アマゾン川でピラニア釣り ピラニア釣りをすることになった。ピラニアが、人間サマの肉を食いちぎる恐ろしい魚だということは、私でも知っている。たしかに、鋭い歯がついている。大塚さんは、指をちぎられたこともあるという。釣りを手伝ってくれるお兄さんが、口を開けて、歯を見せてくれた。ツアーの仲間は、3舟に分乗してピラニアを釣った。釣りなどしたことがない私だが、5匹も釣れた。1匹しか釣れない人は、相当焦っていた。しかし私とて自慢できる技があるわけではない。牛肉の餌をつけてくれたのは、小舟に乗っているお兄さん、釣った魚を針からはずしてくれたのも、お兄さん。言われたままに、竿をパシャパシャ動かして、手応えがあれば、水の上に持ち上げるだけだ。もちろん食い逃げされたこともある。パシャパシャ動かすのは、動物が溺れたと勘違いしたピラニアが寄ってくるからだ。帰国後に「ピラニアを5匹も釣ったのよ〜そしてそれを食べたのよ〜」と、あたかも自分の手柄のように話してしまった。アンデス山中その源を発し、大西洋に注ぐアマゾン河総延長8300km、ナイル川よりも1610kmも長く水系のネットワークの流域面積は705万平方キロメートルで南アメリカ大陸の40%以上を占めており世界第2位のコンゴ川の約2倍もある。さらに驚くのは年平均流水量だ22万5000トン世界2位以下の13大河をあわせた以上の流水量何もかも断トツの世界一の超大河アマゾンスケールは世界の大河とはまるで違う。幻の源流はアンタレナンス付近のアルペンチノ湖付近の山の氷河が源流となっていることが分かってきた。オグリマップ川よりさらに下流のウカヤリ川に合流している強い流れが発見されてこの川がアンデス山脈の氷河の下側を縫うように流れて合流していたのだ。この川はなんと南米体利器アンデス山脈の最南端のアルペンチノ湖付近の山が源流だった。この付近はしょうがでグリーンランドや南極大陸状態になっている。海抜以下まで氷の山なのだ。幻のアマゾン川の源流といわれる、この山からは「15少年漂流記」で有名なハノーバ島が天気がいいと見えるそうだ。まだ探検中でなんともいえないが、これが本当だとアマゾン川の長さはなんと2万KM以上にもなるのだ。想像を超える大河アマゾン川。釣りの後は、いよいよ、ジャングルトレッキングだ。大オニバス(右)や、ゴムの木(右)、巨大なアリの巣など見て回ったが、ジャングル探険というより、森林浴のようなものだった。水位が低いので、道も乾いているし、ジャングル特有の湿り気もない。覆い被さるような大木もない。この探険を楽しみに参加した人は、がっかりしていた。本格的に歩きたい人には、別なツアーが用意されている。
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