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- グレート - 2007年12月15日 (土) 11時09分
恋恋高校からほどよく移動した場所に、恋恋高校の生徒…だけでなく他校の生徒にも人気がある小粋なカフェがある。そのカフェは有名全国雑誌にも載るほど有名なカフェで休日平日問わずに人気がある。午後の3時半頃早川あおいがそのカフェに入ってパフェ…と言おうとしたところでフルーツジュースをお店のかわいいメイドさんに注文した。減量中で今行ったばかりのスポーツジムの努力が無駄になるためだ。ただでさえ最近ちょっと太ったかな?と思ってるところで仲の良い後輩に「ちょっと太った?」という言葉を投げられたばかりの初めての土曜日なのだ。後輩は正直な意見をバンバン言うタイプなので太ったのに間違いは無いのだろう。
フルーツジュースが運ばれてきてスプーンをお差ししますか、と笑顔でメイドさんに聞かれた所で何やら外に異変が起きた。どうやら何か起きたのかな…とメイドさん、周りの客共々あおいもまるであわせたかのように外を見た。一見何も変わりは無い。しかし通行人は皆道の上で止まっている。かと言って石になってしまったわけではない。通行人は自分よりもっと町の奥にいる通行人によって静止要求をされて自らの意思で止まったのではあるけれど本人たちも何故止められたのか、またその先の通行人もまたさらに先の通行人の手のよって止められたのでやはり止められた理由はわからないのであった。
あおいはその不思議な光景に釘付けではあったがメイドさんは職務に徹しようとはっと気づきあおいに再びすとろーの話を聞きあおいもやっと窓の外の景色から店内に視線を戻した。そのリアクションが露骨だったのでメイドさんが思わず微笑みをしたのをあおいも思わず可笑しくなって微笑み返した。
それから30分後にあおいが情報雑誌を読んでいる時に近くのスポーツジムで発砲事件があった。死者1名。受付の男−
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