けにくそう「いる?」
王宮の擬似親子もできる
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ハハハー? なんの設定かなあーー?? あーすっきり。 ではでは、今度こそ本当に、また来週! |
(139)投稿日 : 2005年02月26日 (土) 23時47分
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