[500] 天地そろう(二月の光明道中記) |
- 伝統 - 2015年02月28日 (土) 13時29分
【自己内在の光】〜二月「天地そろう」はじめの言葉
吾々の『生長の家』は毎号、諸君自身の内に宿る力を指示するために発行されるのである。
他に依頼心を持つ者は躓くであろうが、 自己の内に埋蔵されたる宝庫へ幸いに振向く人は救われるであろう。
救いの力は諸君自身の内にあるばかりであって、 わたしはその在(あ)り所(か)を指示するだけである。
吾々の光明思想になった結果病気が治ると云うのも、 諸君自身がそう云う思想になった結果であってわたしはただ指(ゆびさ)すのみである。
文章の力による指し方は可也り上手であるので、 文章の力で病気を治したとも謂い得るが、 精(くわ)しく言えば文章の力は、よく諸君の心を振向けただけである。
そこに自己内在の無限の力を見出すのは 諸君自身の力であって私の力ではないのである。
光栄は諸君自身の「内」にこそ帰せられるべきものであって、 私は喇叭(らっぱ)であり、指南車である。
指を月と間違え私の書いた符号を本物と間違える者は 実相を見ることが出来ないでああろう。
私はただ諸君を振向かすために文章で叫ぶだけに過ぎないのである。
私を尊敬せずに真理をこそ尊敬せられたい。
|
|