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[34] 題名:DVD視聴まとめ 名前:一色 慎一郎 投稿日:2013年04月08日 (月) 23時12分

 お久しぶりです。一色慎一郎です。就職活動も佳境を迎えている中、数日前の学校の模擬面接で「キミという人物が見えない」と、致命的なことを言われて凹んではいますが、第一志望の金融業界の選考はこれからなので、気合を入れて頑張っていこうとは思っています。また、就職活動中にはなかったパソコンをやっと手に入れることができました(泣)2,3月の寒い中、遠い漫画喫茶へ足を運び、他の人のいびきがうるさい中でエントリーシートを書かないといけないという苦労は避けることはできませんでしたが、これからの就職活動だけでなく、こうして家の中でもゼミの掲示板を編集することができるようになりました。

 

DVD視聴まとめ


ルール
 ・このまとめはゼミ生全員で作り上げていくものです。細かな言い回しの違いや、説明の足りないと思った所はどんどんと変更していってください!
 ・当時の感想ではなく、4月の「今」の感想をそれぞれ各DVDごとに書いていきましょう!時間がたった今だからこそ分かるものもあるかもしれません。
 ・一番下の欄に「もう一度見たいDVD」を各々一つ選びましょう!

中山→まとめは全員で行う事が私も良いと思います、なかなか上手くまとめられないですが、一部書き加えたり、感じた事を書きました。



・ブラザー工業


ブラザーの歴史は1つのミシンから始まった。
多角化により様々な分野へと進出しており、昨今の企業の多角化の良い例として挙げることができるだろう。


一色→ブラザーといえばプリンターのイメージがある。ブラザーは多角化だけでなく、プリンターの価格ではない、維持費のインク代で利益を得る販売のうまさも目を見張るものがある。

中山→ブラザーの成長は、外的影響(訪問販売の頭打ち→SOHOの発展→家電量販店の進出)に対応し業態を変容した、また企業風土も創造性豊かなモノづくりにこだわり技術革新をすると共に積極的に海外進出をはかり(米、欧)での成功が現在を支えていると言える、今後の課題は市場に対してさらなるイノベーションを生み出せるかにある。

☆ミシンメーカーとして始まったブラザーと他のミシンメーカーを比較した。
・ブラザー工業:ミシン、複合機、プリンター、タイプライター、情報通信機器、その他、製造販売 (2012年売上高:約5200億円)複合機、プリンターなどが7割弱、ミシンは家庭用、工業用合わせて2割弱、情報通信機器(カラオケなど)1割である。
海外売上比率:米(28%)欧(28%)アジア他(21%)国内(23%)

・蛇の目ミシン工業:ミシン、産業機器、その他、製造販売 (2012年売上高:約370億円)
 ミシンの売上がおよそ8割弱を占めるが、国内ミシン販売は頭打ち新興国など海外販売が9割近くを占める、産業機器(ロボット、プレス)を第二の柱として展開中。

・リッカ−ミシン:1984年に倒産(家電事業に進出するも本業のミシン販売不振が響く)。
☆比較したことでブラザーの現在の優位性が確認できた。



・味の素


味の素はアミノ酸を軸に様々な商品を展開しており、今では化粧品にまでアミノ酸を利用するまでに至った。
味覚の中に含まれない謎の「旨み」成分を発見したのが味の素創設者である。アミノ酸というコア技術では最先端をいっており、他企業には真似することが難しく、差別化できるポイントとなっている。
また、海外での活動も積極的に行っており、世界を視野に入れたグローバルな活動を展開しており、umamiの素晴らしさを世界へリードして伝えている。


一色→味の素はどんな食材に使っても美味しい。うまみは辛みや苦みなど個人の嗜好による美味しさではなく、食材全てに通じる美味しさだと思う。

中山→味の素:ここ数年は12,000億円程度の売上で推移、食品業界では上位に位置している。
海外売上比率はアジア16.2%、米9.8%、欧7.5%である、 国内売上66.5%と比率が高いのが特徴、今後は国内よりも海外の売上をどう伸ばすかが課題、昨今海外でも「旨み」が注目されだしている、味の素にとっては追い風に?(その国特有の文化を乗り越えて「文明・便利さ」を売り込むのは難しそうだが)。

☆番組の中で味の素は「だしカフェ」を開設していたが、これは(文明の味に慣れた)若い女性に本当の「だしの味(日本の文化)」を知ってもらう事が目的だったそうであるが2012年3月で閉店したそうだ。



・出遅れたホンダの秘策とダイハツの販売戦略


軽自動車市場で先行するダイハツではいかにしてお客様にとって身近な場所とするかを考え抜いた。店頭に車を置かない支店や、車の雑誌ではなく、一般的な雑誌をおき、気軽に立ち寄ってもらうためカフェのようにコーヒーなどの飲食ができるようにし、子供が遊べるスペースなども作ることで来客数の増加を図った。
出遅れたホンダでも車の店頭販売の方法を模索しており、強力な競合他社も多い中で、ホンダが悩みぬいた中、軽自動車・スモール店の強化に取り組む。
 このDVDでは経営学的な教訓ではなく、実際のマーケティングの工夫が焦点となった。


一色→ホンダの店頭での販売の努力は素晴らしいが、自動車産業全体がこれからどこへ向かうのかが気になる。ハイブリッド車なのか、電気自動車なのか、日本車が伸びるのか・・・

中山→なぜ軽自動車の人気が高いのか?その理由は?最初に考えられるのは維持費(燃料費、税金)が比較的安価で済むことであろう、それと共に軽自動車の性能や使い勝手が格段に向上した事、またデザインや車種も多様になったことも挙げられる。

☆DVDではダイハツの販売店は、店構えや内装が女性を意識したものになっており、「ターゲットとコンセプト」が明確、ホンダの販売店はその点が不明確で販売力にも差があるように見えたが、ホンダの(N BOX)は2012年度軽自動車販売台数NO.1(236,000台)となった、これは商品力、販売力が向上したと考えられるが、DVD視聴時とは変化していることは事実であろう。しかし軽自動車全体でみればダイハツは上位5位以内に3車種で(53万台程度)を売り上げている。軽自動車を主力とするダイハツとしては当然かもしれない。


・買う気にさせる極意〜客の「情報」を制する者が勝つ〜ポーラ・JR東日本ウォータービジネス



ポーラは7500万円をかけたムービングサロンカーにより、実際にお客様の元まで出向く販売方法を取り入れた。被災地や地方では、なかなか買い物をする機会もなく、高級な宝飾品や服を見て楽しみながら買い物ができるこの移動販売は非常に人気で、高級品を扱っているにもかかわらず高い黒字を収めることができている、どの地域に行くかどのような品ぞろえにするかは全国にいるポーラレディの情報によるものである。
また、JR東日本ウォータービジネスでは新型の自販機を利用して集めたデータを分析して駅構内の自販機の商品開発に利用している。
 このDVDでも、実際のマーケティングの工夫を見て取ることができ、売る方法(セールス)ではなく、売れる仕組み(マーケティング)の工夫が焦点である。


一色→被災地が復興していく中で、これから移動販売をどう生かしていくのかという変化を観察してみたい。

中山→ポーラでは従来の訪問販売の頭打ち状況を打開するため「ポーラザビューティ」という店舗展開を2005年から加速している2011年:553店舗→2013年:600店舗を目指している、これは消費者からのどこでもポーラの商品を買えるようにとの要望を受けての事である。

☆ビューティ事業のポーラとオルビス(通販部門)ポーラオルビスホールディングのグループ企業であり、この業界では3位の売上1800億円である。ちなみに1位は資生堂の6800億円である。

・レナウンの400日


ファッションブランドのレナウンは業績不振により中国企業に支援を求めて業績回復を目指し中国に進出する、その400日を追跡取材した番組であるがレナウンの日本での「ビジネスモデル」は通用したか?

中山→レナウンは韓国の「E・LAND」と同様のアパレルになるのか、それともファッションブランドとしての道を目指すのか、「日本のビジネスモデル」では中国に「おしゃれ着」や「晴れ着」というファッション文化が根付くまで、後述のラブリークィーンが中国進出に一度失敗したように難しいのではないか。

☆この4月12日にレナウンは中国資本の増資によりついにその子会社になってしまった、今後の展開は?


・西松屋チェーン&スギ薬局


一色 休み

繁盛店は作るな!ガラガラ店舗で業界1
〜理系社長のハイパー合理化経営〜

・西松屋の特徴は“ガラガラ”の店。だが人気が無いわけではない。
2011年「顧客満足度」調査(サービス産業生産性協議会調べ)では、なんと「衣料品専門店」業界で第1位。人気の理由は、独自の店内設計にある。通路はベビーカー3台が楽々とすれ違えるほど広くすっきり。商品は、見比べやすいよう壁一面に陳列されている。こうした広々とした店づくりで「ゆったりと買い物しやすい」と顧客の心をつかんでいるのだ。

高齢化時代を迎え撃て!
地域の健康を守るドラッグストア

・スギホールディングスは、愛知県に本社を持つ業界3位のドラッグストアチェーン。他のドラックストアと違うのが、"かかりつけ薬局"という戦略だ。スギでは薬剤師を核に、地域住民の健康を守る様々な取り組みに乗り出している。例えば薬剤師たちは店で健康に関わる様々な相談に乗る。さらには店舗を飛び出し、地域の在宅医療に関わる。

中山→西松屋は顧客規定を「買い物に来てくれる人」と明確にした、これにより買い物に必要なもの→「商品」を自由に選べるようにレイアウトすることのみだけで、それ以外の買い物に不必要なものはすべて廃止、徹底した店舗運営によりコスト削減をはかり事業規定も低価格商品を提供するが明確。

・スギ薬局も顧客規定が明確、顧客を消費者としてでなく「患者・人」として捉え、事業規定も地域社会に貢献する「かかりつけ薬局」としている。

☆人を人としてかかわるビジネスが今後の企業の在り方になってほしい。


・箱根小涌園とドンキホーテの連携


箱根小涌園とドンキホーテの連携は地域そのものを活性化させることを焦点に置いた異なる業界の連携である。
宿泊業と雑貨屋の驚きの連携は、ドンキホーテの音声付きMAPであった。外国人観光客が多い中、多くの言語を再生できるMAPは非常に便利で、小涌園でも数台MAPを置き、貸し出すことで増加した外国人客への良いサービスとすることができた。
 このDVDでは、関係性のない(と思われる)分野の知識が結合され、イノベーションが起こる一つの過程が見て取ることができたと思う。


一色→今までで一番驚くようなイノベーションは「寿司+回転=回転寿司」「アラスカ+冷蔵庫=ヒット」「携帯電話+パソコン=スマートフォン」であるが、それを超えるイノベーションを期待したい。

中山→グローバル化の進展に伴い、同業他社との提携や、連携が多くの企業で見られる今日、異業種(ホテルとディスカウントストア)との連携で相互の外国人顧客を取り戻そうとの戦略が成功すれば、今後のビジネスにとって一つの可能性であるが、観光地、観光業には顧客をリピーターにするにはの視点からのマーケティングが重要。


・外食とアパレルの逆襲


外食産業では、商品一つ一つに様々な工夫がなされ、旅客船の中での販売も例外ではなかった。トラブルなどもあり、実際にお客様に売るまでの過程の苦労が見えるものであった。
 また、アパレルでは巨大な中国市場への挑戦が描かれていた。中国での売れる仕組みと、日本での売れる仕組みの大きな違いに戸惑う仕入れ担当の苦労が見えた。
 このDVDでは、実際に働くという中で生まれる苦労が見て取ることができたと思う。計画を実際に実行しようとする中での変更やトラブルの発生が計画を予想以上に困難にするものである。


一色→実際自分が働くということを身近に感じている今だからこそ、このような実際的なトラブルは目につく。当時就職を意識していなかった私には、「大変だなぁ」という感想しかなかった。

中山→「リンガーハット」中国再進出において、事業規定が明確でない「商品・味がよい」を売るのか「文化・健康的な野菜」を売るのか?

・「リンガーハット」の中国再進出はどうなったかを調べて見たが、中国本土への出店は無し、台湾に3店の出店あり、ゼミの中でも取り上げられていたように「マーケティング」が適切でなかったのか、思っていたほど出店されていない、ちなみに「王将」は大連に4店舗を出店。

・ラブリークィーンに関しては、2011年9月に上海に現地公司を立ち上げ直営店も2店舗展開、さらなる店舗展開を図るとしている(中国のファッション事情に変化の兆し)。



・「日本の旅行を変えろ!一泊5250円の最強宿」


海外への旅行へ行くことが困難でなくなった今の時代でも、小さな休みには普段行くことのない、ゆっくりとできる田舎へ旅行したいという気持ちは不変の心情である。それでも家族で旅行するとなると、資金も予想以上にかかるもので、安く旅行できるというのは非常に魅力的である。この宿では、使われなくなった郊外の社宅や、空き部屋が多く、普段使われることのない部屋を多くもつ社宅を活用することで、安く旅行することができるのである。また、必要最低限のサービスだけを行うことで、普段そこまで必要ないと感じていたサービスをなくし、お客様にとって自由度の高い旅行を提供することができ、学生旅行などでも非常に人気となっている。
 普通の旅館では当たり前についていた無駄にも思えるまでのサービスを省くというのは、旅館業でのイノベーションといってもよいであろう。


一色→一度泊まってみたい!果たして「安っぽい」と感じるのか「また行きたい」と感じるのか

中山→ネットで利用者の評判を調べたが、企業の保養所を活用しているので、施設については賛否両論あったが、価格が安い事からおおむね肯定的な意見が多かった。

・サービスについては利用者が最初から期待していない、サービスを求める人々は最初から利用しないようだ。

・一番のメリットとして挙げられていたのは、飲み物がすべて定価販売されていること、これは宿泊費と共に四季リゾーツのコンセプト安価な商品提供とも言える。


・タキイ種苗


タキイ種苗では、遺伝子組み換えなどは行わず、全て人の手で品種改良を行うことで多くの優秀な品種を開発してきた。人の手で繰り返される試行錯誤では、ほとんどが無駄に終わってしまう。しかし、手間を惜しむことなく作られた安心できる信頼は消費者を裏切ることはない。家業として伝えられた「信頼の構築」の方法は、家族内でのルールというだけでなく、企業理念や社訓としても優秀なものであった。


一色→タキイさんの並々ならぬ苦労は報われない部分の方が多いと思うが、それでも信頼をもって食をいただけるという価値は大きいものであり、「この企業でなければ」「この企業のおかげで」という言葉は多く、社会的にも必要な企業であると思う。

中山→タキイは市場だけでなく地域や社会を意識したビジネス(家業)をしている、1粒万倍の経営哲学が事業規定に結びついている、モノ(種)を通して農家の支援や農業従事者の育成(園芸専門学校)さらには社会の食への安心までを考えていることが創業178年の企業存続に繋がっている。

・サカタのタネも創業100年近くを迎えるが、企業理念が三者共栄(顧客・取引業者・当社)と三位一体(社員・経営者・株主)と人との繋がりを強調。


・フード・インク


フード・インクでは、アメリカの抱えるファストフードの闇をテーマに、命の重さを考えさせられる映画である。その多くは目も当てられないような光景が平然と行われており、映像として写すことが難しいものも多いが、殺されるために生まれる大量のニワトリと、生物を物のように扱う様子には、命というものを考えさせられるものがあった。
大企業の、生物を生き物として扱わない残酷な作業に従わない農家は村八分を食らうため、多くの小さな農家は従っている現状の中、それでも間違った方法を認めず強く経営する農家もいるのであった。
 このDVDは、タキイ種苗と並べてみることで、企業としてどうして行くべきなのかを考えさせられるものであった。


一色→命の尊さを考えさせられるものであった。また、食への関心を強める良いきっかけともなりました。

中山→普段何気なく口にしている食べ物が、工業的に大量に生産されている様は食品としてでなく、工業製品を連想させた。今後TPPの進展に伴いそれらの(食品)が日本にも大量に入ってくる、自分の健康は自分で守るしかないのであろうか。


・ローカルコンビニ セイコーマート」&地域密着スーパー「一期屋一笑」


セイコーマートは、北海道全域に親しまれる地域のコンビニエンスストアである。大規模なチェーン展開をしている企業では難しい、地域に密着した経営を行っている。寒い北海道で、「出来立て」の暖かい食べ物を提供するコンビニ内でのパン工房や調理室は目を引くものがあった。
 また、一期屋では、地域に密着したスーパーのあり方を考えることができた。スーパーの大きな魅力である作り立ての惣菜に力をいれることで、スーパーの魅力を引き出し、満足してもらうお客様の数を増やすことに成功した。
 このDVDでは、大手の企業の戦略ではなく、小さいお店だからこそ、の強みを生かした経営を垣間見ることができた。明日には実行することができるという機動力の強みや、その地域に密着したお客様のことを考え抜く力というのは大企業にはできない魅力を生むことができる。


一色→大企業だけで世の中が動かせるというのは幻想であり、細かなニーズにまで対応できる小さな企業があってこそ進歩していくことができるのだと思った。

中山→セイコーマートも一期屋一笑も事業規定と顧客規定が明確、規模は違うが事業規定と顧客規定を地域限定・地域住民とした。人の繋がりを大切にすることがビジネスの成功に結び付いている。


・食品トレーの製造・販売(株)エフピコ



◆「情報」を武器に消費不況を生き残れ!

消費不況で、スーパー等小売各社が苦戦する中、なぜエフピコは業績を伸ばしているのか…。
実は、エフピコは、客である小売店にただトレーを売るだけではない。小売店や食品メーカーとの取引で培った、儲かる売り場の「情報」を武器に、店に「売れる店作り」を提案。この「客を儲けさせる」提案型営業でシェアを伸ばしてきた。

一色 休み

中山→ドラッカーはほとんどの事業が少なくとも二種類の顧客を持つという、一般的にはメーカーはスーパーや小売業者が顧客であるとの認識であろう、しかしエフピコではその先の最終消費者までを意識したビジネスを展開している。

・さらに障害者を多く雇用すると共にトレーのリサイクルなど社会や環境面にも力を注いでいる。

・アスクル



日本流の顧客主義を見よ! 〜進化するアスクルの全貌〜

あれもこれも何でも揃うただの便利な配達屋さんと思いきや…
そこにはお客のためなら何でもやる徹底した顧客主義が根付いていた。
また「中小企業を元気にしてみんなで戦う」という目からウロコのビジネスシステムも存在。
巨大企業でないからこそ出来た、驚きのビジネス、進化するアスクルを見よ!

一色 休み(?)

中山→アスクルはドラッカーの顧客はどこにいるかを実践した、新たな顧客の市場(中小企業・町の文具店から定価で文具などを購入していた)を開拓、当然、「町の文具店」は反発アスクルはその「町の文具店」をエージェントとしてウィン・ウィンの関係を構築し成長。

・コールセンターにより消費者(お客様)の声(不満・要望)を徹底的に聞くそれをビジネスに確実に結び付けている。

・前述のエフピコや宅急便のヤマト運輸も同様の企業と言える。

・池上彰のやさしい経済学


レポーター時代に培った「説明の分かりやすさ」に定評のある池上彰氏による、大学内で行われた日本経済の歴史を振り返る授業では、戦後日本がどのようにして高度経済成長を迎え現在に至ったのかをうつしたものである。
戦後の日本では、政治と経済が密接にかかわっており、GHQの統治や、財閥解体、所得倍増計画など、政府が先導して経済を豊かにしていった。当時の生活なども想像しやすく語られており、教科書で学ぶ歴史とは違う、我々にとって身近に感じることのできる歴史を聞くことができた。


一色→今まで知ることのなかった(意識することのなかった)親やその上の世代の経済の変遷を改めて意識することができた。自分から切り離して考えていた「過去」の話を、現在につながる過去として捉える良いきっかけとなった。

中山→高度成長時代を経験してきた私にとっては色々な場面が懐かしく感じられた。


・池上彰の優しい経済学〜「お金の量が問題だ」〜



・ミルトン・フリードマンの新自由主義についての講義
・お金の量をコントロールする
・自由な事が一番良い
・フリードマン基本原則:(国防・個人を暴力から守る)(権限を下におろす)
・こんなものいらない14項目

中山→何もかも自由はありえない、社会には当然ルールが必要。

もう一度見てみたいDVD



一色→外食とアパレルの逆襲

中山→アスクル

宮上→



削除キーは[0408]


[33] 題名:DVD視聴 まとめ 名前:一色 慎一郎 投稿日:2013年04月08日 (月) 23時11分

・ブラザー工業

・味の素

・ホンダの戦略

・レナウンの400日

・西松屋チェーン

・箱根小涌園とドンキホーテの連携

・外食とアパレルの逆襲

・「日本の旅行を変えろ!一泊5250円の“最強宿”」

・タキイ種苗

・フード・インク

・ローカルコンビニ セイコーマート」&地域密着スーパー「一期屋一笑」

・食品トレーの製造・販売(株)エフピコ

・アスクル

・池上彰のやさしい経済学

・池上彰の優しい経済学〜「お金の量が問題だ」〜


削除キーは[0408]


[32] 題名:2012年度 秋学期最終夜ゼミ  名前:一色 慎一郎 投稿日:2013年03月24日 (日) 16時45分

場所:A104⇒B331 19:25〜
日時:2013-1-29(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山・一色・(松田)・宮上
院生:中村

四年生になる前に卒業論文のテーマを考えておく。
テーマは自分のやりたいことがあればなんでも良いが、特に取り立てて取り上げるものがなければ、ドラッカーの様々な著書(社会系、経営系、経営論系)を数冊取り上げて比べてみる。手に入れるときはアマゾンで買うことをオススメする。



(T)活動報告


@DVDのまとめを行う
今まで見たDVDのまとめを行うことで行ってきた活動を振り返ろう。
1)データを集める
2)整理する(観点、ポイント)
3)表示
4)表から見えてくること、言えること
をまとめる。

・ブラザー工業

・味の素

・ホンダの戦略

・レナウンの400日

・西松屋チェーン

・箱根小涌園とドンキホーテの連携

・外食とアパレルの逆襲

・「日本の旅行を変えろ!一泊5250円の“最強宿”」

・タキイ種苗

・フード・インク

・ローカルコンビニ セイコーマート」&地域密着スーパー「一期屋一笑」

・食品トレーの製造・販売(株)エフピコ

・アスクル

・池上彰のやさしい経済学

・池上彰の優しい経済学〜「お金の量が問題だ」〜




A歴史の議論


今回は歴史をテーマにほんの交換会を行った。
歴史という言葉が使われたのは西洋ではヘロドトスの『ヒストリア』、東洋では司馬遷の『史記』にまで遡る。
歴史は権力の衰勢の変遷やその原因、変化の要因や方向性を記したものであるが、一言に歴史と言っても、政治史、経済史、文化史や各国史など様々である。よって歴史には「過去の出来事」という意味も含まれてくる。

鑑=歴史
生き方の手本を示すものでもある。
歴史を学ぶのは生き方の手本を学び、現代(今)を生きる私たちの今を理解し、未来を展望するためであると言えるのだ。

Bスピーチの仕方

スピーチは語り手の自己満足で終わってしまってはいけない。スピーチをやるということは、必ず聞き手がいる。聞き手を意識しなければどんなスピーチも面白さを失ってしまう。聞き手が快い気持ちに慣れるスピーチをすべき。
そのためには多くの人の前でまとめをする前に、話すことを一人で考えてみる必要がある。
・構造的把握、理解(起承転結)
・コンセプトの理解、何のためにやるのか?
を意識すべき。

(U)本の交換会 テーマ 歴史




一色 本忘れ。伝説の武器・防具集
宮上
中山 黄 文雄『今こそ突きつける 日中戦争真実の歴史』2008年 徳間文庫 A− (宮上)
中村
三戸先生 陳 舜臣『小説十八史略』1992年 講談社 A (中山)

(V)次回までの課題



・本の交換会のテーマを決めよう
一人4票入れてください
@「宇宙」  …………………一色
A「戦争・平和」………………中山
B「何度も読みたくなる本」…
C「経営者」…………………一色
D「古典」  …………………
E「日本」  …………………宮上
F「学校」  …………………
G「働く・仕事」………………一色
H「食」   …………………宮上
I「小説」  …………………中山、宮上
J「スポーツ・勝負」…………一色、宮上
K「中国」  …………………中山
L「アメリカ」…………………
M「自己紹介」 ………………
N「原発関連本」………………中山

・DVDのまとめ
・ゼミの活動でなにがしたいかを決めよう
・本を読む

※次回の活動は4月15日(月曜日)7限の時間帯です
削除キー(編集)は【0129】

________________________
○宮上 (4/2 13:45)
お久しぶりです。
・昨年度視聴したDVDのまとめ
・交換会で頂いた本の再評価
この2点はBBS上で行うものだったと記憶してます。
そうでなくても、ゼミの時間を割いてやらずに、BBS上で行い
ゼミの時間は新たなDVDの視聴などに使いたいと考えます。
(この案でOKならばまとめ専用の記事を作りませんか?)

ですので、次回のゼミの時には
・本の交換会のテーマが決まっている
・卒論でやりたいことを各々がおおよそ決めている
状態で皆さんが集まれたら良いと思います。いかがでしょうか。


4/8 一色 宮上さんへ
了解です!ではまとめの方は別の記事で作りますね。



[31] 題名:2012年度 秋学期第13回夜ゼミ 活動報告 名前:宮上 綾 投稿日:2013年01月23日 (水) 00時10分

場所:A104⇒B331 19:25〜23:15
日時:2013-1-22(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山・(一色)・(松田)・宮上
院生:中村

※編集中です※


(T)【DVD視聴】


■池上彰の優しい経済学〜「お金の量が問題だ」〜


○DVD鑑賞後の先生からのお話概略とまとめです。


■「新自由主義」
  代表者 M.フリードマン

18c,19c A.スミス…(古典的)自由主義 [小さな政府] 
          ↓                 |
20c    ケインズ … 公共政策     [大きな政府] 
          ↓                 |
20c末   フリードマン…新自由主義    [小さな政府] 
                            ↓豊かさ,コミュニティの解体

*小さな政府、大きな政府それぞれなぜこういう考え方が生まれたか
 時代背景を考える



■私有財産−→税−−−−−−−→福祉政策,株主主権
       →規制、公企業−−−−−⇒市場・自由経済

    ⇒14項目の「いらない」論…あらゆることへの規制緩和
                        (+地方分権,イノベーション)

■今回のDVDに足りていないものは何か?

・M.フリードマンの新自由主義の説明はされたが、それによって批判された
 ケインズの大きな政府が説明されないままであった。
・なぜ、今こうあるのか現状の説明だけであり、解説(構造)がない。
・ケインズ、フリードマンのそれぞれのメリットとデメリットを列挙した上で「考えよう」というのではなく
 フリードマンの理論だけを挙げ一方的にケインズの理論をせめたてている。

・個人の権利を侵すべきではないという主張がなされたが
 「取り返しのつかないこと」も「自己責任」の一言で片付けている。
 例:麻薬の使用の話
   自己の健康を害するにとどまらず、
   それが社会的に害悪が大きいことを考えなければならない。

■自由と自己責任
 自由とは自分で決めること。
 しかし「取り返しのつかないこと」は、先に「safety net」を作ってから自由化しないと取り返しのつかないことになる
 例:格安深夜バス事故、派遣切り

■勝ち組、負け組は本人たちの自由か
 NO
 ・アフリカでなぜテロがあるのか。⇒貧しいからである。
 ・生活保護…財政難で限りがある。→放っておく→どうなる?→暴動が予想される
 ・不平等、不公平が起きてもいいなら新自由主義はありかもしれないが、
  この理論は勝ち組で豊かであるから言える理論である。

■あらゆることに光と影がある

 あるものを得ると、あるものを失う
 例:iPod…自分の世界に浸ることができる。/他者を排除してしまう。
   携帯電話…便利である/携帯中心のコミュニケーションに自分が入ってしまう。
 
 ⇒コスト、リスクがあることに気づく。


・郵政民営化
・ワーキングプア 中流解体+モノが売れない
・日本人が豊かじゃなくなってきた
・原発、日揮
 リスクは織り込み済みだった?
 予測はできた→そして事実起こったにもかかわらず
        
        経済問題・雇用問題>命




■■まとめ■■
 ・「問い」をたてる。別の解釈をする力をつける。
 ・情報を吟味して、適切な問題点を見つけられるようになる。
  問題点の発券・疑問を常に出す
 ・一方の原理から批判したものを、その観点だけで判断しない
 ・トータルで考える



(U)次回課題


☆ 次回課題
1.卒論でやりたいこと
2.この1年間で学んだことのまとめ
3.本の交換会「歴史」


_____________________

○宮上
 池上彰の言うことは正しい。という風潮に踊らされてDVDを見ていても
 福祉問題が出てくる辺りまで疑問を持たずに鑑賞していた。
 疑問をもってもそれを質問に変えられることができなかった。
 情報を吟味する力をつけたいと思う。

○中山
 池上彰のやさしい経済学の講義において、フリードマンの新自由主義の説明(解説ではないと三戸先生は言われていた)この中でこんなものいらない14項目が挙げられていたが、そのすべてが納得できるものではないことを、DVDを視聴しながら漠然と思っていたが、それを問いに変えられなかった、まだまだ三戸先生がいつも言われていることを意識しながら視聴出来ていないと感じた。






PASS [0122]




[30] 題名:2012年度 秋学期第12回夜ゼミ 活動報告 名前:中山 均 投稿日:2013年01月12日 (土) 21時48分

場所:B331 19:25〜23:00
日時:2013-01-08(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:宮上・一色・中山・(松田)
   昼ゼミ生 新山
 掲示板作成中(遅くなり申し訳有りません)皆さんの協力およびコメントなどありましたらお願いします。

(T)活動報告


 ☆年頭に当たり三戸先生より三年時のゼミも残り少なくなり4年時のゼミについての説明がなされました。
 ・4年時は月曜日7限になること、春学期には何をやりたいか決めておく、そのためには春休みの過ごし方が重要であること、また卒論はドラッカーに関してでが良いのではないか、もし他にやりたいことがあれば個別に相談とのことでした。
 ☆テーマについては次のようなアドバイスがなされました。
 ・ドラッカーの初期のころの本と後年の本との比較
 ・ドラッカーの「マネジメント」エッセンシャル版とオリジナル版との比較
 ・ドラッカー本の中で良く売れたものを取り上げる
 ・学者から見たドラッカーについて
 ・企業とドラッカーを結びつけたら

 ●一色君より卒論を書きあげるにはどの位の期間が必要かとの質問がなされた。
 ☆三戸先生よりそれに対して次のような説明がなされました。
 ・テーマや内容によって、また個人差もあり一概にはどの位とは言えないが、書くだけで有れば2〜3週間で仕上げるが過去には多いのではないか、但し事前の準備(データや調査)がなされていることが前提。
 ・卒論は新たな発見や発明である必要はない、どういう事がかいてあるかを説明し納得させればよい。
 ・卒論は5章程度、各章は2〜4節 1節は3から5ページ程度 全体で30ページ位のボリュームと考える。


(U)その他の話題


 三戸先生より次のような話題でお話がありました。
 ●構造改革について
 ・バブル期の日本は投資で無く投機、当時評論家であった海江田万里なども構造不況産業の株などを遊休資産の価値があるとし推奨していた、結果株やリゾートマンションなどに資金が流れた。
 ・バブル崩壊後の日本は真の構造改革が出来なかった、小泉首相時代郵政民営化は構造改革の一里塚としたが、実態は自民党内の主流派を引きずり下ろしただけに終わった。
 ・真の構造改革は新しい産業を生み出すことが必要だが、いまだに生み出せていないのが現状であろう。
 ●原発問題について
 ・原発についても、エネルギー問題として捉えていない、地方の経済と雇用問題との捉え方、新しいエネルギーに対してのプランを明確にすれば経済も雇用も生み出せる。
 ●衆議院選挙について
 ・未来の党、維新の会はマーケティング・イノベーションを間違え、事業規定・顧客規定を誤った。
 ・未来の党→小沢一郎と組んだ事によって、有権者に古い政治だとの意識が芽生えてしまった。
 ・維新の会→石原新太郎と手を結んだため第三極として取り上げられるようになり、何かをしてくれるだろうとの魅力を失った。
 ・両者とも顧客(有権者)を見ず市場を見たことで議席を伸ばすことが出来なかった。
 ●DVD視聴について
 ・経営以外でも見てほしいものがある、人類史や戦争についてなど
 ・戦争否定論
  T.全ての戦争反対
  U.侵略戦争反対(防衛のための戦争は認める)
  V.愚かな負ける戦争は反対(国益にかなう戦争はOK)
 ・従来はT.Uの論であったが、近年Vの論が言われるようになってきた、自衛隊をめぐり集団的自衛権が取り上げられるようになっている。
 ・日米同盟で米国は日本を守るが、日本は米国を守るのか・・・?
 ●21世紀について
 ・問題点は色々あるが未来像が描けないでいる。
 ・Code⇒約束事・決まりごと
 ・近年の若者は仲間内のコードの範囲でしか行動しない、他者のコードに対応できない。

(V)今年の目標や抱負


 ☆三戸先生より最初に「学びて思わざればすなわちくらし、思いて学ばざればすなわちあやうし」と共に勉学も仕事も悔いのない一年にしてほしいとの言葉を頂きました。

 <一色>学んだ事を活かし社会に役立てるようになりたい。
 ☆先生のコメント:経営を学んだ者としての会社選びをする、坂本光司の本を読んでみる(良い会社の本をたくさんかいている)。
  企業説明会などで質問が出来るぐらい調べておくことも必要、相手に対し自分を印象付けられる。
 <中山>4年で卒業目指して一年間頑張りたい、また今年は時間を上手く作りだし本をたくさん読みたいと考えている。
 ☆先生のコメント:週に一度は本屋に行く、背表紙を読みメモを取ってくる、リストを作る、現在の傾向が分かる。
 読み方:柔軟に読む、小説以外ならどこから読んでもよい、また本に気付いたことを書き込むことも大切、パソコンなどに残すことも重要。
 <宮上>冬休みに大学に入った意味をあらためて考えた。
      大学に…
      ・来てよかった。
      ・仲間ができてよかった。
      ・サークルで新しい経験をできてよかった。
      に加えて
      「ゼミで踏ん張ってよかった!」と言えるようにしたいです。
      あと、スピーチをもっとうまくできるようになりたいので
      夜ゼミでもまたスピーチ大会の機会が作れたら嬉しいです。
      昼ゼミのスピーチ大会にも顔を出せたら良いなと考えています。
    新聞を読む習慣をつけたこと、トヨタの記事をスクラップするようにしている
    ドラッカーを1冊読んだと言えるようにしたい。
 ☆先生のコメント:卒業の時に良かったと思えることが1つ、2つあればよいのでは、大学で「縁」と「運」を大切にどう生かすかを意識するだけでも良い結果になる。
 新聞を読むと同時にエコノミストなどのビジネス誌を読むことで解釈を学ぶことに繋がる。
 解る=意味づける=位置づける(空間・時間)捉え方はいろいろある。

 ☆最後にまとめとして先生は知識の使い方が出来るように⇒問いを立てることを出来ることが大切であり、問いを立てることが出来るようにすることが本当の教育であると言われました。

(W)次回課題・その他


●次回は1月22日(火)になります
 @DVD視聴と討議
 A本の交換会 テーマ:歴史 
 B1月29日(火)最終日はこれからどんな事を勉強したいかと、卒論のテーマを考えてくる。
   
Pass[0108]


[29] 題名:2012年度秋学期第11回夜ゼミ 名前:一色 慎一郎 投稿日:2012年12月26日 (水) 21時15分

場所:B331 19:25〜23:30
日時:2012-12-18(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:一色・中山・(松田)・(宮上)
   院生:(中村)



(T)DVD鑑賞
池上彰のやさしい経済学

戦後日本経済史 日本はどうして豊かになれたのか


日本では、第二次世界大戦での敗北からGHQの統治・占領が始まる。

終戦してから直後にインフレが起こる←帰還した日本人は310万人にも及び、それぞれが退職金をもらったが、当時物が不足していた日本ではインフレが起こってしまった。

それを解決するために行われたのが@新円切り替えA封鎖預金である。新円切り替えの号令で銀行に今まで使われていたお金を全て預けさせ、封鎖預金で小額のお金しか引き落とせない封鎖預金を行うことでインフレを防ぐことができた。

GHQの政策は多岐に及ぶが、日本が再び戦争を起こそうとしない国にするためには、日本という国を豊かにする必要があった。
そのため、まず労働組合を作らせ、雇用者が雇用主に対して対抗できる仕組みを作り、個人の収入を守った。←ケインズの理論を利用したものである。

次に行ったのが財閥解体である。
当時日本には、三井・三菱・住友・安田(富士)の様に、様々な産業に根をのばした巨大な財閥が完成していた。日本で出来上がった富をこれら財閥によって搾取されていると感じたGHQは財閥解体を行った。
今日も格差社会であると叫ばれているが、戦前の格差社会はひどいもので、財閥の社員は一回のボーナスで東京に家を買えるほどであったが、一方で近い将来も予測できないほど困窮している人々が大半であった。
この超格差をなくすために財閥を解体し、経営の役員を一斉にクビにする財界追放が行われた。
その様子を描いた作品が源氏鶏太の『三等重役』である。サラリーマンだった人が重役に就き、30・40代が経営を任せられることで、保守的な経営を行っていた年寄りに代わって、活気のある若い人々が日本経済を活性化させていった様子が描かれている。

そしてGHQの政策の一つには、農地改革もあった。農地解放によって多くの土地を所有していた大地主の土地が小作農に分け与えられ、多くの人が自分の土地を持つことで米を生産することができた。これはインセンティブ(やる気)を持たせたことが非常に重要で、中国でかつて行われたものは、個人の土地ではなく、国の土地であるという違いで大失敗に終わってしまった例もある。


日本の政策は傾斜生産方式であり、生活や企業の向上を目指すには電気をつくることが第一であると考えた。そのために火力発電所を作らなければならないが、それには大量の石炭を燃やさねばならない。その石炭を採掘するには、採掘口から掘った穴の先を丈夫に支える鉄が必要になる。こういったロジックで政府は鉄を大量に必要とし、その結果日本は徐々に発展をしていくのである。

その中で起きたのが朝鮮戦争(1950年6月25日)である。
韓国を応援するために、日本にいたアメリカ軍は日本を離れたため、その間にソ連に日本を占領される恐れがあった。そのため日本政府に「警察予備隊」を作らせたのである。これが今の自衛隊でもある。
隣国の戦争によって日本の製品は特需といわれるほど爆発的に売れた。日本の経済発展に大きく貢献したのである。


そして日本の首相が池田勇人首相であるとき、「所得倍増論」(1960-)が提唱された。大蔵省に田中角栄が置かれたりと、印象の強い政治家がたくさん現れだしたのがこの頃である。

貯蓄増強運動(1952-)によって、政府が個人や家庭に、見えぬ先の不安を解消するために銀行に預金を推奨した。銀行にお金が貯まることでより多くの企業にお金を貸すことができる。その資金を元に企業は様々な企業活動を可能とし、日本経済を発展させることができたのだ。

そのころ、大学では理工学部が乱立し日本を豊かにし得る若者を多く排出した。

日本は社会資本整備にも力をいれ、道路整備や港整備に力を入れた。
1964年には東海道新幹線、1968年には東名高速道路など、流通を加速させる設備が整えられた。

庶民の間では増えた収入により、3C(カラーテレビ、車、クーラー)など生活をより豊かにする物を欲するようになり、高度経済成長期には、憧れであった海外旅行へ行く、海外旅行ブームも起こった。当時大学初任給の給料が25000円であり、1回の海外旅行へ行くのに20万円はかかるにもかかわらず、ブームはなりをおさめなかった。


感想
<一色> とても池上彰の説明は分かりやすかったが、テレビの編集で加えられた映像などがない、大学の舞台で実際に行われた講義は少し言葉ばかりのもので眠くなったり、分かりにくいものであったのではないだろうか。テレビの映像でさえも池上彰(見ていて飽きる普通のおじさん)をずっとさまざまな角度から映したものであったので心配になった。


<中山> 今回のDVDを視聴して感じたのは、戦後日本が豊かになったのは国家の将来戦略が明確に示されている事であったことに尽きる。高度成長と共に経済が発展し働く人たちの所得も増え消費(内需)も拡大またそれに合わせるように、新しい製品やサービス(イノベーション)も次々に起こり社会全体が豊かになった、その一方で歪みも発生したのである(公害問題)などが象徴的であるが、現在ではそれらも克服したかに見えるが、バブル崩壊後の日本はその将来像を見失っている、今求められるのは日本を将来どのような国にするのかという将来像だと考える。
 ・今回の選挙で政権復帰を果たした自民党には、過去の反省を踏まえ新たな国づくりに取り組んでほしい。

 ・今年一年ゼミを通してモノの見方や考え方を学べたことは、今後の自身の生き方にきっとプラスになると思っている、またそうしていかなければ意味がないと感じている。

 ・毎回熱心に指導をして下さった三戸先生に感謝しています、最後に三戸先生やゼミの皆様にとって来年も良い年でありますよう心からお祈り申し上げます。(12/30)

<宮上>
・まず、春学期・秋学期を通して持病もありお休みをすることが多く、皆様にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
・ゼミを通して
普段の生活で当たり前になってしまっていることに疑問を持たない日常がが当たり前になっており、自分が一点からからしか物事を見る目がないのだと感じました。
様々な角度から物事を捉える、考えるということをゼミを通じて学べたのだと思います。
ですが、まだ充分に自分の力になっていません。
それは今後の自分次第ですが、まずはこのゼミ報告掲示板を書くことでゼミの内容を思い出し改めて学ぶという習慣づけができたことは大きな収穫です。





(W)次回課題、その他


(1)次回はドラッカーのマネジメント(基本と原則)第1章の疑問点などの討議  
(2)(課題)政党の事業規定、顧客規定についての報告。
(その他)本の交換会のテーマ決め。   
Pass[1218]

次回には本の交換会のテーマを決めておきたいので1人2票いれてください。

<本の交換会 候補一覧>
・教育   (中山)(一色)
・世界史  (一色)
・政治
・歴史   (中山)(宮上) 
・文化   (宮上)


_______________

宮上(12/26 21:30)
掲示板ありがとうございます。
私の投票が遅れて申し訳ございませんでした。
この投票結果で決めてしまったほうが、冬休み中に本えらびができて
皆さんの都合が良いのではないでしょうか。

⇒「歴史」と「教育」で決定で宜しいですか?(12/31 12:56)

●ゼミの皆様「明けましておめでとうございます」本年もよろしくお願いします。
 本の交換会は上記で決定して良いと思います。中山 (2013-1-1 21:10)


[28] 題名:2012年度春学期第10回夜ゼミ 活動報告 名前:中山 均 投稿日:2012年12月15日 (土) 18時45分

場所:B331 19:25〜23:15
日時:2012-12-11(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:宮上・一色・中山・(松田)
   院生:中村

☆掲示板作成中です。皆さんの協力およびコメントなどありましたらお願いします。

(T)活動報告



最初に三戸先生より次のようなお話がありました。

 ●ものごとには必ず二面性があるのを理解する。その事例として述べられたのは
・プリクラ「友達」とは…写真を一緒に撮っただけで友達と呼べるのか?
  →これまで「友達」と呼ばれた関係が希薄化している。
・メディアも人間関係があって初めてコミュニケーションと言える。
  →Web、ネット世代で育った親の子供たちはどうなるのか?
・コミュニケーションへの問いかけがこの10年くらいなくなっている。
  →連絡が取れないとそのまま…その人を必要としていない。
  →相手は必要として欲しいと思っている。
・原発の安全性…作られた安全であり本当の議論がなされない。
・ソフトバンク、孫氏の太陽光発電への参入。
  →どこまで本当に社会を考えているかは疑問。
・AKB48のCD売上、オリコン上位を占める。
  →CDを購入者が全て聴いている事とは違う。

●今回衆議院選挙について
・前回選挙で民主党が勝利し二大政党制の始まりか?
・二大政党制・・・保守主義政党VS進歩主義政党の構図。
・ミニ政党の意義は?
・維新の会→橋本大阪市長は中央との構造を変えたい、(大阪は商人の町として栄えたことから日本の中では公に対する意識が弱い。
・維新では脱原発を推進していたが、石原都知事との合流で原発に関してトーンダウンした(正義を引っ込めた)数の論理が働いた?
・自民党安倍総裁は改憲により自衛隊を国防軍としたい→その先は徴兵制が狙い。

●選挙の話から次の課題がだされた。
民主党、自民党、日本維新の会、その他1党を選択しその党の事業規定、顧客規定は何かをまとめる。(次週報告になると思います、三戸先生のお話を参考に各自のメモなども参考にお願いします)。

(U)ドラッカーのマネジメント(エッセンシャル版)第1章について


三戸先生よりテキストについての読み方とレジュメのまとめ方について話がありました。
・テキストは理解するために読む。
・理解するまで何回でも読む。
・読むことにより自分が変わる。
・解説は不要。
・そして納得した事を書くのがレジュメ。
・こんなことが書いてあるということを、皆に教えるのがレジュメ。
・江戸時代の学問は読むだけであった、ひたすら繰り返し読むことで何かが見えてくる。
・読む→文の意味をつかむ (context)文脈・(concept)概念を押さえる。

●「マネジメント」2.企業とは何か?
      (1)企業=営利組織ではない→(  @  )→社会貢献のための組織
         ↓
      (2)企業の目的=「顧客の創造」だから A
       B
      (3)マーケティング−顧客の欲求からスタートする
         ↓
      (4)イノベーション−新しい満足を生み出す
       C
      (5)生産性に与える要因← 何か?D

      (6)利益の持つ機能とは何か? EF
         ↓
       未来費用(2つの区分がある)

・上記の@からFまでに適当な言葉を加えて完成させ、各自それぞれが掲示板に書き込む。(三戸先生の話を各自参考にしてください)

<宮上>

 企業は営利組織ではない。なぜならば、利潤同期は企業の条件であって、利益は企業のいかなる活動もあり方も説明していない。では何なのか、それは社会貢献のための組織である。
企業とは何か、を決めるのは顧客である。それゆえに企業の目的は「顧客の創造」である。
 そしてその基本的な機能の1つが、マーケティングである。
マーケティングは顧客の欲求からスタートせねばならない。企業の売りたいものできるものを提供するのではなく、顧客が価値を認め求めているものを提供することなのである。ゆえに顧客の欲求からスタートする。
 そしてもう1つの基本的な機能がイノベーションである。企業が今までと違った新しい満足を生み出すために必要なのである。顧客の想像にはマーケティングとイノベーションが必要なのである。
 生産性に影響をあたえる要因は知識・時間・製品の組み合わせ・プロセスの組み合わせ・自らの強み・組織構造の適切さ、および活動間のバランスである。これが顧客の欲求を満たし新しい満足を生むために必要だからである。
 企業とは社会貢献を果たすための組織として存在することを許されている。だから利益の持つ機能とは社会貢献のための手段である。
 利益とは未来費用であり、企業の存続発展のための費用のことである。


<一色>
(1)企業=営利組織ではない。確かに利益は個々の企業にとっても、社会にとっても必要である。しかし利益は企業や企業活動にとって、目的ではなく条件である。天使(金銭に一切の関心のない者)を取締役に持ってきたとしても利益に対しては重大な関心を払わざるをえない。そして企業は社会貢献のための組織である。
(2)企業の目的は「顧客の創造」である。だから、剤やサービスに対する支払いの意志をもつ顧客の欲求を作り、満たさなければならない。
(3)そのための基本とされる2つの手段はマーケティングとイノベーションである。
(4)更に、顧客の創造という目的を達するには、富を生むべき資源を活用する生産性について考える必要がある。
(5)@知識A時間B製品の組み合わせCプロセスの組み合わせD自らの強みE組織構造の適切さ
(6)(7)@利益は成果の判定基準である。A利益は不確定性というリスクに対する保険である。B利益はよりよい労働環境を生むための原資である。C利益は、医療、国防、教育、オペラなど社会的なサービスと満足をもたらす原資である。


<中山>(編集中です、まだまだ理解できないこともあり、読み返しながら随時編集したいと思います。)
(1)企業とは何か?ドラッカーは20世紀の大企業は営利組織ではないとしている、なぜならば企業は社会の多くの機関の中の一つであり、社会貢献を果たすための組織として、存在することを許されている、利益はそのための手段として必要とされているにすぎない。
(2)では企業の目的が利益で無いとすれば、その目的は何になるか企業は財やサービスを社会に提供する、それに対して支払いの意思を持つのは顧客しかいない、したがって顧客の創造こそが企業の目的であり、企業を存続させると言えるのである。
(3)企業にとって顧客の創造に関して、極めて大事な機能の一つがマーケティングであるマーケティングは顧客の欲求からスタートせねばならない、それは顧客が価値を認め必要とし求めている満足を提供することに他ならず、決して企業側の論理からではない。
(4)顧客の創造にとってもう一つの重要な機能がイノベーションである、それは企業こそが社会にとって成長・拡大・変化のための特有の機関であり、企業が今までと違った新しい満足を生み出す事が出来るからである。
☆この二つの機能が大切なのは、社会の変化や顧客のニーズを事業の機会として捉えられるからである。顧客の創造という目的達成には富を生む資源を生産的に活用することも必要である。
(5)生産性に影響を与える要因としての基本と原則は、知識・時間・製品の組み合わせ・プロセスの組み合わせ・自らの強み・組織構造の適切さ、および活動間のバランスであり、従来の人、モノ、金などの生産性要因に追加すべき重要な要因となる、しかもこれらの要因から生じる生産性の違いは企業の成長・存続だけにとどまらず、社会的な成長にも影響を与える富の増減に関わってくるからである。
(6)利益の持つ機能とは以上述べてきたことからも解るように、重要な経済的機能を果たす必要不可欠なものと言える、ドラッカーは『現代の経営(上)』ダイヤモンド社、1965年で利益の機能について「未来について確かなことは未来が不確かであってかつ多くの危険性をはらんでいるという事実である」と述べ、そのリスクに備える未来費用の源泉として利益を挙げている、また教育や環境などの社会費用に寄与するためにも利益は必要だとしている。
(7) 利益(未来費用)は企業のリスクの補填や存続・発展と共に社会の存続・発展のための費用である。




(V)本の交換会

  
<一色> とつげき東北『科学する麻雀』2004 講談社現代新書 B (中山)
<宮上> 堀井憲一郎『落語の国からのぞいてみれば』2008 講談社現代新書 B (中村)
<中山> 菅原裕子 『コーチングの技術』 2003 講談社現代新書 B(宮上)
<中村> 橋爪大三郎 『はじめての構造主義』1988 講談社現代新書 B+(中山)
<三戸先生> 橋爪大三郎 『はじめての構造主義』1988 講談社現代新書 A− (宮上)
       津田和夫『巨大機関投資家』1990 講談社現代新書 B (中村)

(W)次回課題、その他


(1)次回はドラッカーのマネジメント(基本と原則)第1章の疑問点などの討議  
(2)(課題)政党の事業規定、顧客規定についての報告。
(その他)本の交換会のテーマ決め。   
Pass[1211]

_____________________________
○宮上(12.16 1:49)
中山さん、報告ありがとうございます。
・本の交換会のテーマ決めですが、掲示板内で投票を行って
来週のゼミの時には決まっている状態にしましょう。
・2つ決めるので一人2票入れてはどうでしょうか。


<本の交換会 候補一覧>
・教育   (中山)(一色)
・世界史  (一色)
・政治
・歴史   (中山) 
・文化



[27] 題名:2012年度 秋学期第9回夜ゼミ 活動報告 名前:宮上 綾 投稿日:2012年12月04日 (火) 23時01分

場所:A 19:25〜21:00
日時:2012-12-04(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山・(一色)・(松田)・宮上
院生:中村

※本の交換会の案は必ず記入ください※


(T)【DVD視聴】


■番組 カンブリア宮殿
日本流の顧客主義を見よ! 〜進化するアスクルの全貌〜


○DVD鑑賞後の先生からのお話概略とまとめです。

■企業観、ビジネス観
 ・コスト削減 ←→ 顧客の商品の使い方に立つ
  アスクルや以前DVDをみたエフピコなどは、顧客の商品の使い方に立ち考えている
 ・多くは「組織」になった時点で「個人」ではなくなり「部署」の観点で考えている
  つまり、コスト・技術から離れられない。

 ・<メーカー>-市場1-<小売>-市場2-<消費者>
  アスクルは消費者の使い方を考えている
  商品開発の視点・立場「誰のためにどういう観点で」ということを考えている ←通常メーカーとは違う!
  通販(カタログ→ネットへシフトしつつある)

 ・しかしながら、消費者の立場に立っていない人や企業は
  市場1の時点で、既存商品や他者製品との比較の視点しか持つことができない
  

■市場主義と顧客主義はちがう

 市場主義…(価格)
 顧客主義…(配慮)…相手の立場に立つ
            └→日本らしい「察し」て「理解してもらう」 これは先進的なことだろう
 低価格化は競争によっておこるが
 新商品開発は配慮がないとむり

 市場の声と盛んに言われてきているが、市場の声と消費者の声は一緒ではない


■「お客様のためにできること」

 アスクルは徹底的に顧客主義である
 その特徴がコールセンターにある
 コールセンターは250人
 そこは商品の問い合わせと不満(クレーム)を聞くだけの部署である
 客のクレームに成功のヒントが隠れていることを理解し、実践している
 
 そして、商品改良会議にて客の声を生かす
 客の声から生まれたオリジナル商品は3000点以上
 「客が困っているのを解消してあげたいから」という思い


■エージェント

 ・アスクルはかつてのライバルであった街の文具店をエージェント(代理店)として組織に組み込み
  両者は共存している

  [アスクル]→[エージェント]→[消費者]

 ・エージェントは[新規開拓(営業)]と[代金回収]を行っている
  文具店はエリアに密着し、信頼がある
  また、商品の使い方を提案し、困っているところの個別の相談にのっている ←エフピコと似ている!


■アスクルの発展性

 岩田彰一郎社長…カタログを自らチェックする=気づく視点を持っている
         社長[客がほしいと思うか]←→社員[ちゃんと商品説明ができているか]←視点の違い
 アスクルは今後、岩田社長のやってきたことをできる人材、部署が育つか
 岩田社長の持つ個人の力に限られてしまっている


■ホワイトカラーの時代が来ているのに、ホワイトカラーを活かせていない?

 企業は、客の立場にたっていかないと、後進国に勝てないだろう
 今までは「モノづくり」 ブルーカラーの時代であったが
 これからは「営業など」 ホワイトカラーの時代である

 ホワイトカラーをどう活かすのか?
 →企業が官僚制化しているため、結局創業者個人の力に限られている
 →プラスがアスクルを作ったように、企業内で新部署を任せるなど独自にやることが必要になるのではないか


■今は何システムなのだろう

 ・Ford システム……大量生産・大量消費の時代 資本集約的
           モノづくり Ford+GMのマーケティングで展開してきた
           [ステータスと車]
 
 ・TOYOTAシステム……多品種少量生産 労働集約的
           Fordよりさらに発展
           [個人の希望+個別の対応]

 ・アスクル,エフピコ……サービス業の観点に立った新段階のシステム 
           事業規定・顧客規定
           [消費者の快適を手助けする]

  ⇒時間、手間、使いやすさ、快適さに価値がうまれてきた

感想
パソコンの調子が悪く感想が遅くなってしまいました、今回のアスクルは以前見たエフピコと同様に顧客(最終消費者)の視点にたった経営を行っていた、現代の成長企業の姿をここに見た感じがしました。
しかし今後も成長を持続するには経営者として後継者の育成がその責任であることは、ドラッカーが言うように社会的貢献を果たすためにも重要であり、企業としての存続発展と共に今後の課題(責任)であろう。 中山 12月09日記入




(U)次回課題


☆ 次回課題
1.マネジメント第一章
2.本の交換会「講談社現代新書」



(V)1月の本の交換会のテーマ決め



先週の掲示板を見てください!!!

皆さんにテーマを挙げていただき1月のテーマ決めを行います。
1月は15日(火)が金曜授業の日程ですので
1月8日、22日が交換会になると思います。
8日は冬休みあけすぐですので、準備できるようテーマ決めをしましょう。

松田君、一色君→テーマを挙げてください。
中山さん、宮上は今週中テーマ変更可とします。
来週の掲示板で投票を行いましょう。


■1月中にある2回の本の交換会のテーマを決めます。
各自、次回のゼミまでにテーマを2つ挙げてください。
翌週の掲示板で、挙げられたテーマに各自投票し、決定します。

<一色>
・教育
・世界史

<中山>
・政治
・教育

<松田>



<宮上>
・ 歴史・世界史・文化史
・ 映画・演劇・芸能・古典芸能





PASS [1204]



[26] 題名:2012年度 秋学期第8回夜ゼミ 活動報告 名前:宮上 綾 投稿日:2012年11月28日 (水) 00時24分

場所:B331 19:25〜22:30
日時:2012-11-27(火)
出席: ゼミ生:一色・中山・宮上・(松田)
院生ほか:中村・新山

 

(T)ドラッカーのマネジメント(エッセンシャル版)第1章の報告



□一色君からのレジュメ(改訂版)報告
  序章 (テキスト 1−5頁)
  →レジュメでは、テキストの4-5頁の内容しかまとめられていないが、1-3頁は必要ないのか?
  →テキスト1-5頁の読みなおし。

■先生からのテキストを読むときの注意事項として以下が挙げられました

 ・分からない、疑問は読み飛ばさない
  →疑問を残して、それを確認するように読み進める
 ・前のパラグラフの答えを、次のパラグラフから探す
 ・書いてあることの逆を考えてみる
   ○○である。→では○○ではなかったらどうなのか?

■テキスト 1-5頁の内容■
箇条書き(編集中です)
※皆さん、まとめにご協力ください※
皆さんで加筆・修正したものが、一番良いレジュメになる!と思います。
*****
<<現代社会の命運を握るもの>>

・今や、とあるでは、かつては?
 20世紀はじめは永続的組織社会ではなかった
 個人や、非永続的組織、その他の組織だったかもしれない
 
・組織社会とは?
  ・現代は主な社会的活動を組織によって担われる
  ・人々は組織を通じて社会的実現をしている
 この2点から、組織社会だといっている。

・現代では、組織が担わない社会的課題を探す方が難しい。

・多元社会とは?
  それまでは、教会と中央政府しか権力を持っていなかった。
  現在は、中央政府以外に権力を持っている組織があるということ。
  諸領域において、それぞれのが様々なパワーを持っている。

<<マネジメントなしに組織はない>>

・19世紀ではマネジメントは不要だった。
  それまでは、「組織」社会ではないのだからマネジメントは不要だった。
  19世紀は個人の時代だった。個人には不要。
  組織が機能する、目的を果たすためには、マネジメントが成果をあげることが必要
  組織とマネジメントはセットである。

・マネジメントは機関?
  機関(役職,組織)…マネジメントする人としない人とがいる
  機能(行為,働き)…全員がマネジメントをする
  
・マネジメントが所有権、階級、権力から独立「していなかったら」どうなるか?と考える
  所有権を株主と置き換えて考えると、
  →組織の存続以外の目的に使われてしまう

<<マネジメントは企業だけのものではない>>

・新左翼
 現代は、新左翼の持つ社会の影響力が小さくなっているのでここは飛ばして良い。
 ※今回読んだ中で重要でない文はここだけでした※

・政府パワー < 企業パワー という時代があった
  今は違う
  他の組織が成長→大学,非営利組織,福祉・医療など
  社会が多元化 →企業以外の組織がパワーを持っていく
   例:企業が知識労働と変わっていく→大学で人材(知識)を育てる=大学もパワーを持っていく

・企業社会とその他の組織社会
  企業…早くに大規模化した
     大規模化すると個人では調整できなくなる
     早くからマネジメントを必要としてきた
  その他組織
    …マネジメントに慣れていない、どうしたらいいのか分からない→マネジメントにへの関心の高まり

<<マネジメントブームの終わり>>

・マネジメント・ブームが来て去った
・しかしマネジメントは消えずに残り続け、必要と認識されている
  マネジメントを知ろうというブームになったが、マネジメントは知識ではない
  肉体労働・大量生産の時代の知識じゃ足りない
   →組織は変化している。古い知識では駄目だと気づいた

・マネジメント・ブームの7つのコンセプト
  2頁の「すでに明らかになったもの」がこれである

<<新しいニーズの出現>>

・Aは今まで言ってきたことである

・@今まで通りの運営ではなくイノベーションが必要になってきた
   何故?→財・サービスが陳腐化していったので、新しい財・サービスの提供が必要
   社会の環境変化に対するマネジメント
   顧客がニーズや欲求だと思っていないものを生み出す→社会を、人々を変える

・Bコンセプトと理論
   そのようなものづくりでいいのか?
   どんどん機械化していっていいのか?
   肉体労働の現在の位置づけは?
     →医療・介護は知識+肉体労働である
   女性の社会進出など、性差がなくなってきた
  
Q.個人と組織のイノベーションの違いは?
  イノベーションできる組織とは?
  人的資源の最適化とは?
  など疑問も残っている。

■宿題 「5頁の最後の2行は、何を言っているのか?」
 @〜Cはその通りであるか?疑問は?納得できるか?

*****


(U)1月の本の交換会のテーマ決め


□本の交換会、テーマ決めについて、先生から以下概略のお話がありました。

○本の交換会にも「コンセプトと理論」がある。
 コンセプト(ねらい)=本の交換会とは
 理論(法則性)   =どのように選ぶか

●テーマの選び方
@「この本を読ませたい」という本がある場合、その本を選べるようにテーマを設定する、という方法。
 ・この場合、自分でその本を評価し、ほかの人が「呼んでみたい」と思うプレゼンをする。

A対象が一定以上あり、学べるものを選ぶことが可能なものにする。
 ・そのテーマを選ぶことで、どれだけ皆が学ぶことができるのかを考える。
 
Bテーマの設定とは、本を読むこととは。
 ・どのようなジャンルがあるのかを知ることができる。
 ・そのテーマから、良い本を探すことができる。
 ・同じ分野でほかにどんな作家がいるか。
 ・対象へのイマジネーション、視点、価値観を持つことができる。
 
以上を踏まえながら、テーマを挙げてみてください。


■1月中にある2回の本の交換会のテーマを決めます。
 各自、次回のゼミまでにテーマを2つ挙げてください。
 翌週の掲示板で、挙げられたテーマに各自投票し、決定します。

<一色>



<中山>
・政治
・教育

<松田>



<宮上>
・ 歴史・世界史・文化史
・ 映画・演劇・芸能・古典芸能



(V)次回課題・宿題


□ 次回課題
1.マネジメント第一章 続き
2.本の交換会「現代新書」

■宿題 「5頁の最後の2行は、何を言っているのか?」


______________

**余談ですが…調べてみました。

・<新書の種類>
「新書の歴史は1938年創刊の岩波新書に始まる。
 『出版年鑑』1956年版には、新書名93種があげてある。」

wikipediaからの引用です。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%9B%B8)にアクセスしていただくと、新書の種類がずらりと並んでいます。
恥ずかしながら、私はほとんど知らなかったのですが、
今私の手元にある「サイエンス・アイ新書」。
これは本屋に並んでいるのを見て、気になって昨日買ってみました。
サイエンス・アイ新書。これはソフトバンク系列の出版社から出ている新書です。
学研の「科学」を思い出すような装丁で子ども向けのような印象をうけますが、
読むのが楽しみです。



PASS[1127]


[25] 題名:2012年度 秋学期第7回夜ゼミ 活動報告 名前:中山 均 投稿日:2012年11月21日 (水) 15時08分

場所:B331 19:25〜22:45
日時:2012-11-20
出席:( )は欠席 ゼミ生:一色・中山・(松田)(宮上)
   院生ほか:中村・新山

☆掲示板作成中です。コメントなどありましたらお願いします。

(T)活動報告


最初に就活についての一色君の質問に対し三戸先生より概略次のようなお話がありました。

(1)選択基準
・自分なりの選択基準を持つ
・選択基準は日経ビジネスや「人を幸せにする会社」(価値研究会)などを読み、良い会社、入りたい会社を数社選ぶ、これを続けることにより自分の基準(選んだ理由)が見えてくる。
・自分の基準で個別企業の情報を見る、そこから選択した理由も述べることが出来る。
・基準が明確でないと他者と同様に知名度や大企業に流されてしまう。

(2)資質と姿勢
・日本の企業はこの条件で学生の採用を決めることが多い。
・どうしてもこの会社に入りたいと思う気持ちを強く持っているほうが強い。
・どうしてもその会社に入りたい、そこには理由がある。
・心身共に良い姿勢が重要、なぜその会社を選んだかを相手に印象付ける。

☆意思決定には基準が大切、社会と人の関わり方にはコミュニケーションが大切と話されていました。


(U)ドラッカーのマネジメント(エッセンシャル版)第1章の報告


(1)一色(レジメ作成者)、よりレジメに沿って報告がなされた。

 ・報告内容は各自レジメ参照

(2)質疑応答

中村:企業の目的では社会をどう捉えるのか?顧客以外は無視してよいのか?
中村:企業は顧客の欲求を満足させる手段を提供としているが、顧客の創造と矛盾しないか?
新山:顧客以外の定義は?
新山:ドラッカーが一番言いたいのは顧客の創造、事業は何かの(1)(2)(3)の重要は顧客の創造が見えにくい。
中山:市場を創るのは企業とされているが、顧客の欲求の満足(効用)から市場が形成されると考えるが?
中山:利益をマネジメントでは意味ではなく機能としているがその違いは?
中山:事業の目標で三種類のバランスしか取り上げていないのは何故?目標設定の中心はマーケティングとイノベーションとされているが?

☆他にも色々な意見がありました、各自加筆、訂正などお願いします。

一色:企業は社会の中に存在しているので、顧客の創造と十分関係性がある。
   :顧客以外を無視するわけではない、全てのステークホルダーに貢献するのが前提。
   :目標設定にはマーケティングやイノベーションを取り上げた方が良いと思う。

☆他にも何かあったと思います、一色君、加筆、訂正お願いします。

(3)先生よりのコメント

このテキストではなぜ企業は営利組織でないことを、くどくど言っているのか?
1章のテーマはなにか? → その答えは?
企業の成果がテーマなら → その答えは何?

ドラッカーはこの章で何を明らかにしたのか?その答えがまとめである。
今回のレジメでは言うべき事を言っていないし、まとめるべきことを、まとめきれていない。
著者になり代わって説明できていない。

このテキストは全体が見えないと理解できない、マネジメントの基本と原則を押さえた読み方が必要。

☆以上の事から来週、再度第1章の報告会をすることになりました。
一色君:レジメ再作成、他の人はそれぞれ与えられたテーマのまとめ。

(V)本の交換会

 
<一色> 小川 眞 『きのこの教え』2012 岩波新書 B (中村)
<中山> 斎藤孝 『教育力』 2007  岩波新書 B+(一色)
<中村> ロナルド・ドーア『だれのための会社にするか』2006 岩波新書 A (中山)
<三戸先生> 鈴木孝夫『日本語と外国語』1990 岩波新書 A− (中山)

(W)次回課題、その他


 (1)次回はドラッカーのマネジメント(基本と原則)第1章の再報告と討議  
 (2)その他 次回本の交換会は12/04になります。
        テーマ:講談社現代新書
   
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