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小説を完成させる自信の無い方、または小説を書く練習をしたい方、そしていつも作品が完成しない無責任なしんかー進化(笑)、等々気軽にこの板で小説をどうぞ!

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[77] 日記
玉賀必人 - 2008年04月09日 (水) 14時31分





部屋の掃除をしていたら




1冊の日記が落ちていた




使われて無い部屋なので誰のかは分からない




兵舎の管理者に聞いたらわからないとのことだ




貰っていいかを尋ねると快く(苦虫を噛み潰したような顔か?)




OKしてくれた




ここは戦場




何時死んでもおかしくなんて無い




この私が居たという事が分かる様




これから日記をつけよう




それにしても中は真っ白




強いて言えば表紙裏表紙がボロボロだった




中の紙は傷一つ付いていなかった

[78] 3月23日 多分水曜日   天気 晴れ
玉賀必人 - 2008年04月09日 (水) 14時40分





朝は隊長に起こされる




腹を思い切り踏まれた




どうやら私が起きるのが遅かった様だ




反省しとく




起きたら皆昼までトレーニングに勤しむ勤勉なこって




トレーニングをサボった奴が射殺された




何も其処までしなくても良いのに




そして昼飯は栄養バランスを考えての食事




味がねぇ




夜は交代で見張りをする以外は皆早く寝る




明日は敵の前衛基地に奇襲をかけるらしい




私も行く事になっている




私は今日は見張りはしない




さぁ寝るか

[79] 3月24日  木曜日?   天気 雨
玉賀必人 - 2008年04月09日 (水) 14時53分





今日は雨奇襲には絶好の天気だ




しかしその分敵も警戒してくる消耗戦になりそうだ




銃声




奇襲がかけられたやられる前にやるってか?




しかし直ぐ止む




おかしい誰も外で戦ってない?




う〜ん巨大な棺桶見たいのが外に運ばれたくらいだ




敵の斥候部隊の鎮圧によって奇襲は成功捕虜を15人捕らえた




拷問によって3人死んだ




ちなみにまた棺桶が運ばれた




何故か敵陣の森の近くで




30分後に伝令「敵前衛基地への増援全滅」つまりは敵を全滅させたって事だ




それにしても誰が?たった30分で?まさかあの棺桶ではあるまい




おっと長くなると寝るのが遅れる隊長に踏まれちまう

[80] 4月1日  忘れた   天気 曇り
玉賀必人 - 2008年04月09日 (水) 15時05分





ずっと日記をかけなかった




遠方へ行っていたからだ




日記は置いて行ったので




かけなかったそれにしても長かった




また棺桶を置いただけで勝った毒ガスでも噴出するのか?




若い兵士が研究所に連れてかれた




彼はやっと役に立てると屈託の無い笑顔で言った




戻ってくるのは最低2日後らしい




友人らしき奴が寂しがっていた 




私にもこんな風に思ってくれる人がいればと思う




あの棺桶のお陰でこのところ連戦連勝このまま戦争なんて終われば良いと思う




あと教官に顔色が悪いと言われた前かららしい

[81] 4月3日  天気 快晴
玉賀必人 - 2008年04月09日 (水) 15時29分





昨日日記が書けなかったので今日から再開




例の若い兵士が帰ってきたボロボロで




彼方此方の皮膚が裂け血が出ていたし何故か服もズタズタだった




行く時の元気など欠片も持って帰ってきてない彼を友人は泣きながら寝せていた




ちなみに今日の演習は私だけ休まされた




顔色が悪いだけなのにまったく心配性だなぁ




そういえば顔色悪いなんて言われたの私が始めてかも知れない




栄養を考えた食事ばかりだし掃除も行き届いていたマラリア?




しかしここは熱帯ではない




不思議だ




ちなみに私だけ部屋を移されたこの日記を拾った場所だ




明日1日出てくるなとの事だ




はぁついていない

[82] 4月4日   天気 晴れ
玉賀必人 - 2008年04月09日 (水) 15時33分





出て来るなと言われたから暇だ




暇で暇でしょうがない




しかし情報だけは入ってくる




教官も扉のとこに見舞いの品を置いてってくれた




嗚呼そういえばあの若い兵士が友

[83] 二等兵
玉賀必人 - 2008年04月09日 (水) 16時03分





部屋の掃除をしていたら日記が出てきた




この部屋を使っていた人のものらしい




僕の友人が研究所に連れて行かれたとき心配してくれた人のだ




突然行方をくらまして帰ってきていない




許可を貰い万年筆ごと貰っておいた




折角なので日記を書くことにした




日記を拾い上げるとその下に血痕があった




あまり気にしない




中を見てみると真っ白何も書かれていなかった




表紙裏表紙はボロボロなのに




中の紙は傷一つ付いてない



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