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どうも。お久しぶりです。
>例えばグループサイズとactionの関係、は論文によって結果が一様でなくて結局良く分らん、という印象がありますが・・・。
確かにどこまでが小規模集団でどこからが大規模集団か、という明確な線引きはされていないので、論文によっては恣意性が出てくると思います。規模が曖昧な中規模集団の研究があれば、それは読んでみたいところです。
>言いかえれば、あの本は非協力ゲーム理論の一応用です、で済む話なのかどうなのか
この辺りは僕もあまり納得できていないのだけど、小集団のときは協力ゲーム、大集団のときは非協力ゲームと考えて、非協力ゲームだからこそ参加を強制するような制度的枠組みが必要、という話なのだと思います。結局は最初の、グループサイズの曖昧な線引きにも関わってくる問題になりますが。
個人的な関心は、大規模集団における公共財の供給なんて実は副産物的なものに過ぎないという点が、今流行のコモンズ研究なんかにどのような影響を与えているのかというところにあったりするのですが、手羽先君のように近代経済学の観点から見るとまた違って見えると思うので、いろいろと教えて欲しいところです。
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