歌帖楓月 |
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ガイガー管理官(25歳 男 多分、蚊帳の外): こんにちはー! あのね。 万の物語からのアフターケア話なんだけど。 「今ここまで書けてます情報」を、こっそり流出してみます。 多分、この話には、僕は出てこないと思うのよね。 多分ね、多分。
それじゃ、ここまで書けてます情報です。 どうぞ。 ::::::::::::::
D.M.B.AC(アフターケア)
何故、よりによってよりによってが現われた先が、「神」に捨てられた彼女の、……ロイエルの前なのか。 答えは、……神のみぞ知る?
あの下卑た老婆の醜い哂い声が、空気を侵して忍び寄ってきた気がした。
ゼルクベルガーは不快そうに目を細め、肩越しに見た。背後の、オウバイが収容されている部屋の方向を。
オウバイ。
「どうして現われたのだと思う?」 ゼルクベルガーの短い問いは、彼の左に立つ友人の術者アインシュタインへ小さく向けられた。 術者は紫の髪を揺らして、瞳だけで友を見た。 「婆さんが呼んだんじゃないさ」 アインシュタインは紫の目を笑みに細めた。 「そこまでできねえぜ」 あいつの出自はまともなんだし、と付け加えて、術者はざっと首を振る。 「心配するな。それよりも、妹さんの所に行けよ?」 月色の髪の中将は、ほんの一瞬、床に目を落とした。それは友にしかわからない、彼のためらいだった。 アインシュタインは、ゼルクベルガーの背中をばんと叩いた。 「行けよ」 びくとも動かぬ彼が、一歩ふみだしたのは、友人の励ましによるものか、あるいは己の決断によるものかは、わからない。
「ロイエル」 少女は床に座り込み、両手で顔を覆って泣き続ける。 彼女が崇拝して止まない「至上の神」の居室はすぐそこに。 会えないという絶望が、少女と部屋との間を、永遠のように隔てていた。 ゼルクベルガーは、ロイエルの左隣に膝をついた。 「ロイエル、」 返事はない。 嗚咽が続くのみ。
まだ途中です。出来上がったら、サイトの方に載せますね。
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(171)投稿日:2005年09月26日 (月) 17時57分
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歌帖楓月 |
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ガイガー管理官: 載せちゃった。 返事のないロイエル君を、ゼルク氏が有無を言わさず抱き上げて「帰るよロイエル」とか言うかも知れないけれどもね。それなら、話が速いんだけどね。反射的にロイエル君から「触らないで!」って平手♪を食うだろうしね。 どうアフターケアするつもりかな? フッフッフ、楽しみに覗かせてもらおっと。(親友の生傷希望)
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(172)投稿日 : 2005年09月26日 (月) 18時05分
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