[347] 大調和(みすまる)の歌 |
- 童子 - 2013年07月29日 (月) 16時01分
常に実相のみを念ぜよ。
『天照らす親の神の大調和の生命射照らし国静かなり』
と云う光明思念の歌は、決してただの呪文でもなければ、伊達に荘厳味を添えるため歌うものではないのである。
これは実相世界が既に、宇宙照らし給う一神の慈光の下に平和に大調和に一つの世界を実現している ――― 其の実相を諦視し、言葉の種子を天降して、世界平和が実現するように祈るところの荘厳の行事なのである。
自己のためのみに祈り、その効果をもとめるのは利己主義である。
利己主義は結局、神の霊波に波長が合わぬので、却って祈りながらも効果がないのである。
世界平和のために同志を集めて祈るこそ、最大の行事である。
『生長の家』誌 26年10月号
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