歌帖楓月 |
|
ガイガー管理官(25歳 熱血一匹狼*): 全国五千万人のレディの皆さんこんにちは! 貴女のガイガーがやってまいりました!
ブルックリン(仮名): ……なんですか? その「熱血一匹狼*」の表記は。
ガイガー管理官(25歳 今をときめくイケメンアーティスト): これでどうだ。
ブルックリン(仮名): ……。今年最後の悪ふざけですか?
ジェニファー(仮名): あら、私も参加させてくださいな。
ガイガー管理官(25歳 年齢詐称疑惑があるんですよ。あのオヤジギャグセンスからして本当は40代なんじゃないのか。セクハラ発言最低。いいから仕事してください。甘い物の食べすぎで腹回り100センチ超疑惑も追加しましょうよ 男): ……。なによこれ。
ジェニファー(仮名): かなり、いい線いっているかと。
ブルックリン(仮名): ていうか、事実ですよね。
ガイガー管理官(25歳 orz ) ……今日は、これでいってみたいとおもいまーす……。
ブルックリン(仮名): はいはい。どうぞどうぞ。
ジェニファー(仮名): さて、4話が追加、されたようですね。 「濯がれる呪い」だそうですが。
ブルックリン(仮名): すすがれる、そそがれる、どちらの読み方ですか。
ガイガー管理官(25歳 (o^-')b ): どっちでもいいみたいよ?
ブルックリン(仮名): 何ですか……、その、顔、文字?
ガイガー管理官(25歳 ヽ(^o^)丿): 今日はこのノリでいってみたいです。
ジェニファー(仮名): 好きにすればいいですわ。 4話、公開された以上は、管理官からの解説をいただかないわけにはいかないでしょうね。
ガイガー管理官(25歳 \(^o^)/): OK! どんとこい! ではでは、副題が「ロイエルちゃんの洗濯」または「ならぬ堪忍するが堪忍!」であるところの、この「濯がれる呪い」誠心誠意解説して行きたいと思います。 うーんとね。 えー、つまり、「ここでこんな目に遭ってるが故の、『聞こえぬ石牢』」。ゼルク君おつかれ様。よく耐えた! 感動した! でもちょっとつまんなかった。そこで一線越えておけば
ジェニファー(仮名): 一線を越えた時点で「陵辱行為」として告発します。
ガイガー管理官(25歳 顔文字やめた): になるのよねえ。 夜は、その場に僕がいたから「硬化処理して外に出さないで!」ができたんだけどねえ。 昼はいなかったからなあ。(理由:スイーツ堪能ツアー参加) 僕、この洗濯シーン、生で見てないのよねえ。かえすがえすも口惜しい。
ブルックリン(仮名): 僕いましたよ。 ちょっとドキドキしました。
ジェニファー(仮名): 私もいましたよ。 中将は間違いを犯す人ではないと、「当時は」思っておりましたので、冷静に見られましたわ。 中将も、我々が見ているということもあって、逆に安心できたのではないでしょうか?
ガイガー管理官(25歳 男一匹あんかけおじや): ああ。「当時は」ね。 そうだよね。「当時は」ね。 その後の「聞こえぬ石牢」で、僕も皆も、「どびっくり!」ってなもんだよね。 なるほどなあ。もう辛抱たまらんかったんだよねえ。
ブルックリン(仮名): いやそんな。 管理官のおっしゃるように、本能優先っていうことでもないでしょう。 石牢でことに及ぶ前に、中将はロイエルを延々と説得してたじゃないですか。
ガイガー管理官(25歳 §^。^§): タテロール発見したぞ! まあ、なんだねえ、その。 男心って言うのは、どう振れるか、わからんもんだからねえ。 色んな複雑なものが絡まったり絡まなかったりして、ああなった、と。
ジェニファー(仮名): 話を「濯がれる呪い」に戻しますよ? 質問です。 わざわざ脱がせて洗濯する必要あるんですか?
ガイガー管理官(25歳 男一匹年越しそば): あるって言ってるじゃないのよ。文中でご本人のゼルク君がちゃんと。 彼がディープメタル事件の指揮官な訳だから、その判断は絶対ですよ? 彼がルールブックだ。 文中でもさんざん言い訳が……ゴホンガフン、ええと、 簡潔明解な理由付けがなされているじゃないか? 洗濯しないと、ディープメタルをきれいにできないの。 きれいにならないと、首都に連れて帰れないじゃないの。 首都に来てくれないと、僕がロイエルちゃんと、デートできなくなるじゃないの。ここ重要だよね。 ゼルク君、ナイス判断! グッジョブ! 画像クダサイ。
ジェニファー(仮名): なんの画像ですか。
ガイガー管理官(25歳 色即是空): あっ、ジェニファー君。君、もう帰った方がいいよ? 年末でしょ? 忙しいんじゃないの? 年越し準備。そば打ちしたり、門松立てたりだとか。
ジェニファー(仮名): どこの国の話ですか。 やましい画像だ、ということですよね。
ガイガー管理官(25歳 空即是色): NONO。 なやましい画像。
ブルックリン(仮名): うわあオヤジギャグ。
ガイガー管理官(25歳 真面目に解説するさ): そうだ、僕、管理官だった。権限強いんだ。 自分でどうにでもできるんだった。 ようし元気でてきたぞ。 はい、4話ですね! 加筆修正前は、行間扱いで表記無しだった箇所を、 あえて、 詳しく! 細かく! 健全な青年をこれでもかと煽る展開で! いや、これはお膳立てじゃなく、誰が悪いわけでも誰が仕組んだわけでもない、自然な展開で! 煽ると! そんな「ロイエルちゃんの洗濯。ならぬ堪忍するが堪忍! 濯がれる呪い」な訳です。 ゼルク君としては、 「さっさと洗濯して牢に入れといて、明日解放すればいいや。子供だから許したげよう」 という、簡単気軽な洗濯だったはずなのに。 服脱がして中身みたら「!!!」だったので、そこから「ならぬ堪忍するが堪忍」の始まり始まりになるわけですね。 ゼルク君の見通しが甘いんだよ。 だって17歳なんだから、そりゃほとんど出来上がってるよねえ。 ゼルク君は「大したことないだろう。子供子供。大丈夫大丈夫。仕事仕事」とたかをくくっていたんだろうけれども。 だって17歳なんだから、そりゃほとんど出来上がってるよねえ。 あれだよね。 家族に女の子がいないから、わかんなかったんだろうねえ。 17歳だったら、そりゃほとんど出来上がってるよ。
ジェニファー(仮名): 管理官には妹さんがいらっしゃいますものね。 たしか……そうだわ、ロイエルと同い年。
ガイガー管理官(25歳 「おにいちゃん」と呼ばれてますが、何か?): そうだよ。同い年だよ。だから、よーくわかります。 あれ? ゼルク君、うちの妹に懐かれてるのに、 ……わかんないの?
ブルックリン(仮名): ガイガー管理官の妹さんは、……あの、17歳には、見えませんよね?
ガイガー管理官(25歳 そういえば): 5才くらい、に、見える?
ジェニファー(仮名): 逆でしょうに。
ガイガー管理官(25歳 まあまあ): 本編未登場キャラは、いじらないようにしとこう。
ブルックリン(仮名): ……個性、強いですものね……。
ジェニファー(仮名): ブルックリン、静かになさい。
ガイガー管理官(25歳 さてさて): ここで問題です。 ゼルク君は何度深呼吸を強いられたでしょうか? わかった人にカキ氷おごってあげる。
ブルックリン(仮名): 寒いからいりません。
ジェニファー(仮名): 文章中に具体的回数は表記されてないのですが、 我々が所持している画像で確認した所によりますと、 「中将は、途中で、何度か深呼吸をする羽目になった」で4回。 「ゼルクベルガー中将は、大きく息を吸って、また吐いた」で1回。 「中将は、少女の手指に浸かり過ぎの皺が現れるまで、湯船に浮かべた」で、3回。 「気を逸らさないと、腕の触覚が余計な衝動を駆り立てる」で1回。 「眠っている上に男を知らないだろうこの子に、下心はない」で1回。 「冷たい身体がまだ好ましいらしく、ロイエルは中将にぴったりと身を寄せる」で、1回。 合計11回になります。 寒いですから、カキ氷は要りません。
ガイガー管理官(25歳 怖ーい): なんで、ジェニファー君ったら、そんなに正確なの?
ジェニファー(仮名 あなたがちゃらんぽらんなんですよ?): 仕事ですから。
ガイガー管理官(25歳 カッコ内で会話するの止そうよコワイよう): 深呼吸し過ぎて過喚起症候群になりそうだよねえ。 あ、でも、それ以外の所で、彼、息を止めたり飲んだり詰めたりしてるか。プラスマイナスゼロで通常呼吸量と同じかな。 あ、でもさあ、最後に「げんなり」する展開が待ってるんだよね? これって、オチに当たる?
ブルックリン(仮名): 男の使用人を、洗浄したんですよね。
ジェニファー(仮名): クールダウンできてよかったですよね。
ガイガー管理官(25歳 過去、僕も同級生を洗いました泣): 間違いなく、薄皮一枚削ったよねえ。
ブルックリン(仮名): ええ。間違いなく。
ジェニファー(仮名): 「ああ同性には、本当に容赦ない方なんだなあ」、と、思いましたわ。
ガイガー管理官(25歳 いい気味だよねえ。): じゃあ、今回はこれで。 次回は、……どうやら、7話「患者は岐路」が大幅に変更されるので、それのお知らせになるんじゃないかな、と。 ダークでダーティーでクレイジーでシリアスな展開、に、変わっちゃうようですよ? あー、気が重い。僕って健全安全明朗快活青年だから、相容れないわ。 じゃあ、今年はこのへんで。
ブルックリン(仮名): 一年間お世話になりました。
ジェニファー(仮名): 来年もよろしくお願いいたします。
ガイガー管理官(25歳 来年も25歳なので): よいお年を!
|
(271)投稿日:2008年12月31日 (水) 19時06分
|
|