[124] あなたが昭和【平成】のミカエル軍です |
- 童子 - 2013年01月24日 (木) 23時12分
『・・・旧約聖書の一番終りのところに、ダニエル書と云う預言書があります。
これはペルシャのネプカドネザル王と云う王様の在世の頃に出たところの預言でありまして、預言者ダニエルが霊感を得て異象(まぼろし)に見たところの事が書いてあるのであります。
異象(まぼろし)と云うのは象徴的霊示であります。ダニエルの預言には其後に起った各国家の興亡の事がズーッと適中してあらわれて来ておって、そして現在世界最後の時に近づいておるのであります。
今が世界最後の時と判断すべきか、尚後のことか、それを如何に判断するかは人間のことでありますけれども、その中にこう書かれておるのであります。
「その時、汝の民の人々の為に立つところの大いなる君(きみ)ミカエル起ちあがらん。是れ艱難(なやみ)の時なり。国ありてよりこの方その時に到るまで、斯かる艱難(なやみ)ありし事なかるべし。」
「その時に大いなる天の使の長(おさ)であるミカエルが、立ち上る」とありますが、これは住吉大神のことであります。「天の使」と云うのは、神様の救いの霊的波動が人格化して現れたお姿を指して言うのでありますが、それの一番長(おさ)であるところのミカエルと云う大天使が愈々世界浄化にたち上るのであります。
住吉大神は宇宙創造の陽神イザナギノ大神のミソギ〈宇宙浄化〉の御働きが人格化してお生れになったと古事記にはあります。その住吉大神なるミカエルが立ち上るときこそ「国ありてよりこの方、斯かる艱難(なやみ)ありし事なかるべし」であります。
しかし斯う云う世界最後の土壇場と云うような人類最後の苦悩と云うような時が来てさえも、「悪を為す者は益々悪を為さん。悪しき者は一人も暁(さと)ることなかるべし」と書いてあります。
それには、人類全部は決して良くなると書いてない。然しながら使命を受けて人を助けたところの者は、「空の星の如くなりきて永遠に到らん」と書かれているのです。
それはまことに、高級霊なる皆さんの事であります。
そして使命を受けて人を真理にみちびいたところの者は「空の星の如く輝きて永遠に到らん」と云うことになっているのであります。・・・』
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