No.8 抗うつ剤について 投稿者:みみぃ 投稿日:2007年08月14日 (火) 21時18分 [ 返信] |
ぱちさん、初めまして。
7年ほど前から、 パキシル、レキソタン、マイスリー、サイレースを服用しています。
最近、調子が悪いので、トレドミンを追加しました。
こちらの方が良ければ、パキシルを減らして、トレドミンをメインにしていこうか、とお医者様は仰っています。
パキシル服用中は妊娠しない方が、という事を聞いたのですが、トレドミンは、どうなのでしょうか。
年齢的にもとても気になります。
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No.9 投稿者:ぱち 投稿日:2007年08月18日 (土) 21時04分 |
みみぃさん、初めまして。
遅くなりました。この領域は得意分野ではないので調べてかお答えしますね。ただ、私現在夏休み中ですので来週末(25日くらいには)の回答になってしまいますがご了承くださいね。
妊娠に関しては医師と相談しながらというスタンスが基本です。ほとんどの薬は妊娠に関する安全性は確立していないので、有益性が安全性を上回れば服用しながらということになるでしょう。(教科書のような回答ですいません。)
脳に作用する薬は殆ど胎盤を通過するのでどちらにしろ影響が0ではないと思われます。
ただし、必ず影響が出るというものでもありません。薬を服用してない人でも約2%に異常を持って産まれてくるというデータがあります。この2%が少し増える程度と思われます。
また、服用の時期、量、によっても影響が変わってきますので・・・症状とのバランスを見ながらになりますかね。
薬が胎児に一番影響を与える時期は4週〜8週ですので(最終生理から28日〜56日です。この時期だと妊娠に気付いてない方がほとんどです。)妊娠の可能性があるのなら必ず医師に伝えておきましょう。
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No.11 パキシルとトレドミンの違い 投稿者:ぱち 投稿日:2007年08月26日 (日) 13時49分 |
基本的には同類に分類されますが、パキシルはSSRI(選択性セロトニン取り込み阻害薬)でトレドミンはNSRI(ノルアドレナリン、セロトニン取り込み阻害薬)となります。
脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが減少するとうつ状態になるといわれています。これらの薬は放出された神経伝達物質が取り込まれるのを阻害することにより、神経伝達物質の濃度を保ち、うつ状態を改善していく薬です。
違いとしては、 パキシルにはパニック障害や強迫性障害のうつ病以外の適応があります。また、若年者(10代)に自殺企画が増えるという報告もあります。
トレドミンは適応としてはうつ病のみです。効果とすてはノルアドレナリンの取り込みも阻害するので効果が早くしっかり現れるようです。 また、薬物分解酵素の阻害も少ないので飲み合わせの心配も少ないです。自殺企画もありますがパキシル程ではありあません。
また、妊娠に関してですが、パキシルには心血管異常リスクが上昇したとの報告があります。(1%→2%)ただし、とちらも安全性は確立してないので有益性と危険性のバランスを見てになるでしょう。
結論としては パキシルよりトレドミンの方が安全性や効果が優れている可能性があるので、パニック障害や強迫性障害がなければトレドミンにしてみるのも良いと思います。 急に切り替えるより徐々に切り替えた方が体に変化がおきにくいので医師の指示通り徐々に替えた方がよいでしょう。
妊娠に関してもトレドミンの方がやや安全性が高いと思われますが(無影響ではないが)医師と相談しながらにはなりますね。
少し難しい言葉も使ってしまいましたがどうでしょうか?
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No.12 有り難うございます 投稿者:みみぃ 投稿日:2007年08月29日 (水) 07時50分 |
ぱちさん、丁寧に調べて頂いて、有り難うございます。
やはり、医師の方も、体調が良ければ、このまま少しずつ、トレドミンの方に移行していきたいそうです。
効果が上手く出ればいいな、と思います。
子供に関しては、もう少し元気にならないと、子育てもままならないので、医師や家族と相談しながら、自然に、焦らず、過ごしていけたら、と思っております。
本当に有り難うございました。
感謝致します。
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