| [601] 御稜威 |
- 中仙堂 - 2013年10月11日 (金) 00時38分
テレビの人気番組らしい「ゼロ」のゲスト稲田美織さんが出ていらした。
小生は初めてでしたが、有名な国際的写真家です。以前ニューヨークで活躍中に例のテロを目撃し、大変なショックを受けられたそうです。その後、何かを求めて世界中の聖地を撮影されたそうです。夫々感動するものが有ったそうですが、最後に伊勢神宮を訪れ、大変な感動を受けられたそうです。
２年前の夏、ＮＹである方に「世界の聖地を撮っているなら、伊勢の式年遷宮（しきねんせんぐう）を撮ったら？」と言われたのが導きとなって、いろいろなご縁が重なって伊勢神宮を訪ねることになりました。撮りに行くというより、呼ばれたという感じで。初めて神宮に参拝したときには、鎮守の森に感銘を受けて何故か涙がとめどなく溢れました。大きな何かに抱かれているような温かさを感じて。世界中の神の中でも、類をみない神の在り方というのかな。何か一つの存在を神とするのではなく、空にも、水にも、木にも、神がいて、ここに集約しているという調和の世界。バチンときました。それから２年たちますが、既に３０回以上伊勢を訪ね、神宮の四季折々や御船代祭、木造始祭など遷宮諸祭儀の撮影を行っています。（ネット・マザールより）
やはり、世界の多くの聖地は過去の痕跡であり、それに比し伊勢は遷宮による再生で、過去、現在、未来と、神の御厳／御稜威（みいつ）が脈々と息づいて居られるのでしょう。
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