歌帖楓月 |
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「あかずきんチャソ」を、ガイガーが語る形式です。かなり偏った話しかしていませんが、よろしければどうぞ。
ガイガー管理官(25歳 祝・呪いの赤スカーフ装備解除): いらっしゃいませ皆さん。 完結しましたよ。御絵描き刑事VANの「あかずきんチャソ@DMB」 最後はハッピーエンドでめでたし(一応)、ということでした。 向こうは全年齢向けで健全にいきましたが。
こっちは16禁扱いなんで、僕、正直に書いちゃお。ん? 何をかって? 女の子ネタですよ?
赤頭巾取った時、「あかずきんチャソ」が「お子ちゃま」じゃなくなっててね。それまで10歳くらいの子供ちゃんだったのに、……じゅ、じゅうななさい位の、(ドキドキドキ)ジューシーでっ、ぷりっぷりな、白・百・合・嬢!(一部マニアによる白百合女学園生徒の通称) くぅーっ、ナマ白百合嬢ッ!!! ボタン外れてお腹見えてるしっ! 多分アレだね、16くらいで拉致されて一年経過くらいだね! ちょっと成長しちゃって(腹にあらず)ボタンがぶちっといっちゃったんだけど、そこはそれ全年齢向けなので、その部分がぶちっといった絵じゃなくって、仕方ない涙を飲んでここはお腹でいこうじゃないか、的な。(作者の意図を読むエスパー管理官) ああー、かえすがえすも残念。16禁扱いなら「ロイエルで『某生活指導部長的大サービス』」を拝見できたのにっ。 しかし、趣味悪いピンクのベットにそんなロイエル君をポイと転がしておくのもなかなかにおつな演出でクラックラしてしまいましたね。 おっと、制服のボタンでここまで熱くなってしまいましたよ。僕としたことが、いや、ここで熱くなってこその僕ですけどね?
ああそうそう、ボタンといえば。もう一つあったですよ。 毒消しお目覚めに必要な「祝福のキッス(笑)」は3回くらいでオッケイなはずなんですがね。 なんかね。僕、気になったから数えてたんだけどね、6回やっててね。たしかね、3回目で、ロイエル君は目ぇ覚めてたのね。まあ、ぼうっとしてたけどもね。でも、それ気付いてるくせにね、彼女がしっかり目覚めてないのをいいことにね、あと3回、3回だよ3回ね、する訳ですよ。二倍ですよ? どういうこと? でね、最後の1回はね、こう、「がっ」とね、「がっ」ていうか、そろそろ正気づいて来てるから抵抗されるの防ぐために、こう、硬くぎゅっと抱き寄せてだね、思いっきりちゅうううううっと。 おいおいお前どういう奴だよって、話ですよ? お前「祝福のキッス」の意味とかもう忘れてるんじゃないか忘れてるに違いないとね。 片手でボタンはずしちゃうしね? ああそこ見たかったのよねやっぱり育っちゃってキツイよねそこね、とか思わなかったといえば嘘だけどね僕もね。だけどさ。 僕たち見てるんだからさ、何もそこで外さなくってもさ。いや感謝もしてるんだよしてるんだけどね。ジューシーでぷりっぷりですものね?
それやったすぐ後に、予想通り、彼、ロイエル君から殴られちゃってさ。 そりゃ殴りたくもなるよね。わかるよ、うん。 どっちの気持ちもわかるね。
そんでね。 ロイエル君は記憶が戻らない(?)まま、ゼルク君のお家で治しがてら暮らすことになるんだけども。 物語の最後に指摘したら、絞 め ら れ た んだけれども。 「治療」を名目にしてね、ちょっと卑怯系な手練手管でね、白百合嬢を落としたってことは想像に難くないよね。だって最初の「お目覚めのキッス(笑)」からして、二倍だし外すわけだしね。 いや想像じゃなくって見てたんだけどね? いやいや、事務屋ですよ私は事務屋であっちでは情報管理課管理官じゃないですね。じゃあ見てないってことで。 でも「テクで落とした」って言ってみたら絞められたということは、本当だってことですよね。
その辺りをはっきりさせるためにこの掲示板はあるんだなあそういえば、という話もできますね。そういえば。 |
(176)投稿日:2005年10月30日 (日) 21時24分
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歌帖楓月 |
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ガイガー管理官: いやー。僕の僕による僕のための「あかずきんチャソ@あとがき」、まだまだ続きますよ。 僕は物語では何の裏もない純粋な事務屋さんですよ。
でね。 素敵ディスクがここにこれ、色々、ありました。 いや、僕は普通の事務職さんですよ? それではどうぞ。
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■十七歳白百合嬢のお話 あかずきんチャソ治療中@DMB■ 「居候初日」
「思い出すなら、早い方がいいよね?」 森から出て家に帰るなり、剣士ゼルクベルガーは自然な顔をして言いました。 「はい、」 これから彼の家に厄介になるロイエルは、彼の言葉にうなずきました。彼は私のことを仕事上助けてくれたのだから、あまり長く居候しては迷惑に違いない、と思ったからです。 「できるだけ早く思い出すから、」 「わかった」 玄関の扉を閉めるなり、剣士はロイエルを引き寄せて「祝福のキッス」をしました。触れるだけの軽いものです。 「思い出せた?」 「……ううん。ごめんなさい」 「謝らなくていいから」 「でも、」 「おいで、こっちに」 ゼルクベルガーはロイエルを居間へ案内しました。 ソファに座らせ、お茶を入れて一息つかせました。 「おいしい」 紅茶のカップを宝物のように持って、ロイエルは懐かしそうに微笑みました。 「紅茶、大好きなの」 ゼルクベルガーは嬉しそうに笑いました。 「一つ、思い出せたね」 「あ、」 目を見開くロイエルに、剣士は「じゃあ、これはわかる?」とささやいて、「祝福のキッス」をしました。 甘味と芳香が口移しにされます。 「……桃のジャム?」 「そう。好きだった?」 「うん、」 「もっといる?」 「……うん、」
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ガイガー: ロイエル君は甘いもの大好きなんだよね。 居候初日は「好物で釣る」と。
ではでは、次のディスクどうぞ。
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■十七歳白百合嬢のお話 あかずきんチャソ治療中@DMB■ 「居候一ヶ月目」
ロイエルは、自分の嗜好(しこう)や友達のことは思い出せたけれど、あいかわらず、家族や家のことは思い出せないでいます。 学校に行って友達や先生に尋ねればわかるに違いないと、学校へ行ったロイエルは、すぐに泣きながら戻ってきました。 「どうしたの?」 ゼルクベルガーが尋ねると、ロイエルは言いました。 「学校に行ったら……知ってる人がぜんぜんいないの。……街の様子も変わってて、私、」 私はいつの時代の人間なんだろう、と、泣いて、ロイエルはゼルクベルガーに訴えました。 「私の身体は、さらわれてからそんなに変わってないけど……。もしかして、私がこの街に居たのは昔のことなの?」 泣き崩れるロイエルを、ゼルクベルガーは抱えあげました。 「教えて、あなたは何か知ってるんじゃないの?」 返されたのは言葉ではなく、くちづけでした。 「……自分で、思い出してごらん」 「教えてくれないの?」 「思い出せないのなら、それだけの理由があるかもしれないよ?」 「そんなことない、ただ思い出せないだけよ、」 首を振って、ロイエルは泣きながら、自分から彼の唇に触れました。 「そんなこと、ない、」 ゼルクベルガーは、遠慮がちに仕掛けられた口付けを深く仕返しました。おびえて震える少女に青年はささやきました。 「思い出すのが怖い?」 「そんなことない、」 「じゃあ、いいね?」 揺れる瞳に、再度「怖い?」と聞き返すと、「怖くない」と、今度は強く否定されました。 「ふうん」 ゼルクベルガーは苦笑すると、ロイエルをソファに下ろして、紅茶を入れてやりました。
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ガイガー: はい一ヶ月目でした。 なにやら順調に恋心はぐくんでいるような。
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(177)投稿日 : 2005年10月30日 (日) 23時16分
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歌帖楓月 |
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まだ続きますが、ちょっと中断します。 |
(178)投稿日 : 2005年10月30日 (日) 23時21分
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歌帖楓月 |
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歌帖楓月です。
……十六禁な小説が書けなくなってしまいました。書き方忘れてしまひましたよ? どうしましょう。 ええと、どんなんが十六禁でしたっけ……(混迷) ちょっと、十六禁小説探しの旅に出てきますです。 |
(181)投稿日 : 2005年11月03日 (木) 00時25分
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