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[24] 題名:2012年度 秋学期第6回夜ゼミ  名前:一色 投稿日:2012年11月18日 (日) 22時44分

場所:B331 19:30〜22:30
日時:2012-11-13(火)
出席: ゼミ生:一色・宮上・中山・(松田)


(I)活動報告


今回は先生とマネジメントを読み進めていく上での議論をしました。

 社会秩序→・法        →明文化され、罰則あり
      ・規制       →明文化
      ・常識・道徳・マナー
に体系化することができる。

社会秩序を守る目的は協力・協働を果たすため
本来学校はこの協力・協働という目的的行為のために存在した。しかし、現在の学校は利害、個人の資格、収入upが重視されている。
これは人間が他者との関わりの中で生活するという前提の中で、「ワガママ」→自分を大切にせよ、我慢するな という個の尊重をしようとする動きにも見られる。

全体(社会秩序)⇔個(欲求・感情)をどう処理するか。

個を重視してきた結果、価値観は人の数だけ増えた。
しかし、価値の評価が多様になればなるほど、価値観の一元化は進む。なぜなら多種多様なものを比べねばならない場合、決まった基準(試験、合格点)が設けられるからだ。

個が尊重されて自由や平等が手に入っても、飽くなき欲求により、更なる自由や平等を手に入れようとする。完全に自由や平等が手に入ることはありえないので、求めれば求めるほどそれらは遠のき、不幸になってしまう。

個の尊重によって人間(できる限り楽を求めて動く生き物)がする生活と、名君によって目標に向かって一丸となって(自由や平等を制限して)手に入れる生活は果たしてどちらが幸せなのだろうか。もっとも、名君と思われた暴君によって知らぬ間に洗脳され、人を殺すことが正当化されることもありうる。


 19c 商業社会・・市場(財産の担い手)財産→土地、資本
20c 産業社会・・産業企業体(組織体での地位)
産業企業体は「専門家と統合」

長らくの間、ヨーロッパは商業社会であった。商売というのは卑しいものであり、地位や名誉のある人の手をつけることではなく、有能な人は商売ではなく、政治や芸術に力を入れるのが常であった。
アメリカによる大企業の成立などによって産業企業体が力を持ち巨大な財を手に入れ始めて、初めてその時代錯誤(20cにおいて、未だ19c的であるヨーロッパと20c的なアメリカ)が発覚した。

ドラッカーはこの、物的現実と社会的信条の乖離を「断絶の時代」と表現したである。

商業社会 → 産業社会 → NPO

商業社会からの産業社会への脱皮に時間はかかったが、現代では産業社会からNPOへの変化の時代と言える。
ドラッカーがマネジメントを書いたのは1973-1974の産業社会が成熟していこうとする社会の中である。よって、マネジメントを鵜呑みにして現在に適応させるのは非常に危険だ。かといって無視して読まないのはもっと危険である。マネジメントを読み解いて、これからの時代を考え、手法を借りる必要も必ず出てくるだろう。


☆ 次回課題
1.マネジメント第一章 
2.本の交換会(岩波新書)


PASS 【1113】


[23] 題名:2012年度 秋学期第5回夜ゼミ 活動報告 名前:代行 投稿日:2012年11月15日 (木) 01時50分

場所:A104 19:25〜21:00
日時:2012-11-6(火)
出席: ゼミ生:一色・松田(・宮上・中山)
院生:中村

☆掲示板 仮建てです。
 松田君、編集してください。

次回課題


☆ 次回課題
1.マネジメント


PASS 【1106】


[22] 題名:2012年度 秋学期第4回夜ゼミ 活動報告 名前:宮上 綾 投稿日:2012年10月30日 (火) 23時36分

場所:A104 19:25〜21:00
日時:2012-10-30(火)
出席: ゼミ生:一色・中山・松田・宮上
院生:中村

☆掲示板作成中です、コメントなどありましたらお願いします。

(T)【第一回スピーチ】


・テーマは「私の夏休み」
 設定時間は5分。
 夜ゼミで初のスピーチ大会でした。
 

□先生から全体へ以下のコメントがありました。

【スピーチの勉強の3つのポイント】
1.原稿作り
2.話し方
3.評価をすること
  他人のスピーチの何が駄目かアドバイスをしていくことで自分の力になる

・良い話、文とは
 1.役に立つ
 2.面白い
 3.感動する(心に残る)

 この3つのうちの何を自分は狙っているのか?
⇒『コンセプト(ねらい)は何か? 何を伝えたいのか?』 =これが企業の事業規定に当たる部分!

 相手にどう思ってもらいたいのかを定め、その為にテンポや間の取り方を作っていく。
 話のネタをどのように話したら感動させられるかを考え、スピーチの原稿を作っていく。
 スピーチの原稿は楽譜のようなものだと思って書いていく。(間やテンポ、緩急など)


■先生から全体のスピーチに対して以下概略のコメントがありました。

 ・各々のスピーチに対するコメントが甘い。
  他人への評価を甘くしていると自分の力が向上しない。
 ・最初の一言目を考えておき腹を据えて話し出すように心がける。
  「えーっと」や「○○について話ます」などは要らない(後者はスピーチ時間が短時間の為)。
 ・どう伝えるか、エピソードを具体的にしたほうが良い。
  理屈っぽく「〜〜論」にしてしまうと、途端につまらなくなる。
  説明ではなく、自分が抱いた感情を共感させることが必要。

    

(U)感想とまとめ


・各自、自由に記入願います。

<一色>
・スピーチというものがどういうものかを理解できた。自分が行ったことは説明であり、人に聞かせるスピーチではないことを痛感した。
・人に聞いてもらうことをしっかり意識して次に生かしたい。
<中山>
・スピーチの本質が理解できていなかった。
・何を伝えたいのか、どう伝えるのか、どうすれば伝わるのかを意識していなかった。
・自分だけが納得していた、次回は狙いを明確に伝えられるようにしたい。
・スピーチの原稿に工夫が必要、どう聞く側にインパクトを与えられるか、
 また間の取り方やメリハリの付け方も原稿に入れるなど工夫する。
・やはり声に出して練習する事の大切さを宮上さんのスピーチから感じた。
<松田>


<宮上>
・話の中盤で自分が本当に話したい核の部分が分からなくなってしまった。
 ねらい、意図が伝わらないまま終わってしまった。
 次回は「ねらい、意図」を明確にしたい。
・他の方の評価をしていく中で、自分の考えている話の調子よりも
 受け手には控えめに見えるのかもしれないと思った。
 身振り手振りを使いパフォーマンスすることを意識して取り組んでみたい。

<中村>




(V)次回課題


☆ 次回課題
1.マネジメント第一章
2.本の交換会「岩波新書」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
○三戸(10/31,14:04)
宮上さん、早速の「活動報告」。高く評価したい。
自分と読み手の記憶と感情が残っているうちに「記す」ことは極めて大事だ。
また、内容もほぼ漏れなく、よくまとめられている。これも高く評価したい。
「(U)感想とまとめ」は、まず、短くていい。できるだけ早く書き込む。
そして、後日でいいから、その数行を数倍に書き増やす。
これが、その時限りの「単なる感想」から、次回につながる「学習」となる。

-------------------------------------
○宮上(11/7,23:55)
三戸先生、コメントを下さいましてありがとうございます。
スピーチができないことを痛感し、
悔しい思いが消えないうちに残しておきたいと思い書き込みました。
またスピーチ大会を行いたいです。



PASS[1030]


[21] 題名:2012年度 秋学期第3回夜ゼミ 活動報告 名前:中山 均 投稿日:2012年10月27日 (土) 12時19分

日時:2012-10−23(火)
場所:A104→B331 19:25〜22:30
出席:( )は欠席 ゼミ生:宮上・松田・中山・(一色)
          院生:中村

(T)【DVD視聴】


■番組 カンブリア宮殿 2010年04月26日放送
「世の中いいことなんか起こらない!〜苦境に強いネガティブ経営術〜」
    食品トレーの製造・販売(株)エフピコ
・ 内容 食品トレーのシェア60%を占める「エフピコ」の強さの秘密・経営・開発・営業戦略を探る。 

・詳細は「カンブリア宮殿」『トレーのエフピコ』 から
・    
  
■ ゼミ生意見 ・加筆・訂正などありましたらお願いします。

<松田>
・過去の事例から儲かる売り場を提案 → 自社製品の営業
・変化の発見が危機感を生む → リサイクルトレーの販売
・競合店にトレ―を販売していたら潰し合いにならないか?
<宮上>
・店(トレ―を買う顧客)→客(店から商品とともにトレ―を買う消費者顧客)→家(トレ―を運ぶ・使う場所)までを考えている。 
・儲かる売り場の情報(購買意欲を上げる売り場づくりやイベントの企画)
・収集力・戦略(バイヤーへ「売れる希望」の提案→結果、売上がついてくる
・イノベーション
 →デザイン
 →ふた付き社会環境への対応
 →リサイクル
<中山>
・常に変化し続ける開発力(技術革新)
・消費者への意識
 →店側(スーパー・コンビニ)だけでなく最終消費者も意識している
・営業力 売れる、儲かる、売り場づくりの情報提供
・現場を見ることの大切さと、危機感を持つことの重要性
→良い時は安心、手抜きになりがち。
<中村>
・イノベーション
顧客の創造どこに設定するのか? BtoB BtoC

・マーケティング
・ネガティブ経営?
 →ルーティン→任せておけば
→差異→管理者が察知すべき
→小松会長しかしていない
ex 現場に行き、リアルタイムでやっていないのは何故?
→小松会長は何故できるのか?

■ 先生から概略次のようなコメントがなされました。

   ☆「ビジネスモデル」について
 ・事業規定においてこの企業は一番だと思う
  →最終消費者を満足させる小売店のサポート→この考え方がエフピコのすごさ
  →開発とサポートの組織を作り上げた
 ・商品企画力
  →新商品 だれに喜んでもらうかで開発している
  →消費者が家で食べる時のことまで考えている
 ・営業力
  →売るためより売れる情報の提供→そのための組織
  →情報を現場で活かす
 ・経営観
  →トレ―を製造するのが事業ではない
  →企業として誰のためにどうするのかが大事
  →顧客満足

    ☆「番組制作」について・
 ・「TV東京」は毎回すごい企業を取り上げている割に自社はあまり変わらない
 ・ネガティブ経営などと、ことさら言うのはおかしい

☆最後に意見や感想を単に列挙するだけでなく、どんな視点から見るかが大切だとのコメントもありました。 
         

(U)感想とまとめ

 
・各自、自由に記入願います。

<中山> 
・一般的に悪い事は言いたくない、良い事は伝えたいであろう、悪い事を早くしかも上司に言うのは気が重い、エフピコでは会長が直々電話で聞いていたが、それに対し部下としてはどのような感情を持っているのか気になった、この企業の風土がどういうものなのか
調べてみたい
・たかがトレー、されどトレーなんだと思わされた、今度買い物に行ったらトレーに注目です
<松田>


<宮上>
・単に企業にとっての損得だけでなく、最終消費者の満足を開発していること
 そしてそういう企業こそ、投資したくなる企業なんだろうと思いました。
 先生から説明を受けて、事業規定のをどこに置くかで企業の価値が変わるのだと感じました。
<中村>


(V)本の交換会


<松田> 吉行淳之介 『不作法のすすめ』2011 中公文庫 B− 中山
<宮上> 大山正 『色彩心理学入門』1994 中公新書 B+ 中村
<中山> 司馬遼太郎・ドナルドキーン『日本人と日本文化』1972中公新書 A− 松田
・先生より対談本は本の価値として本にとっての深い筋道がないのでAクラスの評価はないとのコメント 
<中村> 繁田信一 『陰陽師』2006 中公新書 B+ 中山
<先生> 斎藤俊彦『車たちの社会史』1992 中公新書 B 宮上

・先生から面白い本、優れている本として中公新書の中から次の本が挙げられました
 加地伸行『儒教とは何か』 本川達雄『ゾウの時間ネズミの時間−サイズの生物学』

(W)次回課題、その他



☆ 次回課題 
 ・前回に出来なかった「私の夏休み」というテーマでの発表(スピーチ)
 ・討議
 ・先生の講評

☆ その他
次回本の交換会は11月06日になります。
テーマは「岩波新書」(特にジャンルは問いません)

PASS [1023]


[20] 題名:2012年度 秋学期第二回夜ゼミ  名前:松田大輔 投稿日:2012年10月21日 (日) 17時57分

場所:B331 19:25〜21:00
日時:2012−10−16(火)
出席:ゼミ生 中山・一色・(宮上)・松田
   院生  中村

(T)「前回視聴したDVD内容の討議」

■番組 カンブリア宮殿「大手もお手上げの北海道市場で一人勝ち! 驚異のローカルコンビニ セイコマ」&地域密着スーパー「一期屋一笑」

加筆・訂正などありましたらお願いします。

〇「セイコーマート」
 一色によるまとめ

 ・北海道NO.1のコンビニ  1001店 シェア39%
 ・商品数が他のコンビニと比べて段違い
 ・オリジナル商品が5割
 ・地元で野菜を生育・生産
 ・物流も効率的なトラック運用を行う
 ・撤退企業を買収→技術・設備・人材を活用
 ・ホットシェフ  作り立てが売り

<先生のコメント>
 ・自分の納得できないものを売りたくないという社長のこだわりが「なぜ→事業組織→どういう意味・結果が生まれるのか」という視点を通して見たときに
  買い物難民を救う
  撤退企業を買収して技術・設備・人材を活用するなどの事業活動に結びつく


〇「一期屋一笑」
 中山によるまとめ
 ・地域密着型スーパー  店舗数1
 ・その地域住民3000人が顧客(地域のつながりを大切にがルーツ)
 ・従業員がお客さんを名前で呼ぶ→信頼関係が構築
 ・食材は地場のものをできるだけ使っている
 ・惣菜に力を注いでいる(担当者は元料理人)
          ↓
 ・数が多くバラエティーに富んでいる。量り売りなので一人前だけ買える

<先生のコメント>
 市場原理といわれている現在だが、「人」に目を向けた社会的な事業が今後ますます重要になってくるのではないか。


課題:「一期屋一笑」は地域密着型企業だが、「セイコーマート」はなんと呼ぶことができるか。

 <中山>地域経済再生型企業
 <宮上>局所的社会共存型企業
 <一色>
 <松田>地域密着成長型企業

(U)次回課題
  ・DVD視聴
  ・本の交換会 テーマ「中公新書」

pass[1016]





[19] 題名:2012年度 秋学期第1回夜ゼミ 活動報告 名前:宮上 綾 投稿日:2012年10月06日 (土) 01時25分

場所:A204→B331 19:25〜21:00
日時:2012-10-2(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山・一色・(松田)・宮上
院生:中村

(T)【DVD視聴】


■番組 カンブリア宮殿「大手もお手上げの北海道市場で一人勝ち! 驚異のローカルコンビニ セイコマ」
            地域密着スーパー「一期屋一笑」

・内容・詳細は、10月10日のゼミで討論します。


(U)次回課題


☆ 次回課題
1.10月3日の[DVD視聴]の内容の討議
2.「私の夏休み」スピーチ

■スピーチ、「話術」のポイントについて先生から以下のコメントがありました。
1.時間を設定する
  何分で話すかを決める。
  この時目安になるのが「1分当たり300字」。
  A4用紙に文字を埋めると大体1000〜1200字になるので、
  もし「5分」と設定した場合、A4用紙に1枚半程度の文字数になるとイメージする。
2.テーマ、ねらい・コンセプト、章立てをする
  テーマを明確にする
  スピーチのねらい・コンセプトを定める(笑いをとる、感心させたいなど)=企業でいえば「事業設定」にあたる
  章立て(「はじめに」〜「本論」〜「むすび」)をする



(V)秋学期ゼミ日程



☆秋学期ゼミ日程

 10/2〜11/20までは「DVD1本視聴」→翌週、各自考え討論するという形ですすめる。
 それ以降の日程については未定。

(第一回)10/2 DVD視聴(済)
     10/9 休講
(第二回)10/16 DVD[地域の小売]について討議
(第三回)10/23 DVD視聴+本の交換会(中公新書)
(第四回)10/30 スピーチ
(第五回)11/6 マネジメント第一章+本の交換会(岩波新書)
(第六回)11/13 マネジメント
(第七回)11/20 マネジメント+本の交換会(講談社、現代新書)
(第八回)11/27 未定
(第九回)12/4 未定+本の交換会(その他新書)
(第十回)12/11 未定
(第十一回)12/18 今年の十大ニュース、今年の顔、新語・流行語大賞のいずれか 
         ※」昼ゼミ掲示板の昨年の記事を参照 

(第十二回)1/8  未定
(第十三回)1/22 未定
(第十四回)1/29 未定






PASS [1002]


[18] 題名:2012年度春学期第12回夜ゼミ 活動報告 名前:中山 均 投稿日:2012年07月14日 (土) 11時21分

場所:A104→B331 19:25〜23:00
日時:2012-07−10(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:中山・一色・(松田)・(宮上)
          院生:中村・新山

☆掲示板作成中です、コメントなどありましたらお願いします。

(T)【DVD視聴】


■番組 「フード・インク」

・ 内容 2008年にアメリカで作られたドキュメンタリー映画
アメリカ人が何気なく口にしているファストフード、それは一部の大企業により工業製品のように効率重視で生産されている、そこに従来の農業や畜産の姿はない、衝撃的な映像は何を伝えたいのか?

・詳細は、8月23日(木)WOWOWシネマにて pm1:00に再放送されます。

■ ゼミ生意見 ・加筆・訂正などありましたらお願いします。
<一色>
・ショックだった! 農場が工場、生き物が商品として扱われている、また個人が太刀打ちできないシステムが出来てしまっている。
・これからの消費行動に対してオーガニックの食品が増えている。
<中山>
・先週のタキイの姿勢や理念との違いにビックリ!
・米国ではもっと食品に対しての規制がしっかりしていると思っていた。
<中村>
・大企業→献金→議会→権益の図式が出来上がっている。
・大量生産→効率至上→化学飼料。 
・大量生産、大量消費に慣れてしまった生活の今後が、どうなるかが解らない。
<新山>
・米国の企業の事業規定が物を売るだけで自然を見ていない。
・市場のニーズ(安価・安定供給)だけ、そこに人はいない。

■ 先生から概略次のようなコメントがありました。
・食品(自然なもの) → 工業的・科学的(大規模化や遺伝子組み換え)→ 商品(人工的なもの)という流れが効率性やコストの削減と共に「大企業の利潤追求」によってもたらされている。
・このことはアメリカの社会のシステムがそうなっているからだと言えるのではないか。
・アメリカ自由な国→チャンス→成功(アメリカンドリーム)→高報酬(企業・経営者)→アメリカの正義。
・企業や経営者はアメリカの社会で高報酬を得ることが、有能であり努力したという成功のメルクマール(指標)。
・アメリカ型社会は管理・計画(予測可能)・安定的な生活の社会、但し計画は全てが予測可能ではない。
・組織(管理)も全てを管理しよう、管理できると考えると怖れを忘れてしまう(原発事故が良い例)。       

(U)感想とまとめ

 
・各自、自由に記入願います。

<中山> 
・安全な食べ物を考える時、自分自身に何が出来るのかを考えさせられたドキュメントであった。
・取りあえず加工食品を食べないこと位しか出来ないのが現実だと思い知らされた。
・パック詰めの商品はそれ以前の状態が見えてこない、作る側の倫理観が重要、買う側は信頼するだけ。
<一色>


<中村>


<新山>


(W)本の交換会
<一色> 朝井リョウ   「桐島部活やめるってよ」 集英社  2010年  B+ 
<中山> 村上龍     「オーディション」    文化社  1997年  B- :一色
<中村> 筒井康隆    「家族八景」       新潮文庫 1975年  B+ :中山
<新山> −
<先生> ダニエル・キイス「アルジャーノンに花束を」早川書房 1989年  A :新山

(W)次回課題、その他


☆ 次回課題 [DVD視聴]と討議

☆ その他
次回7月24日本の交換会あります。
テーマは「戦争・平和」です。

PASS [0710]


[17] 題名:2012年度春学期第11回夜ゼミ  名前:一色慎一郎 投稿日:2012年07月04日 (水) 17時35分

場所:A104→B331 19:30〜22:20
日時:2012-07−03(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:松田・中山・一色・(宮上)
          院生:中村・新山

☆掲示板作成中です、コメントなどありましたらお願いします。



(T)【DVD視聴】


■番組 カンブリア宮殿 
タキイ種苗

・ 内容 タキイ種苗の受け継がれてきた企業哲学が農家と農業を救う。利潤追求にとらわれない社会貢献によって作られた信頼がタキイを支える。
  
■ ゼミ生意見 ・加筆・訂正などありましたらお願いします。

<松田>
・「儲けではなく社会貢献」に疑問。社会貢献が儲けを呼ぶ。
<一色>
・とても面白かった。社会への貢献が無償の愛情に思う。
<中山>
・「一粒万倍」の精神が儲けよりも安全・安心を生んでいるのがとてもよい。
<新山>
・「お金」より「社会貢献」 経営者の口から「お金」の話がでてこなかったのが意外である。

■ 先生からのコメント

タキイは企業であり家業でもある。家業である時、その企業は市場のみに目を向けることはせず、社会との共存も重視される。



(1)アメリカでの「遺伝子組み換え」 − 日本での「交配」←企業の背景
品種改良の方法にも国による違いがみられる。

(2)種という商品 − 農家の支援 − 食糧 ←事業規定
            (お客)   (安全)

(3)園芸学校、タキイ − 農業高校、農協、農水省
公的機関が行うべきことを私企業であるタキイが行っていることに驚き。理念の有無がこの違いを生んでいる。公的機関での理念はないがしろになりがちである。タキイは私企業ではあるが、企業であると同時に家業でもあるため理念をしっかりと守ることができている。

(4)タキイががんばればがんばるほど、篤農家が減ってしまう。
本来農家が試行錯誤すべきところまでタキイが助けることによって、熱心に研究する必要がなくなってくる。

         

(U)感想とまとめ

 
・各自、自由に記入願います。

<中山> 
・日本の農業と食の自給を真剣に考え実行に移すタキイの姿勢には、頭が下がると同時にタキイの理念を超越した、その経営は利潤追求のビジネスにはない、日本の商い(三方良し)を感じさせた。
・他方で日本の農業政策の貧しさを改めて実感した。
<松田>


<一色>
・タキイは市場や生産者に利益を与えることに力を入れることが自らの身を救うことをしっかりと理解している。利潤追求にとらわれない社会への貢献が過剰ではないかと思ったが、その一つ一つの社会へと播く種が信頼という形でタキイを助けることになるのをタキイは自らの身をもって理解しているのだと思う。
・種の販売だけでなく、食物の研究や、農業専門学校など幅広いビジネスに驚いた。タキイの経営哲学である「一粒万倍」の精神が受け継がれる限り、この企業は安泰であると思った。

<新山>



(B)次回課題、その他


☆ 次回課題 [DVD視聴]と討議

☆ その他
次回本の交換会
テーマは「小説」です。
PASS [0703]



[16] 題名:2012年度春学期第10回夜ゼミ 活動報告 名前:中山 均 投稿日:2012年06月27日 (水) 22時32分

場所:A104→B331 19:30〜22:20
日時:2012-06−26(火)
出席:( )は欠席 ゼミ生:松田・中山・一色・(宮上)
          院生:中村・坂倉・新山

☆掲示板作成中です、コメントなどありましたらお願いします。

(T)【DVD視聴】


■番組 カンブリア宮殿 2012年6月21日放送
「日本の旅行を変えろ!一泊5250円の“最強宿”」

・ 内容 不動産会社(三菱地所)元エリート社員が社内ベンチャーで企業保養所の空き室を利用するというアイデアによって始められた四季リゾーツのビジネス、その後MBOで独立、現在全国に30以上の施設を持つそのビジネスモデルは日本の家族旅行を変えるかもしれない、そんな四季リゾーツと社長の山中氏を取り上げその運営方法の秘密を探る。

・詳細は「カンブリア宮殿」四季リゾーツから
  
■ ゼミ生意見 ・加筆・訂正などありましたらお願いします。

<松田>
・事業規定、顧客規定が明確、家族というターゲットの絞り方もよい。
<一色>
・エリートが社長業に転身、良くありがちな話だと感じた。
・私自身はこの宿に泊まってみたいとは思わない。
<中山>
・番組でも取り上げられていたが日本の旅行費用は平均年10万円、家族で旅行すれば1回で終わる。
・「日本の旅行のあり方を変えたい」と格安料金に設定この安さは魅力。
<中村>
・日本が観光産業に力を入れる時、サービスが売りではないのか?
・四季リゾーツのサービスのカットはこの点において矛盾しているのではないか?
これに対して先生より「同じ宿なのか?」「回転ずしと鮨屋は同じか?」との問いがありました。
<坂倉>


<新山>


■ 先生からのコメント

   ☆「事業規定・顧客規定」

・宿泊者に安さを提供するが明確。

   ☆「家族旅行」

・なぜ家族旅行に行く?家族は何を求めているのか?
・それは日常から離れての「イベント」であり、「想い出」作りである。
・日常から離れるそのことに価値がある。
・大人は1〜2年では変わらないが子どもは1年でも大きく変わってしまう。
・家族旅行は「想い出」数多く残す手段、費用が安価なら可能になる。
     

   ☆「四季リゾーツの安さ」

・遊休施設の有効利用→元手がいらない、このアイデアはイノベーション。
・従業員が一人数役をこなす、(アメニティグッズ・布団の上げ下ろし・夕食)無しなどのサービスカットは旅館にとっての「当たり前」をくつがえした。
・「当たり前」と思う限りにおいてはイノベーションは生まれない。

   ☆「企業の福利厚生」

・大企業は福利厚生がしっかりしていた、それも大企業に就職する一つの要因。

         

(U)感想とまとめ

 
・各自、自由に記入願います。

<中山> 
・四季リゾーツは年間を通して5,250円の同一料金に設定→予約が殺到するのは「当たり前」かもしれない、しかしこの「当たり前」は果たして宿泊業界にどのような影響を与えていくのか、今後の業界の様子を見ていきたい。
・サービスはモノや形でなく気持ちが大事なのかもしれない、四季リゾーツの社長がトイレ掃除をしている姿を見てそう感じた。
・2011年売上、10.4億円 宿泊者数、14万3千人から一人当たり単価を計算すると、7272円となるこれから7〜8割の客が夕食つきで宿泊していると考えられる、夕食料金3千円この価格設定ならここから利益が計算できそうだと感じた。
<松田>


<一色>
・年に四回、地方の安い所に泊まりに行くのと年に一度、海外や高級なホテル、旅館に行くのではどちらのほうが良いのかが自分の中で決着がつかない。うちの父親は旅行の費用を安く抑えようとして地元近くの少し古い旅館によく連れて行ってくれたが、料理も半端、施設も半端、部屋も半端で、友達が一緒ではないのではしゃぐわけでもない、家ではない所に泊まるというドキドキしかなかった。(むしろ落ち着かないので家に帰りたいとさえ思った。)どうせ旅行するなら自由に振舞えて心からワクワクするような旅行が良いという意見である。旅行という大きなイベントでさえ旅費を最小限に抑えようとする父親を見て、こんな大人にはなりたくないと子供ながらに思ったものである。
・観光業必須と思われたサービスを削るのはとても革新的であると思う。
<中村>

・ 
<坂倉>


<新山>


(V)本の交換会 テーマ「食」


<松田> 柴田明夫著「食糧危機が日本を襲う!」角川新書 2001年 A− :中山
<一色>
<中山> 大塚滋著 「食の文化史」 中公新書 1975年 A- :中村
<中村>
<坂倉>
<新山>嵐山光三郎 『文人悪食』  新潮文庫 2000年 A  :坂倉
<先生> 

先生より「食」のテーマで選ぶとすればということで、次のジャンルと作家や本があげられました。
・レシピ本・・・タニタ食堂
・食文化論・・・池波・玉村・小泉武夫
・食通本・・・・池波・美味しんぼ倶楽部
・食糧問題・・・エビと日本人
・食の魅力・・・料理人

(W)次回課題、その他


☆ 次回課題 [DVD視聴]と討議

☆ その他
次回本の交換会は7月10日になります。
テーマは「小説」です。
PASS [0626]


[15] 題名:本の交換会 テーマ「食」 名前:宮上 綾 投稿日:2012年06月18日 (月) 21時28分

テーマ 「食」

・「変な給食」 幕内秀夫
2009年 12月12日 発行 (ブックマン社)
 定価:本体1333円(税別)



・著者
幕内秀夫(まくうちひでお)
東京農業大学栄養学科卒業。プロスポーツ選手の食生活改善、企業の社員食堂や学校給食の改善などを手がけている。

・この本を選んだ理由

 以前、主食が菓子パン?炭酸飲料? ヘンな学校給食【2012年2月8日 MSN産経ニュース】
というニューズを読んだことを思い出したこと、
そして子供の頃に、「ご飯と牛乳は合わないだろう」と感じていたことを思い出しこの本を手に取った。


・概要
写真を使った「変」な給食の紹介
 コラム
 丈夫な子供をつくる基本食とは?という講談録から構成されている。
 
写真を多用し、視覚的に分かりやすく「変」な給食を紹介している。
また、変な給食が出てきた背景として
・栄養士の学校給食法の基準重視の帳尻あわせ
・子供が残さない、人気優先メニュー
 を挙げており、
その弊害として
・変な給食が、食育として機能していない
・食べあわせがおかしい食事が当たり前な若者が増えている
・「しっかり噛んで食べる」から「早く食べる」傾向になっていること
 が挙げられている。

また変な給食を改善するためには、ご飯を中心とした献立をすすめている。
そして、小学校6年間(+中学校3年間)のほぼ毎日の生きた食育を「子供たちのため」を考えた給食を提供するよう呼びかけている。


・感想、良い点、納得点、疑問点など

食事の際に、お茶やお水以外のいわゆるジュース類を違和感なく摂取している人が多く見られる。
また、「炭水化物+炭水化物」の食事や「菓子パン+デザート」という食事も多く見られる。
大学入学当初は周囲の友人たちのこのような食事の組み合わせに違和感を感じていたが、その背景を考えたことは無かった。
原因の一つとして、多様化する学校給食メニューがあるということを知り、食育の重要さを考えさせられた。

私はご飯、お味噌汁にお肉かお魚、そして副菜の組み合わせが好きです。
食事中はお水かお茶がいいですね。せっかくの味付けが分からなくなりそうなジュース類は食後にいただきたいです。



・評価
写真が多いのでじっくり読むものではありませんが
写真に添えられたツッコミの一言が面白いので、
寝る前や移動中に、気分転換に読んでみてはいかがでしょうか。 B+

pass[0618]




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