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三戸ゼミナール(夜間主)掲示板



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[54] 題名:2013年度 秋学期第8回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年12月13日 (金) 12時47分

日時:2013‐12‐09 (月)
場所:経営学実験室 18:30〜21:10
出席:( )は欠席 ゼミ生:一色 中山(宮上)
          院生:中村

(T)【DVD視聴】


@ NHKスペシャル シリーズ日本新生「橋が道路が壊れていく・・・インフラ危機を乗り越えろ」2012年3月31日放送

・ガス管や水道管の破裂、橋の亀裂、公民館や学校の老朽化…ここ数年、全国で「インフラ崩壊」の危機が顕在化し、生活に直結する事故が相次いでいる。
「国土の均衡ある発展」をスローガンに、高度成長期に多くが整備されたインフラ。40年〜50年の耐用年数を経て、いま、一斉に老朽化が進んでいるのだ。インフラ全ての維持・更新に必要な費用は、今後40年間で実に600兆円にも達すると試算されている。しかし、これまで国も自治体も有効な対策を講じず、問題を先送りにしてきた。
こうした中、各地で危機を乗り越えようという動きも始まっている。街をコンパクトにすることで、インフラの“選択と集中”を行い、企業誘致や雇用の拡大をめざす自治体。住民自らが道路工事を行うなどして、国の補助金に頼らない自立的な運営に乗り出す自治体も現れている。
人口減少が続き、縮んでいく日本で、持続可能な国作りはどうあるべきか。インフラ危機の現状とそれを克服しようとする取り組みを通して考える。(番組HPより)

☆内容
・インフラの維持に年間9兆円かかっている、今後さらに老朽化が進むと20年後には16兆円かかる。

・静岡県浜松市では過去に景気対策として、地方交付金として作られた公共施設が2000か所以上ありその維持に頭を悩ます。(当時は現在の状況など考えていなかったという実状)

・都市や町のコンパクト化の推進、富山市では町の中心に人口の4割を集中させるという、クシと団子方式での町づくりを全国に先駆けて実施している。

・会津若松氏では水道事業を民間に委託1憶4000万円野費用削減、今後の整備費用に充てる。

・長野の下條村では身の丈に合った村づくりに取り組む、住民との徹底した話し合いと情報公開が成功させる要因。

・キーワード 受益者市民・負担者市民から経営者市民へ


A カンブリア宮殿 「防災」2012年11月29日放送

 ・鉄の技術を売れ!災害列島ニッポンを守る技術集団

 日本列島を容赦なく襲う自然災害。地震、水害、土砂崩れ、もともとビルの鉄骨など、建材の製造・販売が中心だった日鉄住金建材だが、社長の増田のもと、いま防災技術の開発に力を注いでいる。「鉄を売るのではなく、鉄の技術を売れ!」実は日鉄住金建材の防災技術は、すでに全国各地で威力を発揮。まさに災害から命を守る“鉄の技術集団”、その最前線に迫る。

・災害列島ニッポン! …鉄の新技術が命を守る

 2012年9月24日深夜、神奈川・横須賀市で1時間に100ミリ近い豪雨が発生、土砂崩れによって京浜急行の脱線事故が起きた。一方、事故現場から2キロ程の同じような急斜面では、土砂崩れは起きなかった。実はそこには日鉄住金建材の最新の技術が使われていた。それは「ノンフレーム工法」というもの。従来のように斜面の木々を伐採しコンクリートで覆うのではなく、木を一本も切らずに斜面を補強できる画期的なものだ。すでに東京のど真ん中の急斜面など、全国1000ヵ所以上で施工されている。

 日鉄住金建材の鉄の防災技術は他にもある。7月、九州地方を襲った豪雨。記録的な集中豪雨で避難勧告まで出された熊本県球磨郡五木村でも、日鉄住金建材の技術が住民を救っていた。鋼鉄製のスリットダムが土石流による大量の流木や土砂を食い止めたことで、村にはほとんど被害が出なかったのだ。災害が起きて初めて、ありがたさが分かる防災技術。だが社長の増田は言う。「安全は、人知れず守られるのがいいんですよ」。安全に対する想いと共に、世界に誇る技術力の秘密に迫る!

・最新技術を生み出す“マル秘”巨大研究所

 日鉄住金建材の技術は、ノンフレーム工法やスリットダムだけではない。ガードレールや高速道路の防音壁、照明柱や信号機の柱、フェンスなど…。実は私たちの生活には、日鉄住金建材の商品があふれている。それらの技術が生み出される最前線の研究所に、カンブリアのカメラが入った!
 大震災で被災…自らの体験を防災製品に活かす!
東日本大震災では、実は日鉄住金建材の仙台製造所も甚大な被害を受けた。当時、工場内で働いていた社員は近くの高台に逃れて無事だったが、外出中だった工場長だけが津波に飲まれ、帰らぬ人となってしまった…。
心が折れそうになっていた社員たち。社長の増田は、何としても復旧を急げと檄を飛ばす。そして震災後わずか1年2カ月で完全復旧を果たした仙台製造所では、いま次々と新たな防災製品が生まれている。その一つが、津波から命を守る「セーフガードタワー」。そこには震災体験から生まれた様々なアイデアが盛り込まれていた。開発からわずか2ヵ月で、1000人を超える人たちが見学に訪れたという。増田は言う。「技術革新に終わりはないのです」。(番組HPより)

●視聴後の先生のコメント

@に対してのコメント
・政府 → 予算委員会 → 決算委員会(機能していない?)
・どこまで企業化するのか→現実・市場原理(行政と企業)
・社会的課題 → 社会のシステムをどう変えていくのか
・トータルな社会をどう形成していくのか
   20世紀は企業と行政 → 21世紀はNPOや社会的企業の時代?

Aに対してのコメント
・社会的企業の動機や意図
・公共性社会・公益性社会どのように違う

(U)【卒論進捗報告】


 
☆ 先生より次のようなアドバイスを頂きました

・まず結論を出す、その結論のために各章のそれぞれの部分を埋めていく


(V)【感想とまとめ】



<中山>
・日本のインフラの危機が取り上げられだしてから数年たつのであろうが、高速道路や鉄道など民営化によって国はその負担を免れているが果たしてこの状況は良いのであろうか、最近のJR北海道などの例を見ると恐ろしさを感じる。
・自民党は先の震災を受け国土強靭化と称してさらなる新規事業を目論んでいるようだが、老朽化したインフラ整備が先決ではないのか?
・資源が乏しい日本では技術力が企業の生き残る道であることは言うまでもないことであろう、重厚長大産業から日本は情報技術産業へと変容してきているようでもあるが、やはり基本にあるのはその技術力であることをDVDから再認識させられた。

<一色>


(W)【次回予定・その他】


・次回12/16(月)
・卒論進捗報告
・DVD視聴と討議


 
PASS [1209]


[53] 題名:2013年度 秋学期第7回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年12月06日 (金) 14時19分

日時:2013‐12‐02 (月)
場所:経営学実験室 18:30〜21:00
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山(宮上)(一色)
          院生:中村

(T)【DVD視聴】



●社会的企業関連のDVDを視聴した。

@ 『LINE』 日経スペシャル 未来世紀ジパング 2013年4月15日放送

 ●「無料通話&メールで沸騰!"LINE"秘めた実力」

 ・『LINE』をご存知だろうか?スマートフォンの時代を迎え、日本、さらには世界で大ヒットし話題となっている、無料通話アプリだ。2011年6月のサービス開始から1年半で、ユーザーはすでに1億人を突破。その勢いは、あのfacebookやtwitterを上回るスピードだという。日本では4500万人以上が利用、さらにアジア、中東、南米にそのシェアを広げている。LINEの何が、これほどの支持を受けているのか?その実力を徹底取材、そこから見えてくる日本の光明とは?

 ・東京・渋谷。スマホでの通話やメールに、何を使っているのかを聞いてみると…?皆、口々に「LINE!LINE!LINE!」と答えた。インタビューした若い人たち約30人のうち、何と全員が利用していた。LINEの人気の理由のひとつが、アカウント取得の手軽さと速さ。アカウントを作成するとスマホの電話帳とリンクし、すぐさま…友だちの名前が表示される。そして、直ちに、無料通話や無料メッセージが可能になるという。しかも、メッセージを送る速度がメールに比べて速いのが特徴だ。また、安否確認に使える機能も有している。

 ・渋谷ヒカリエにオフィスを構えるLINE。あのスタンプにもなっているキャラクターが出迎えてくれるオフィスには、社員用のカフェスペースが併設されているなど随所に遊び心が…。LINEの象徴が、メールに添付するスタンプ、その編成会議の現場にもカメラが初めて入った。スタンプになるキャラクターの表情、仕草をどのようにするか…。そこにはLINE独自の採用基準があるという。

 ・それにしても、なぜ無料の通話・メールが成り立つのか?森川社長を直撃した。
 アジアの中でも特にLINEのユーザー数が多いのがタイだ。その数は1500万人を超える。首都バンコクは、LINEを使う若者で溢れていた。スタンプを使いこなす女性、さらにムエタイのボクサーまでもLINEに夢中だ。そして驚くべきことに、タイの国家警察がLINEを正式に導入したという。取材班が、パトロールに同行すると…LINEが麻薬犯の逮捕にも一役買っていた。

 ・日本発の「LINE」。森川社長は、何とあのFacebookを超えてみせると意気込んでいる。森川社長が訪れたのはスペイン・バルセロナ。そこで、欧州最大手の携帯会社ノキアと極秘に接触…。ノキアから発売される低価格のスマートフォンにLINEのアプリを組み込むことで、新興国の市場をも狙っていたのだ。果たして、ニッポン生まれの無料通話「和製アプリのLINE」は、世界の通信インフラを制することが出来るのか!

   ●「ガラパゴスが世界標準に?」

 ・「日本で受け入れられたサービスはやはりいい」。「iモード」のデコメを応用したLINEのスタンプ機能は、海外の人々にも大ヒット。実はグーグルも日本の携帯を研究、アップルもiPhoneに絵文字機能を取り入れるなど、「日本のガラパゴス」文化は注目されてきたと言う。もはや「ガラパゴスはおかしい」という発想ではなく、“ガラパゴス”を広げる時代に入ったのだ。それを証明するのが、日本生まれの「ウォッシュレット」「新幹線技術」「炊飯器」など。こだわり抜いた日本の“ガラパゴス”に、世界に羽ばたくビジネスのヒントが(番組HPより)


A ドワンゴ (ニコニコ動画) カンブリア宮殿 2012年5月24日放送

 ・「小沢一郎議員の単独会見」「スペースシャトル打ち上げ」など、次々と話題の動画を配信する『ニコニコ動画』。これを運営するのが、川上量生率いるドワンゴだ。ドワンゴは、黒字化が難しいといわれてきたネットの動画共有ビジネスで初の黒字化を達成、業界の内外を驚かせた。その利益の“源泉”は、増え続ける会員だ。有料会員だけでも160万人超。無料会員と合わせると、何と2700万人が登録している。そこでは動画配信を武器に独自のビジネスモデルを構築、4月には幕張メッセでの巨大イベントまで成功させてみせた。

 ・「ニコニコ動画」の強さは、一般の人たちが自分で作った動画を投稿し、共有し楽しめる「場」を作ったこと。その創作活動はまさに無尽蔵、無限大!

 ・川上は、ネットビジネスでどんな“革命”を起したのか?ドワンゴが生み出す新時代の潮流を探る!また今回の収録では、その一部を「ニコニコ動画」で生配信。画面を埋め尽くすコメントに、村上龍と小池栄子は…?

 ・ネット動画に革命…ユーザー参加で広がる“創作の連鎖”
ユーザーが投稿するなどした動画の総数はすでに777万本。登録会員数は総計2700万人に上る。この“躍進”の背景に、ニコ動ならではのIT技術がある。それは画面上に表示されるコメント機能。これによって、ありとあらゆるコンテンツを「他人と一緒に楽しみ共有できる」という、独自の世界が生まれたのだ!話題の“ニコ動”人気の秘密を探る!

 ●525円払ってでも見たくなる!魅惑の黒字化戦略

ニコニコ動画は2010年、動画共有サイト初の黒字化を達成。その最大の要因は、月額525円のプレミアム会員の存在だ。現在、その数162万人を超える。今や東証一部上場のドワンゴだが、もともとは京都大学を卒業した川上が、友人と5人で立ち上げた小さなITベンチャー。「起業するつもりはなかった」と語る川上語録は、実に型破りでユニーク。

 ●採算度外視のイベント決行!そこから見える未来
4月、ドワンゴは幕張メッセで一風変わった巨大イベントを開催した。その名も「ニコニコ超会議」。2日間で会場に来たのは9万人超。だが実はこれ、億単位の赤字覚悟のイベントだったという…。
すべてが型破り!(番組HPより)

●視聴後の先生のコメント

@に対してのコメント

・SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)→新しい世間を創り出している。
・通信サービス → 社会的インフラ
・社会的課題の解決 → 社会的企業
 タイの警察がLINE を利用していること社会的課題の解決といえる
・社会的 → 市場・非市場的
 市場化できたものは社会的と言えない
 市場化できないものが社会的ではないのか(教育・福祉などはそのすべてが市場化できるわけではない)
・自動車生産にはコストが必要 → しかし環境に与える影響や、交通事故などの影響は社会的コストであろう、原発事故の影響や廃炉に関するコストなどは社会的コストとして捉えるべき。

Aに対してのコメント

・20世紀に生まれたもの(生みだされたもの)はその価値観では生き残れない
・既存のメディア→新聞・TVどうすれば売れるかに走りその持っている意味を失っている→アマゾンや楽天は既存のものを乗っ取っている
・今日のDVDで視聴した例は市場化進行中の物といえる
・PC・インターネット・プリンター → 社会を変える
・3Dプリンターは大きく社会を変える可能性がある、20世紀からのモノづくりを大きく変化させる


(U)【卒論進捗報告】


 
・中山: 先生より次のようなアドバイスを頂きました
 これだけは言いたい、伝えたいは1点に絞る、その他で述べたいことなどは注釈や補足、参考などで述べる

(V)【感想とまとめ】



<中山>
・私もLINEに登録はしているが、番組のように通信手段として日常的には使用していない、LINEの無料通話は驚きであるが、これに対して既存の通信会社(ドコモ・ソフトバンク・auなど)はどのような対応策を講じているのか社会全体ががLINEや他の無料通話を利用するようになった時、通信設備の維持やその他のコストを誰がどのように負担していくのか、これらも社会的コストになってしまうのか?
・動画サイトに投稿する人のそのエネルギーは驚きであった、このエネルギーを社会的課題に少しでも向けてもらえたら今回の特定秘密保護法案の強行採決などは生じなかったかもしれない?日本の将来を担う若者たちは誰かに乗せられるだけの人にならないことを願います。


(W)【次回予定・その他】


・次回12/09(月)
・卒論進捗報告
・DVD視聴と討議


 
PASS [1202]


[52] 題名:2013年度 秋学期第6回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年12月06日 (金) 12時47分

日時:2013‐11‐25 (月)
場所:経営学実験室 18:30〜21:30
出席:( )は欠席 ゼミ生:一色・中山(宮上)
          院生:中村

☆掲示板遅くなりましたが編集中です、みなさんの協力お願いします。
・一色さんが来るまでの時間を利用して先生と少しお話をしました、以下にその内容を記述。
・特定秘密保護法案について
<先生>法律を作る、法律ができるということはそれを使う人に権力を与えるということである、この法律によって一般人が起訴されるということはないであろうが、逮捕されることはあり得る、それによって心理的な圧力はかけられる。

<中山>その範囲やチェック機能が曖昧なことを含めて私自身は拙速な成立には反対であるが、数の力で成立してしまうのであろうが、その先に控えた改憲につながることも予想され正直なところ非常に危惧している。

・昼ゼミ合宿(OB含めて5年ごとに開催)での資本主義の【影】の克服とのテーマ。
(1)福祉政策(国家) → 所得の再分配
(2)社会的器官化(企業・株式会社)→ 利潤の再分配
 → 大企業社会 → 機能不全(大量生産社会の終焉)
(3)フェア・トレード(fair trade)は社会的
上記を対立の克服と捉えると
(1)貧富の克服             資本主義の延命・発展
(2)賃金労働VS 資本    ⇒         ↓
(3)先進国VS途上国          環境・資源問題を深刻化させている

・社会的企業
大量生産 ⇔ 大企業組織ではありえない
        ↓
小規模オーナー会社  官僚化していない
・@個人 → A組織(大企業) → B個人へと戻っている(小規模組織)
                      ↓
                     ネット
                  事業NPO・社会的企業

・インターネットにより外国や地方都市などの遠隔地とのコミュニケーションが可能になった
・知識情報から変化(機器の進化で対応できるような社会・自動翻訳機など)

・いかに情報をインフォームするかが大切であるかという事例で日経新聞のセブン・イレブンの記事が紹介された。
 セブン・イレブン 1970年代創業 10年ごとに危機
→ 対応@混合配送(メーカーは反対)    →  配送の合理化
    Aバーコード導入(メーカー反対)  →  商品管理の効率化
    Bアメリカセブン買収(内部の反対) →  コンビニエンスに特化して成功
    Cセブン銀行(内部の反対)     →  夜間や時間外での利用拡大
 上記の全てにおいて反対があった⇒既存の状況からデメリットはいくらでも言える                ⇒今までないものや、なかったことの結果はわからない

(T)【DVD視聴】



●ブランド関連のDVDを視聴した。
@オタフクソース カンブリア宮殿 2013年9月12日
広島風のお好み焼きとともにその知名度を上げ、ソースの売上げで日本一のシェアを誇るオタフクソースの佐々木茂喜社長がゲスト。ソースメーカーとしては後発だが、戦後の混乱期に、いまのお好み焼きの原型ともなった「一銭洋食」の屋台に売り込んだことをきっかけに、販売を伸ばしていったオタフクソース。広島県には約1800軒のお好み焼き屋があるが、そのうちの8割がオタフクソースを使っていると言われる。
最近では、東京のスーパーでも多く売られ、そのトロットした甘いソースが家庭でもうけている。
知っているようで知らないソースの話と、ソースをこよなく愛し、販売に力をいれるオタフクソースの秘密に迫る。
全国各所で地割!“広島風”お好み焼き
今関東でじわじわ増えて来ているものがある。野菜のジューシーな味わいが評判の“広島風”お好み焼き店だ。小麦粉を水などで溶き熱した鉄板に薄く円形にのばし、大量のキャベツやもやし・天かす・肉を重ねるように載せてひっくり返し、蒸し焼きに。さらに焼きそばの麺・卵などを加え、関西の「粉もん」のお好み焼きとは全く違う食べ物。ヘルシーさが人気の秘密だ。
この広島風お好み焼きに欠かせないのが広島の「オタフクソース」、実は今や全国のスーパーで売られ、ブルドッグソースなど大手を追い抜き、日本一のシェアを誇っている。
そもそもソースって…!? 意外とヘルシー調味料
日本では明治大正期の洋食の普及とともに各地でソースメーカーが勃興(もとは19世紀にイギリス・ウスター市の家庭で、野菜や果物の切れ端を腐敗しないように酢や塩を加えて貯蓄したのがソースの始まり)。現在は、お酢に野菜・果実類を加熱処理し香辛料を加えて作るのだが、実はとってもヘルシーな調味料。
カロリーは、マヨネーズやフレンチドレッシングの1/6、塩分は薄口醤油の半分、さらにソース自体はノンオイル、油が含まれていないのも大きな強みなのだ。
叩き上げのソース職人が社長、仰天「お好み焼課」が全国で焼きまくる
なぜ、広島のソースメーカーが、全国ナンバー1になったのか?それは、広島風のお好み焼きとともに全国に浸透したのがきっかけだ。オタフクの社内には、採算度外視の「お好み焼課」が存在、お好み焼きの良さを知ってもらおうと小学校や幼稚園を訪問してお好み焼きを焼いたり、「キッチンスタジオ」を全国に作っては一般向けのお好み焼き講座も開催、地道に広島風を広めていくことで現在の地位を築いた。
「文化が無くても人は死ぬ訳ではない。だが非効率を理由に文化を切り捨てたら、そこには何も残らない」と、食文化の重要性を社長の佐々木は唱える。2006年には本社に6億円をかけて「Wood Eggお好み焼館」を造り、歴史から何まで学べる施設をつくるなど、目先の利益ではなく地道なファン作りを粛々と行っているのだ。
お好み焼きでみんなを幸せに…
「お好み焼きを広め笑顔をつくる」この理念の実現のため、お多福では商売として店を持ちたい人への「開業支援研修」も手掛けている。なんとこれまで全国で4500人に焼き方から開業、経営者としてのノウハウまでも手ほどきして来た。実は関東でも広島風が増えて来ているのは、オタフクのこんな取り組みもあったのだ(番組HPより)

A無印良品 カンブリア宮殿 2013年9月19日放送
ご存じ「無印良品」。生活雑貨から衣料品、家具、食料品まで、なんと7500アイテムを販売。
暮らしに関わる商品ならなんでも揃うお店として、右肩上がりで成長を続け、年商1880億円。24の国と地域で610店舗を展開している。
1980年に「わけあって、安い」をコンセプトに、西友のプライベートブランドとして誕生。
90年代には“ムジラー”なる熱烈なファンを獲得していった。
だが、2001年、38億円の赤字に陥り、創業以来初の危機に立たされた。
原因はユニクロ、ニトリといった低価格店の台頭と成長にあぐらをかいていた企業体質にあった。
この赤字会社の再建を託されたのが現会長の松井忠三氏。
松井は社内の膿を出す苦渋の決断を行うとともに、自らマニュアル『ムジグラム』を作り上げ、「無印らしさ」を取り戻す“仕組み”を作り上げ、みごとV字回復を成し遂げたのだ。
今回番組では、ファンを魅了してやまない商品の魅力に迫るとともに開発の裏側に潜入。マニュアルを超えたマニュアル『ムジグラム』の全貌を公開!
年間6500万人が購入する“無印良品”の魅力とは?
『無印良品』の魅力は、シンプルなデザインと機能性に優れた商品。
環境に配慮した素材や加工方法を考案するスタッフやお客の要望に応えて改良される商品、さらにお客のニーズを掘り起こす取り組みなど、普段見ることのできない無印良品の裏側に潜入。
無印商品の魅力に迫る。
V字回復のきっかけ、無印良品の「仕組み」とは?
38億円の赤字解消の為に松井が作り上げたのが、全13冊、2000ページにも及ぶマニュアル『ムジグラム』。そこには一般的なマニュアルにはない膨大な“仕組みつくり”のノウハウが秘められていた。国内店舗への密着取材でその仕組みを紹介するとともに、『ムジグラム』で中国人スタッフを教育する無印良品の取り組みを追う。
原点回帰で「良品」を売れ!
年間900万足のメガヒットとなった直角靴下。
実はチェコで見つけてきた「おばあさんの手編み靴下」を無印良品に落とし込んだものだ。
なぜ「直角」だと履き心地がいいのか?その秘密を探るべく国内の製造工場に潜入。
そこには、『ゼロから新しい物を生み出すのではなく、昔から長く使われてきた「良品」を見つけ出し、現代の生活に合わせ仕立て直す』という無印良品の原点ともいえる思いが込められていた。(番組HPより)

●視聴後の先生のコメント
・ブランド ⇒ 差別化されたもの(語源は自分の家畜に焼印を押し他人の家畜と区別するburnedからきている)
 企業ブランド・商品ブランド
・B to Bにはブランドはいらないという仮説なども卒論のテーマとして面白いのではとのコメントがありました。

(U)【卒論進捗報告】


 
・一色:

・中山: 12月半ばか、冬休み前までに途中でも一度提出するようにするので見て頂きたいとお願いした。


(V)【感想とまとめ】


<一色>

<中山>
・私の家でもお好み焼きはよく作る、以前ソースはブルドックソースの濃い口とウスターソースをブレンドさらに醤油を少し加えて使っていたが、いつの頃からかオタフクのお好みソースに変っていた、多分子供の味覚にあったためか?またはお好みソースはお好み焼き専用であるとの商品戦略に乗せられた?後発メーカーでありながら成功したのは以前観たエフピコ(トレーメーカー)と合い通じるものを感じた(顧客が消費者だけでなくお好み焼きやさらにはスーパーなどと共栄する)。
・無印良品はノーブランドをブランドとして位置付けてしまった、顧客のターゲットが事業規定(価値観やライフスタイル)によって明確であった。



(W)【次回予定・その他】


・次回12/02(月)
・卒論進捗報告
・DVD視聴と討議


 
PASS [1125]


[51] 題名:2013年度 秋学期第5回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年11月25日 (月) 12時50分

日時:2013‐11‐18 (月)
場所:経営学実験室 18:30〜21:30
出席:( )は欠席 ゼミ生:一色・中山(宮上)
          院生:中村

☆掲示板編集中です、みなさんの協力お願いします。
☆卒業アルバム用の集合写真撮影がありました。

(T)【DVD視聴】



●社会的企業関連のDVDを視聴した。
@中央タクシー
A加賀屋
Bベンリ―
Cスーパー・マルエツ
Dみやのかわ商店会

●視聴後の先生のコメント

・加賀屋と中央タクシーの顧客に対するサービスでもこの二つには違いがある。
・サービスに対する動機が違う。


・加賀屋    → プロとしてのサービス
・中央タクシー → 個人としてのサービス

・普通の企業と社会的企業はどこで分けられるのか?
               ↓
           動機なのか、個人なのか

(U)【卒論進捗報告】


 
・一色:

・中山:社会的企業の社会的という言葉のもつ意味を探っているが中々難しい。
 ☆先生より色々の文献を調べ自分なりの定義付けをする。そして社会的企業⇔社会的企業・既存企業などとの違いなどを比較してみるとよいのではとのアドバイスを頂きました。



(V)【感想とまとめ】


<一色>

<中山>
・長野の中央タクシーで長野オリンピックによる特需を放棄し従来の顧客を大切にした運営は社員の意見からとあったが、それに応えた経営者の決断は一時の利益に惑わされず地域社会に根ざした本質的なものであり、まさしく(顧客規定)がしっかりしていると言える。
・近年、高齢者に対応するビジネスが盛んである、私も高齢者の一員として新聞やTVなどでそれらに関する報道を見ると考えさせられることも多いが、単にサービスを提供するだけでなく高齢者も社会の一員として参加できる仕組み作りが今後より重要となる。


(W)【次回予定・その他】


・次回11/25(月)
・卒論進捗報告
・DVD視聴と討議


 
PASS [1118]


[50] 題名:2013年度 秋学期第4回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年11月18日 (月) 14時09分

日時:2013‐11‐11 (月)
場所:経営学実験室 18:30〜20:45
出席:( )は欠席 ゼミ生:一色・中山(宮上)
          院生:中村

☆掲示板編集中です、みなさんの協力お願いします。

(T)【DVD視聴】



●企業のブランド構築戦略
・アレックス・ライリーが大企業のブランド戦略の舞台裏に潜入/今回は携帯電話など、最新テクノロジーを扱う一流企業をのぞいてみよう。彼らはどのように消費者に商品を売り込み、信頼を勝ち得ているのだろうか。消費者の中には、そのメーカーの商品を熱烈に支持する者もいる。この疑問を解明するため、アレックスは最新機器を開発する専門家たちにインタビューを敢行。果たして、一流企業はどのように莫大な利益を産み出しているのだろうか。
@アップル
Aマイクロソフト
Bグーグル

●巨大企業ブランド
・アレックス・ライリーが大企業のブランド戦略の舞台裏に潜入/今回はアレックスと共に、世界的なシェアを誇る食品や飲料水の業界をのぞいてみよう。なぜファストフード店や飲料メーカーは、こんなにも人々の生活に浸透し、親しみのある存在になったのだろう。何か特別な理由があるのだろうか。そう疑問を抱いたアレックスは国外へ足を伸ばし、企業のルーツを探ることにする。そして、消費者の支持を集め続ける理由を突き止めるのだった。
@コカコーラ
Aマクドナルド
Bハインツ
Cレッドブル
Dスターバックス

●視聴後の先生のコメント
☆コーヒーひとつでも缶コーヒー、家で飲むコーヒー、店で飲むコーヒーなど様々な形がある。
・ブランドどう確立    量 ― 価格
         品質 ― ブランド(差別化)
                  ↓
                神話、story、外見
・ブランド論  
・ブランドの持つイメージ
・衒示的消費  ・ベンツのマーク、ルイヴィトンのマークなど
        ・消費者を引き付ける
        ・他者に対して   

(U)【卒論進捗報告】


 
・一色:テーマと目次により報告
    内容:(一色君記入してもらえますか)

●先生よりのコメント
・目次に沿って次のようなアドバイスがありました。
・Bの高級ブランド確立の例 ― 成功・失敗とDの低価格・高品質の商品のブランド戦略の例 ― 成功・失敗の共通性や・法則性に絞った方が良いのでは。

・Eの低価格・高品質の商品登場の背景⇔ここから問題提起をしたら。
・FGはやらないほうが良いのではないか。

(V)【感想とまとめ】


<一色>

<中山>あらためてブランドの持つ力を再認識させられた、私自身はあまりブランドに固執する方ではないがそれでも同じような機能、品質で有れば多少高くともブランド品を選ぶこともある、これはそのブランドが与える安心感が一番大きいと私自身は考えているのだが、しかしこれなども企業のブランド戦略に上手く乗せられてしまっているのであろう。

(W)【次回予定・その他】


・次回11/18(月)
・卒論進捗報告
・DVD視聴と討議


 
PASS [1104]


[49] 題名:2013年度 秋学期第3回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年11月11日 (月) 11時25分

日時:2013‐10‐28 (月)
場所:経営学実験室 18:30〜22:00
出席:( )は欠席 ゼミ生:宮上・一色・中山
          院生:中村

☆掲示板編集中です、みなさんの協力お願いします。

(T)【DVD視聴】



●DVD視聴に先立ち先生より次のようなお話がありました。
 ・最近のホテルの誤表示問題について
 ・経営者→偽装では無い→現場の責任(コミュニケーション不足など)
        ↓
    犯罪者になりたくない→社会の信頼を失うことに気が付かない
 ・阪神電鉄→1路線のみ(経営がなっていない‐球団も同様)
 ・地下鉄→都市の拡大と共に郊外へ
 ・東急→2大都市間を結ぶ(上下線とも利用客多い)
 ・私鉄経営の基礎を築いたのは阪急電鉄の小林一三。(東急は阪急を参考にした)
                  ↓
  都心・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・郊外
   ↓                              ↓
 デパート              沿線や郊外に住宅建設・ 動物園や遊園地
                  ↓
上下線の利用客拡大を図る

・鉄道は安全→信頼がある業界
・日本の各業界・業種において近年誇りが失われている

     →スペシャリズム(専門家倫理)     →能力
→倫理                 →信頼
     →一般倫理(善・悪)          →意図

【DVD視聴】:ガイアの夜明け 2013年6月25日放送 生き残りをかけた新通販戦争

・急拡大するネット通販に対して、テレビやカタログ通販は曲がり角に差し掛かっている。そのため、いま新たな収益源を模索する動きが加速。ジャパネットたかたは、パソコンやタブレットを高齢者に販売。自宅を訪問して使い方を説明するなど、持ち前のコミュニケーション力で巻き返しを図る。「国内市場の再拡大は難しい」と、東南アジアでテレビ通販を始める会社も出てきた。一方、カタログ通販も必死だ。ニッセンは"ぽっちゃりさん"向けや、背の高い女性、小柄な女性向けのサイズに商機を求める。生き残りを賭けた、通販業界の新たな戦略を取材する。(番組HPより)

☆ジャパネットたかた
・内容

「ジャパネットたかた」東京進出の狙いとは!?「2013年に最高益を出せなければ社長を辞任する」。ジャパネットたかたの高田明社長はそう語る。売上高は20年足らずで70倍以上に伸びたが、12年12月期の決算は2期連続の減収減益となった。
ジャパネットたかたは、これまで頑なに長崎の佐世保でやってきたが、去年、六本木に大規模なスタジオを併設した東京オフィスを開いた。狙いは、大手メーカーが集まる東京でヒット商品の掘り起こし。そして、ネット通販の専用番組を始めること。
 その一方、パソコンやタブレット端末など、高齢者が敬遠しがちなデジタル家電は、専門の担当者がお宅を訪問して設定や無料レッスンをするというサービスに力を入れる。「提案型の売り方」と「きめ細かいサービス」という特徴を進化させつつ、「東京」「ネット」に新たに乗り込む。
・東京にスタジオとオフィスを開設した事で取引メーカーが拡大
・家電だけでなく生活商品へも→家電と食材のコラボ(食材は買い替え需要が見込める)
・ナショナルブランドへのこだわり→信頼性とアフターサービス(メーカーが対応)


☆ショップジャパン(オークロンマーケティング)
・内容

ネットの拡大で日本の市場が飽和状態になる中、海外に活路を求める通販業者が相次いでいる。いま通販が活況を呈しているのがタイだ。テレビの多チャンネル化が進んでいることに加え、中間層が増えて消費が拡大していることが背景にある。NTTドコモグループのオークローンマーケティングは、今年3月、「ショップジャパン」というブランドでサービスを開始した。住友商事傘下のジュピターショップチャンネルも、今夏にもサービスを始める計画だ。果たして、本当にタイに活路は見いだせるのか?
・タイではTVショッピングが大流行
・タイの社長:日本の商品とおもてなしはビジネス的に有効


☆ニッセン(カタログ通販大手)
・内容
今年3月。東京・渋谷のパルコで開かれたファッションショーが熱気に包まれた。モデルは、少し太めの女性ばかり。そのパルコに「ぽっちゃりさん」専門の店舗を開いたのは、カタログ通販大手のニッセンだ。ネット通販の猛追を受ける中、ニッセンが目を付けたのが、"ぽっちゃりさん"。さらに、背の高い女性や小柄な女性だ。こうしたサイズは大量に売れないため、メーカーが嫌がり、これまで扱う店が少なかった。だが、少数派でも確実に需要はある。大量生産できない分、いかに需要を予測して少量生産し、それを売り尽くすか?その秘策とは?
・スマイルランド→肥満者向け商品(洋服など)のショップ展開→ぽっちゃりさん市場(ニッチ市場)
・他にも背の低い人・背の高い人などのニッチ市場を過去の顧客データにより開発



●視聴後の先生のコメント
☆通販         楽しみ       体系別
   ・カタログ・・・選ぶ楽しみ→専門化→特定個人 
   ・TV・・・・・・商品を推す(選んでくれる)→不特定多数(企業→ユーザー)
   ・ネット・・・・比較(機能・価格)→(ユーザー→企業)
 それぞれの機能ごとに住み分けていると言える。
    

(U)【卒論進捗報告】


 
・宮上:


・中山:テーマ(事業型NPOその社会的企業としての可能性)と目次提出
  社会的企業をより具現化しているのが事業型NPOであるという仮説を証明したい。


(U)【感想とまとめ】


<一色>

<宮上>

<中山>同じ通販業界でも今回のように比較しながら視聴することによって、微妙にそのスタンスが違うことがより理解できる、これは単に物事を一つの側面だけで捉えるのではなく、比較することで他の側面やより深い視点から物事を捉えることにもつながる。

(V)【次回予定・その他】


・次回10/28(月)
・卒論進捗報告:一色
・DVD視聴と討議


 
PASS [1028]


[48] 題名:2013年度 秋学期第2回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年10月24日 (木) 10時10分

日時:2013‐10‐21 (月)
場所:経営学実験室 18:35〜22:00
出席:( )は欠席 ゼミ生:宮上・一色・中山
          院生:中村

☆掲示板編集中です

(T)【卒論進捗報告】


<一色>テーマを報告

<中山>
社会的企業についての報告
・社会的企業の背景や特徴など調べたことを報告
●先生より次のような指摘がなされた
 ・調べただけでは駄目、ある程度調べたら自分なりに考えることが重要
 ・どこに問題があるのか、それに対してどのように自分なりの結論を出すのか
 ・その結論を証明し納得させることができるか
 ・テーマを決める、何を言いたいのか、何をやりたいのか
 ・それに従い目次を作る(章だて)

(U)【DVD視聴】


(T)  NHK団塊スタイル:2012年9月14日放送
社会問題を解決しながら利益をあげるという社会的企業が世界的に増えている。日本の団塊世代でも、セカンドライフで社会的企業をおこす人が出始めている。その実態を、俳優・伊吹吾郎さんが取材、リポートする。スタジオでは専門家を交えて、社会的企業のあり方や今後の展望などを徹底討論。団塊世代は、今後何をすべきかなど、伊吹吾郎さんや風吹ジュンさんが本音トークを繰り広げる。【ゲスト】伊吹 吾郎さん(俳優) 藤沢 久美さん(法政大学大学院客員助教授)(番組HPより)

@シニア世代を対象にふれあいサロンを設立
ふれあいサロン設立者は定年後にコミュニティビジネス・アドバイザーの資格を取得し、地域のシニア世代のためのサロンを設立、年会費と使用料での運営をはかっている。設立3年での黒字化を目指していたが4年目で会員も増加し収支が改善された。現在では地域になくてはならない存在となっている。
A訪問介護の人材派遣会社
将来的に介護をする人材が不足するとの記事を目にし、その課題を解決するために61歳で起業、人縁・人脈を活かし働きたいシニア世代と介護の人材を求める介護企業を結びつける。その熱い思いが共感をよび、共感登録などのシステムを生みだした。
B他にもマイクロファイナンスや、既存企業の社会的事業などの事例が紹介された。

(U) カンブリア宮殿 2011年11月10日放送

大垣共立銀行:客に熱烈支持される地方銀行の秘密!“らしく”を捨てた新発想で、真の顧客サービスを!

・岐阜・大垣市に本店を置く、大垣共立銀行。地方銀行ながら、実は顧客満足度で全国でも高い評価を得ている銀行だ。今年1月に発表された「日経金融機関ランキング2010」の顧客満足度調査では、ネット銀行を除くと見事トップに輝いた。これを裏付けるように、東海3県(愛知・岐阜・三重)に本店がある銀行の中で、個人ローンと預かり資産の残高でも第1位。一体その原動力はどこにあるのか?
他行と違うのは、一見奇をてらった「ムダ」に見えるサービスの数々だ。だが顧客目線で考え抜かれたサービスは、客の利用頻度を増やし、収益を生み出した。頭取の土屋の夢は、自分が辞める時に『これ以上どんなサービスができますか、大垣共立銀行』と広告を出すことだという。
「金融業からサービス業へ」をモットーに掲げ、目からウロコの驚きサービスを提供し続ける大垣共立銀行の底力とは。大垣共立銀行 “全国初”の取組み
1994年「年中無休ATM」を金融界で初めて設置
1995年「ポイント制サービス」開始
2000年「ドライブスルーATM」設置
2005年「手数料無料ATM」設置
「ATMスロットゲームサービス」開始
2009年コンビニをモデルにした支店オープン
“脱・銀行員”を目指して…異業種に学べ!
大垣共立銀行には、独特の人材教育制度がある。それは、異業種企業での研修。これまで、コンビニやホテル、製造業のほか、テレビ局、新聞社などで実施してきた。銀行という、ありとあらゆる企業や人と取引をする業態にあって、「顧客の立場でものを考えられる頭脳が必要だ」と、土屋は言う。

これからの地方銀行の役割とは…商機を生み出せ!
製造業“冬の時代”と言われ、大垣共立銀行の足下の企業も厳しい経営環境が続いている。“金融業”に留まっていては、銀行も地域も生き残れない!地場産業と共に生きるため、大垣共立銀行は、企業とのパイプを生かした“ビジネスフェア(商談会)”を開催して、ビジネス機会の創出に奔走している。出展する企業に対しては、成功のためのノウハウ習得まで支援する。
目指すは10月の商談会。果たして新たなビジネスは生まれるのか…?


(U)【感想とまとめ】


<一色>

<宮上>
「社会的」の意味するところがあいまいで大雑把なので、焦点を絞って考えたいと思った。

大垣共立銀行は以前ワールドビジネスサテライトで特集を見たことがあったが、
そのときには行員女性で作るアイドルグループ「OGK48」ばかり目立っていたので
印象が変わりました。
「銀行にくるお客様」の定義を変えたこと。

<中山>
・社会的企業についての先生のお話の中で一例として、地球温暖化に対してのCo2削減のために原発を稼働させる企業も社会的課題を解決(確かにCo2削減はできる)する企業と言えるのかとの問いかけがなされたが、これなどはある一面では社会的課題を解決しているのかもしれないが他方では新たな社会的課題を生み出していると言える。
・DVDの視聴ではシニア世代のまだまだ働きたい人と、介護の現場を結び付けているビジネスの在り方は創設者の共感思想がその原点にある。
・銀行はサービス業との頭取の考え方は利用者にとっては有り難いものである、その反面働く側の行員にとってはどうなのであろうか、その点が番組では伝えられていなかったのが残念、顧客満足度だけでなく、行員満足度も取り上げてみることも必要?

(V)【次回予定・その他】


・次回10/28(月)
・卒論進捗報告:宮上
・DVD視聴と討議


 
PASS [1021]


[47] 題名:2013年度 秋学期第1回 夜ゼミ 名前:宮上綾 投稿日:2013年10月07日 (月) 23時31分

場所:経営学実験室  19:25〜22:00
日時:2013-10-07(月)
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山・宮上・(一色)
院生:中村・阪本

(T)今期のスケジュール


10月、11月、12月…各週一人ずつ卒業論文の進捗報告
1月6日(月)…卒論最終報告
1月22日〜24日…卒論提出期間
1月27日(月)…卒論発表

その他 DVD鑑賞→比較討論


(U)卒論の構想報告



<中山> 社会的企業から見える日本的経営について
    ・経済と資本主義の変容    
    ・社会的企業とは
    ・日本的経営の善さについて述べたい
    →次回に社会的企業の定義、概念、その背景などについてを報告する

<宮上> 個人化について
    ・ICTインフラ整備・携帯普及から考える
    ・単身世帯の増加・家族、個食から考える
    →テーマが大きく2つに分かれてしまっていたので、一本メインを定める
     消費スタイルの変容、マーケット、企業から個人消費を考える
     カタログ通販から、ネット通販

 ⇒次々回、なぜこのテーマをやるのか、なぜ関心を持ったのか、そのために何を調べるかを報告


(V)DVD鑑賞


ETV特集「小さな金融が世界を変える アメリカ発 元銀行マンの挑戦」


銀行はなぜ貧しい者を救えないのか−。そんな素朴な疑問を本気で実現しようと勤めていた銀行を辞め、
アメリカ・ワシントンに乗り込み、ざん新な発想で世界が注目する新しい金融ビジネスを立ち上げた
枋迫篤昌(とちさこ・あつまさ)氏57歳を追う。
米ビジネスウィーク誌が「アメリカで最も有望な社会起業家の一人」と紹介。
米連邦準備銀行もその革新的なビジネスモデルを認め、4月正式に提携するなど注目の人物だ。(NHK HPより)


(W)先生のお話 感想





Q.今回のDVDから社会的企業とはどういうものと位置づけられるか



【テーマ ニーズと社会性】


事業目的=社会的課題(の解決)…@     
        └事業化=市場化  
利他性=困っている人を助ける…A

 →@だけで社会的企業とするか、それとも@+Aで初めて社会的企業とするか


________________________________________________


・[現代企業] すでに社会性を帯びている
       CSR
       社会的器官


社会性
 ↑
 | ・[SE] … 利他性動機 … 社会的課題 … 現代企業
 |
 | ・[NPO] … 事業NPO  (NPOで解決できないものを ↑社会的企業へ)
 |
 | ・[行政]…      (行政で解決できないものを ↑NPOへ)
 ↓
公共性・公益性
 

    ↑↑社会的課題・ニーズを解決する形態の違い

___________________________________________________


・[SE] @動機と社会的課題
    Aニーズの質と応え方
            (商品.プロセス.マネジメント)
    ※サラリーマン



・[NPO] @助成金がある
    A本来は福祉系を手がけてきた
     
    ※ボランティア



・[事業NPO]
    @行為の満足度
    Aかかわっていることの社会性
     事業系と政治系を手がけている

___________________________________________________


・どのようなニーズ(質) に 
 どのように応えるか(応え方に社会性があるか無いか)


・事業目的の内容(商品)
 事業目的のプロセス(フェアトレード・マネジメント)











____________________________________________________

<宮上>
枋迫氏の事業拡大の目的が「会社利益」ではなく、「移民が抱える問題を解決するため」であったことが印象的であった。
出稼ぎの人が本来の目的を見失い、その日暮らしの生活になってしまい希望を失ってしまう状況から
出稼ぎの人も、その人の母国の家族も「将来を夢見ること」を可能にしたこと

<中山>
移民の送金を利用しその母国にいる家族の生活を少しでも豊かに出来たらという、国を超えた融資のビジネスを作り上げ、坊迫氏が長年抱いていた目的・目標や願いを叶えて生きる姿が素晴らしく見えたと共に羨ましくもあった。



(X)次回


・中山さんの卒論進捗報告
・DVD鑑賞 大垣共立銀行

【次回からは 18:30〜21:00(予定)にゼミを行います】



[PASS]1007


[46] 題名:2013年度 春学期第12回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年08月01日 (木) 12時42分

日時:2013‐07‐22 (月)
場所:経営学実験室 19:35〜22:45
出席:( )は欠席 ゼミ生:宮上・一色・中山
          院生:(中村)

☆春学期最後のゼミ掲示板です皆で作り上げましょう。

(T)三戸先生からのお話


●概略次のようなお話がありました。
・先の参議院選挙から
      能力  → 実行力
・信頼→      
      意図  → (本音)
            政策→具体的政策がない・保証がない

・政治(選挙)の「市場化」→大衆が望むことしか言わないようになった。

・安倍→人格的には良いが見識に乏しい
   →日本を取り戻す⇒経済は高度成長期・社会は戦前をめざす
・維新・橋本、人格的に危ない面がある
・民主党、政党としての機能がない、失敗から学べない

☆日本社会→まかせよう、国民も何とかしてくれだけで後はおまかせ、選ぶことをしなくなった。

☆その他にも日本の明治以降の流れ(社会・経済)について説明され、21世紀は組織・制度・技術すべてが小規模化、ネットワーク化されるのではないか。

☆ワークライフバランスについては権利の主張に過ぎないのではとの問題を指摘されました。

☆その後卒論についての考え方や、各人に対してのアドバイス、来期までにテーマおよび構想を具体化し説明できるようにとのことでした。
     

(U)【感想とまとめ】


<一色>

<宮上>

<中山>日本の将来像が見えてこないことが、現状の政治に対する不信感や不満を増長させている、政治家はよく国家100年の計を考えるなどと言われていたが今そのような政治家は果たしているのであろうか?はなはだ疑問ではあるが、そのような中でもどのような国にしたいのかは、議員も国民それぞれも考え選択しなければならない。

(V)【本の交換会】


<宮上> 橘木俊詔・迫田さやか著『夫婦格差社会』中公新書2013年 (中山)
<一色>『どう働く』
<中山> 野村進著『千年働いてきました』角川新書2006年 B+ (宮上)
<三戸先生>『会社人間はどこへいく』B+
      『ラインの河辺』A
・補足お願いします(中山)

(W)【次回予定・その他】


☆次回予定:次回は秋学期です、四年次最後のゼミです、卒論含め有意義なゼミにしていきましょう。
1回目 10月7日(月曜日)7限です。
まだまだ暑い日が続きます、身体に十分注意をして後期元気な顔で会いましょう。
 
PASS [0722]


[45] 題名:2013年度 春学期第11回 夜ゼミ 名前:中山 均 投稿日:2013年07月09日 (火) 11時09分

日時:2013‐07‐08 (月)
場所:経営学実験室 19:35〜21:40
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山(宮上・一色)
          院生:中村

☆掲示板編集中です

(T)【DVD視聴】


TV 東京 カンブリア宮殿 2012年4月19日放送

  お年寄りのことを“産業廃棄物”と呼ぶ一人の男がいる。
それは高齢者専門の人材派遣会社「高齢社」の創業者で会長の上田研二だ。
上田はもちろん、お年寄りを“ごみ”と思っているわけでない。
定年後に何もしないで奥さんや子供から“邪魔なもの”扱いされている高齢者に再び働く場を提供し、高齢者に生きがいを与えようとしているのだ。“産業廃棄物”というのは、言わば上田一流のジョーク。
年金の支給開始年齢が来年引き上げられようとしているが、まだまだ働きたいという高齢者は多い。
上田は「お年寄りも若者もみんなが共存できる働き方はある」と声高に叫ぶ。
“産業廃棄物再生支援機構”上田が作った「高齢社」に迫る!(番組HPより)

●内容
☆高齢社は高齢者専門の派遣会社
・高齢者は登録制で60〜75歳が対象
・7期連続増収
・仕事の種類は100種類以上
☆高齢社の売り
・休日出勤に対応→高齢者は毎日が日曜日
・即戦力→今までの経験や資格が活かせる
☆社員を大切に
・働く時間は自分で決める
・経常利益の30%を期末手当で社員に還元

◎高齢社の危機
・大手契約先より70人の契約更新が打ち切られるが、会長の上田はこれらの外部要因のせいにせず「売れない理由は社内にある」として、自ら広く営業に踏み出した。

■視聴後の先生のコメント
・日本の社会において男性には職場社会しかない
・高齢社は単なる派遣会社ではない
・仕事を提供するだけでなく、高齢者に居場所を提供
・少子高齢化や人口減少・消費市場縮小・労働市場縮小


(T)【感想とまとめ】



<中山>
・今回は高齢社という企業のDVDを視聴したが、高齢になっても働く場所があれば、働きたいと考えている人が大勢いる、それらの人々に働く場を提供しているこの企業の存在価値は大きいものがある。
・働く=生きがい(社会への貢献を特に意識しているわけではないが、そこには働くことで社会とのつながりを求める高齢者の姿が見える)
・高齢者の課題として私自身も含め、社会とどう関わっていくのかがこれからの人生において最重要課題である。


(U)【本の交換会】


☆今回は中止になりました。
・次回7/22(月)に予定しています。
・テーマ:ワークライフ・バランスに関して。


(V)【次回予定・その他】


☆次回予定
・7/17(水)に振り替えになりますが、同日は昼ゼミのスピーチ大会に参加することになりました。
・場所:C棟5F 506教室 時間PM5時から
・参加・不参加は中村さんまで連絡お願いします
 
PASS [0708]




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