誤診と高機能広汎性発達障害掲示板
この掲示板は、誤診、誤処方で苦しむ高機能広汎性発達障害の疑いのある患者さんをひとりでも多く救う目的で設置いたしました。
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[2998] 題名:美いさん 名前:アトム 投稿日:2012年03月09日 (金) 08時00分
先日のお話の後、笠先生に息子さんの件をざっとお話しさせて
いただきましたが、予定通り、セカンドオピニオンに必要な
詳細をまとめて笠先生宛てに送ってください。
よろしくお願いします。
笠先生のホームページに発達障害の二次障害、三次障害に対する
薬物療法に関する説明があります。
下にURLを貼り付けておきましたので、勉強しておいてください。
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/b-3tiryoumemo.htm
[2997] 題名:ちぃさん 名前:アトム 投稿日:2012年03月09日 (金) 07時54分
おはようございます。
確かに自閉症や発達障害の概念は難しいですね。
笠先生のホームページに、わかりやすい説明が載っていますので、
下にURLを貼り付けておきましたのでご覧ください。
自閉症スペクトル(発達障害スペクトル)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/4511/jiheiseisyougai.htm
[2996] 題名:風が強い日が好きさんへ 名前:ちぃ MAIL 投稿日:2012年03月08日 (木) 21時31分
投稿ありがとうございました。
発達障害の判断は難しいのですね。
明日、主治医に話してみても、うまくいかないかもしれませんね。
ところで、笠先生に紹介してもらった「パスポートは特性理解」のノンラベル様に数日前、簡単な成育歴をつけて発達障害のご相談メールをお送りしました。
本日、田井様より返信があり、詳しいことは予約制の面談を受けるよう言われましたが、発達障害の疑いが濃いということでした。
笠先生に言われた時も驚きましたが、発達障害の専門の方にまで言われると、またびっくりします。
発達障害なのかな、と思いつつも、半信半疑だったのですね。
話を戻しますが、発達障害であるとして、たぶん軽度のものだと思うのですが、それでも、『発達障害の度合いが軽いから生きやすいということでは全くないということです。サラリーマンやOLができて、医者にも発達障害ではないといわれるけど、実は正真正銘の発達障害であるという方はたくさんいらっしゃいます。健常者に見え、仕事もできてしまうが、実は健常の方々より何倍も苦労して仕事をしている上に発達障害の診断と支援につながりにくいため、中核群の発達障害の方々より生きにくい部分もあると思います』という応援には勇気をもらいました。生きている人皆、何かで苦労していて、自分の苦労はその中では大したことはないし、もっと苦労している人もいるのだから、と自分に言い聞かせ、我慢していた本音をそっと包んでもらったイメージです。苦労したって言いたかったらしいです。
でも、今は症状(二次障害になるのかな)も落ち着いていて、平和なので、もういいんです。
また、風の強い日が好きさんの体調がよくなったら、いろいろ教えてください。
発達障害のことやらいろいろ‥。
自分についてちょっと勉強しないといけないようなので。
風の強い日が好きさんの2次障害とインフルの後遺症が早く良くなりますように。
[2995] 題名:ちぃさんへ 名前:風の強い日が好き 投稿日:2012年03月08日 (木) 03時58分
ちぃさんへ
ちぃさんのようにご自身が発達障害なのかどうなのか悩まれている方はたくさんいらっしゃいます。私は診断済みの成人の当事者で、ここ数ヶ月、日本自閉症協会の高機能ネットワーク事業に協力して、地方の発達障害の研究者の方や、当事者の方とお話する機会がありました。知的障害がないとされる発達障害の方で、成人期にはじめて診断を受ける方(業界用語では「中途診断」なんていわれます)は、きちんと発達障害を診られる先生が少ない上に、診断した後、きちんとフォローしてくれる専門デイケアなどもなく、診断だけされて放置される場合が多くほんとうに大変だと感じます。
また、本を出しているような有名な発達障害の先生の間でも中途診断の人たちの「発達障害」と「健常」の間の境界線をどこにおくかで意見がわかれており、A病院では発達障害、B病院では統合失調症、C病院では発達障害でも統合失調症でもない、などと診断され、混乱してしまう方が多いのが現状です。
でもちぃさんに理解してほしいことは、知的障害を伴う自閉症も、知的障害を伴わない発達障害も、診断基準以外の性格や優しさはほんとうに十人十色です。さらには発達障害の度合いが軽いから生きやすいということでは全くないということです。サラリーマンやOLができて、医者にも発達障害ではないといわれるけど、実は正真正銘の発達障害であるという方はたくさんいらっしゃいます。健常者に見え、仕事もできてしまうが、実は健常の方々より何倍も苦労して仕事をしている上に発達障害の診断と支援につながりにくいため、中核群の発達障害の方々より生きにくい部分もあると思います。
あと統合失調症の場合は、まずお薬ありきで、環境調整が第一の発達障害とは治し方が全然違います。私は医者でもないので診断はできませんが、ちぃさんの記事を一読して、発達障害としての支援がなじむ方ではないかと感じました。
私自身、2次障害とインフルエンザの後遺症で体調が悪くこれ以上かけないのですが、体調の許せばまたかきますね。
[2994] 題名:発達障害? 名前:ちぃ MAIL 投稿日:2012年03月07日 (水) 22時01分
別の掲示板でたまにお世話になっております、ちぃと申します。
はじめまして。
私は、現在主治医には、統合失調症と言われていますが、1年前、笠先生には、発達障害と言われ、主治医といざこざがあり、とりあえず、今の薬を減薬という方向で頑張っています。
最近、薬が減ってきて、やっぱり統合失調症じゃないのかなぁ、と思うようになりました。だから、発達障害と考えるのも安易なのかな、何なのかな、と悩んでます。(笠先生には、電話であなたは地球以外の星に人だと言われましたが…。はたしてそうなのか、と思っています。)
主治医が私のことを統合失調症だと判断したのは、ある妄想があったからです。恥ずかしいので、妄想については省略しますが、当時パキシルを飲んでいたので、そのせいで起きたのかな、なんて今は思います。
主治医がこれ以上悪くならないように、予防線を張る意味でも、統合失調症と判断したことは知っていますが、やはり、薬の副作用でしょうか。
発達障害と言われても、ピンとくる部分と来ない部分があり、よくわかりません。
ただ、父親が明らかにアスペルガーなので、可能性は高いかもと思います。
高機能広汎性発達障害とは、どのようなものでしょうか。ネットで調べても、ピンとこないのですが。ただ、人と違うとかは、確かにありますが。基準はきっと特にないんでしょうね。
よくわからないので、調べていたら、ここに来ました。
出発点に戻った感じです。
とりあえず、今度主治医と会ったときに、発達障害ではないか、と話してみようと思っています。
ただいま、資料作成中です。
[2993] 題名:アトムさんへ 名前:美い MAIL 投稿日:2012年03月07日 (水) 21時39分
アトムさん、アドバイス有り難うございました。あれほど暴れていた息子いまは寝ています。小さな光が遠く見えてきたおもいです。長い間薬がとひとり考え訴えてきたのは間違いではなかつたのですね。まずは薬を減らし、愛情もつて親子関係を築けるようにしていきたいです。昨日と違い明日から目的もつていけそうです。もう頑張る事はできませんが、アトムさんからのアドバイスどうりに、息子を救いたいと思います。本当に有り難うございました。今日はゆっくり休めそうです。
[2992] 題名:美いさん 名前:アトム 投稿日:2012年03月06日 (火) 23時02分
はじめまして
この掲示板の管理人のアトムと申します。
まさに壮絶な戦いをされて来られましたね。
最初のきっかけや現在の処方などがわかりませんが、下の赤沼
先生も書かれたように、まずは薬による副作用が問題をこじらせ
ているのではないでしょうか。
美いさんのメルアド宛てにボクの自宅の電話番号を書いて送り
ますので、よろしかったらお電話ください。
今の息子さんにはセカンドオピニオンが必要だと思いますが、
美いさんが見られた「精神科セカンドオピニオン」の本を執筆
された笠先生が現在セカンドオピニオンを再開されました。
電話番号等は下のホームページに載っていますので、直接連絡を
取られてもよろしいかと思います。
毒舌セカンドオピニオン
http://dokuzetu2.ken-shin.net/
[2991] 題名:赤沼先生 名前:アトム 投稿日:2012年03月06日 (火) 22時44分
精神科の早期介入の問題点はまったくそのとおりだと思います。
現在、国が「精神保健医療改革」の名のもとに、子どもへの
精神科早期介入を行おうとしています。
もしこれが実現したら、さらに多くの医原病、薬原病の犠牲者
が多く生まれます。
現在、この動きを阻止するため、下記のホームページにある
とおり、運動を展開していますので、よろしければごらんください。
精神科早期介入の問題を考える会
http://www.soukihantai.jp/
[2990] 題名:はじめてです 名前:美い MAIL 投稿日:2012年03月06日 (火) 22時08分
初めてです。私の息子は32歳。高校一年で閉じこもり二年間、リストカツトもありました。その時私は精神科がどんなところかも知らず、無縁とおもつていました。外に出れるようになつたと、つかの間列車のなかで手首切り、海に飛び込んだり、その後お腹中を切り入院、地獄のような毎日の始まりでした。頭に電気を進められすがるおもいで受け、薬を飲み、統合失調症と診断されました。二年前より知的圏内の発達障害といわれ、この10数年間、私は奴隷かと、親の時間も束縛され、本人もげんちよう名前何度も繰り返し、消してくれと訴え。医師には薬のせいでないかと訴えても聴く耳もつてはくれず、いままで体かたがつてたり、涎いまでもたれ、一年前はハサミで死ぬと、結局
親の私の手首力任せに振り措置入院しました。退院しても同じ状態です。心中しかないのか、誰か助けて下さい。息子と二人いままで何とか自立と頑張ってきましたが、ことし60歳になる、この先どうしたら良いか。時間を待つことできず、思いやりがなく、自分の事だけ、本人が一番つらいのですが。親はどうすることもできません。精神科セカンドオピニオンの本最近知りました。書いていたらいっぱいありすぎて。誰か助けて下さい
[2989] 題名:精神科早期介入政策 名前:赤沼 侃史 MAIL URL 投稿日:2012年03月06日 (火) 20時57分
子どもの心の問題に精神科が早期に介入することへの問題点を指摘したいと思
います。子どもは大人と違って成長します。成長には身体的な成長と、心の成長
があります。心の成長について現在の精神科医療の問題点です。
子どもの心に大人が持っている心の概念が当てはまるかどうかの問題点を指摘
しておきます。大人の心は精神身体二元論で説明されています。それは大人の心
について今のところ説明可能なのです。ところが子どもの心は精神身体二元論で
は説明がつかないところが多いです。精神身体一元論だと説明つく場合が多いで
す。
特に心の問題を抱えている子どもの心は精神身体一元論の方が説明がつきます。
その意味で精神身体二元論に基づく精神医学が子どもの心を扱おうとすると、間
違えてしまう場合が多いようです。現実に精神科医療を受けていた子どもについ
て、その薬を止めて、子どもへの対応を変えることで、子どもの精神症状が解決
しています。
子どもの心は脳の成長とともに成長をしていきます。精神科医療でも心の成長
を考えています。精神科医療で用いる薬は脳に作用してその効果を発揮していま
す。しかし脳の成長を配慮した薬は今のところありません。脳の成長には解剖学
的な脳の成長と脳が持つ情報つまり心という意味での成長があります。そのどち
らも今の精神科領域の薬は配慮していません。
現在の薬は大人の心についての効果ばかりが強調されて、子どもの心について
の副作用は全く分かっていません。特に長期に使われた場合には、子どもの心の
成長に悪影響を与える可能性が考えられます。子どもの人権に関わる問題を生じ
てしまう可能性を排除してから、薬を使う必要があります。
精神科医 赤沼侃史