聴衆は30人もくれば一杯になる個人病院の待合室での院内コンサートです。原則として毎月一回の院内コンサートですが、これまでに75回以上開催されているようです。
このクリニックは泌尿器科ですが、院長は大病院の副院長を務められた方で、開業する前に大学院の非常勤講師をお願いしたことがあり、講義の第1回目は、500人規模の音楽ホールでのご自分のチェロの演奏会のビデオを見せることからはじまりました。開業後に前立腺の検査で受診したのがきっかけで院内コンサートに出かけるうちに、「歌ってみませんか」となったような次第です。