生長の家会員の個人サークル

谷口雅春先生倶楽部

谷口雅宣総裁になってからの生長の家は、創始者谷口雅春先生の本来のみ教え

とは違うものを説くようになりました。そして、本来のみ教えを求める多くの人は教

団を去りました。昭和15年に生長の家が宗教結社になった時の教義の大要は次

のとおりです。

『国体を明徴にして皇室の尊厳を明かにし、各宗の神髄を天皇信仰に帰一せしめ

尽忠報国、忠孝一本の国民精神を高揚し、悪平等を排して一切のものに人、時、

処、相応の大調和を得せしめ、兼ねて天地一切のものに総感謝の実を挙げ、中心

帰一、永遠至福の世界実現の大目的を達成せんことを期す』

生長の家教団は、本来の生長の家の教えを説かなくなり、創始者である

谷口雅春先生の説かれた生長の家の教えが正しく継承されていくのか

危機感を抱いています。生長の家会員自らがその危機感を訴えていくと同時に

教団内において正しいみ教えを学んで行きます。

 

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生長の家「今昔物語」・霊界篇の再掲示<第四十二話> (754)
日時:2013年04月09日 (火) 08時22分
名前:信徒連合




生長の家「今昔物語」第五篇 霊界篇



第四十二話 輪廻転生について(その6)



<<生命は死を超えて前進する>>



死の神秘

(『生命の實相』第9巻・霊界篇上巻P.86−88)


<<ヴェッテリニは語る――死期はあらかじめ定められている。
 病気および災厄は、あらかじめ定められたる運命を成就せんがために、霊界の不可視の使い(スピリット)がその人を導くところの手段である。

「生」は、時として臨んで来る「死」に対して極力争おうとする。このことは死の神秘を恐怖する未発達霊魂の人々において特にそうである。

しかしながら霊界の使者(メッセンジャー)が霊魂の脱出するのを待っている。そしてこの世の終焉が来たときには、そのメッセンジャーが助けてくれる。もし必要な場合には、彼は強いて霊魂を脱出せしむることもある。

 肉体をはなれたる霊魂は、高級なスピリット――白色のスピリットである――の集会の前につれて行かれる。高級なスピリットはこの新参の霊魂の進化の程度を鑑別(みわ)ける。

もし進化の程度が低ければ、その霊魂はある長期間、あるいは短期間、地上の雰囲気内を彷徨しまわり、自己が肉体的生活を営んでいた頃の生活を回顧し、他界より人生の争闘を観察して自己の責任を自覚せしめられ、自己の意識を発達せしむることを学ぶのである。

これらのことは、まず新参の霊魂が高級の霊魂に引き廻されてするのであるが、やがてただひとり、あるいは同じ程度の進化にいる霊魂たちと一緒に、あるいは無関心な気持であるいは悲歎にくれながら、あるいは愉快な気持で(これらの気持の相異は霊魂そのものの進化の高さで決まる)空間をうろつきまわる。

そしてやがて時が来る――それは多少とも長き期間の後である。霊界の支配役のスピリットが、彼を再び地上に送る――それは新しく生まれかわって、なおいっそうその霊魂を向上せしむるための経験を受けしめんがためである。
 
 もし肉体をはなれて霊魂がすでに秀(すぐ)れた進化をとげた霊魂である場合には、みずから進んで、ある一定の目的のためにさらにもう一度地上の世界に生まれかわって出ることもあるのである。その一定の目的とは、<自己犠牲の行為によって、自己をいっそう高き進化の圏内に運ばんがためである。>


 ヴェッテリニのごときスピリットは、ただ斯くのごとき目的のために、この地上に帰り来るのである。しかし、標準としては、ここまで高き階級に達したる霊魂がさらにいっそう高き進化をとげるのはその霊界における活動によってである。

彼らは白色のスピリットとなる――地上の世界に関するあらゆる事件の比較的最上権を有する審判(さば)き役となるのである。

白色のスピリットは更に進化をつづけて他の「霊圏」に入るのであるが、この「霊圏」のことは人間にとっては知り難く了解し難きものである。

ヴェッテリニはそれについて(少なくともその瞬間)は語ることを拒んだのである。しかしながら、自分はこの一段進んだ「霊圏」いなむしろ一段進んだ<状態>においては――自分がここに<状態>というのは、彼らがより高い地圏に生まれかわって来るのではないように思われるからである――

かかる高級なるスピリットは、あらゆる地上的な興味を全然超越してしまっている。かかる興味は彼らにとっては全然無意義である。彼らは地上的なるものより一段高く生長してしまっているということを言葉の端より総合しえた。>>






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