[720] 十二月の祈り |
- 童子 - 2013年11月30日 (土) 09時05分
(招神歌を四首、歌い終りて次の如く念ずる)
神の‘いのち’、われに流れ入り給いてわが‘いのち’と成り給う。 (数回繰返す)
ここに神あり、わたしが神なのである。 (三回念ずる)
この肉体が神なのではない、肉体の奥に物質の奥に霊妙きわまりなき“われ”がある。 それが“神のいのち”であり、“神”なのである。
ここに神あり、わたしが神なのである。 (三回念ずる)
神は無限の智慧であるから、わたしは無限の智慧なのである。 人類を導き、国をすくい、人類を救う智慧なのである。 神の無限の智慧、わが脳髄にインスピレーションを与えてわれを導き給うのである。
国家がわたしを呼んでいるのである。 それが使命感としてわが生命を導くのである。
国家を救うために“神のいのち”が此の時点に於いて、 肉体の装いをつけて出現したのが現象のわたしである。
肉体はその使命を果たすために生きるとき、 “無”の肉体に無限の価値と生き甲斐とを感じるのである。
なぜなら、肉体は、“無”であり、それ自身は無価値であるけれども、 神の招命を受け、神とともに人類を導き、 国家を救い、人類を救うために活動するとき、 “無”のなかに“無限”の価値が生きるからである。
神よ、この“無”の肉体に“無限の価値”を生きる道を教え給い、 その機会を与え給うたことを感謝いたします。
ありがとうございます。 必ず御心に叶うよう活動いたします。
『理想世界』誌 昭和45年
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