[358] 九月の祈り |
- 童子 - 2013年08月31日 (土) 10時17分
われ今、 世俗世界の喧噪から一転して実相世界に入り、
神の宝座の御前に坐するのである。
今、 ここは神の国であり、
神の御心の支配したまう世界である。
すべての対立は去り、
争いは止み、
一切の悩み、 悲しみ、 憂え、 憎しみ等は消え去り、
神のつくり給える清浄無垢そのままの実相身を自覚して、
心清らかにして一点の迷妄もないのである。
神の愛わが心にながれ入りて、
わが心
神の愛に満たされて神がすべての人々を愛し給うが如く、
わたしもまたすべての人々を愛することが出来るのである。
神の愛は、
人々の欠点を見ることなく、
唯人々の実相の完全なる姿のみを見るのである。
従ってわが周囲にあらわれる人々は、
わが前に来(きた)るに従って、
すべての欠点は消え円満完全の実相をあらわし、
互に扶け合い、 睦び合い、 礼拝し合い、 称(ほ)め讃え合い、
まことに今ここ天国の実相そのままが現象世界にあらわれるのである。
『理想世界』誌 昭和49年9月号
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