[9843]夜を知る時 - 投稿者:瑠璃
『こんな僕でも、誰かを愛する時が来るのでしょうか?』
僕の世界は闇でした でも、それは「当たり前」で 僕は気付かず寝てたんだ
永遠に、眠って このまま起きる事なんて 「ない」って思ってた
もう、死んでしまったソレの その「死」さえ 当たり前だったんだ
―――なのに。
貴女が僕に光を射して そこが『夜だ』って
教えてくれたから
僕 は 、 夜 を 知 っ て し ま っ た か ら 。
あなたのくれる、朝を 今も待ち望んで
眠れぬ夜を 独り過ごして・・・。
世界はまるで幸せで こんなにも、色があって
こんな交じり合った複雑な色など 今まで知らなかったんだ・・・。
世界は全然退屈で こんなにも、貴女だけを求めてて
こんな幸せな痛みなど 今まで知らなかったんだ・・・。
貴方と喋って、暖かくなって 貴方に逢えなくて、寂しくなって
太陽を 心に刻み付けられたから
―君が僕の元を去っても―
心に スティグマを残したまま
―夜 だ け が 残 っ て 。―
遠くで、君の笑い声を聴いた 不思議と心は温かくて 僕はその日始めて暖かい涙を流した
『こんな僕でも、誰かを愛することが出来るのでしょうか?』
今度は、僕が伝えたい。 その、暖かな陽を・・・。
まだ、出逢っていない君に。 今泣いてる君に・・・。
「ほら、こっちにおいで?」
(
2008年12月25日 (木) 04時26分 )
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- RES -
[9844] - 投稿者:瑠璃
絶望の中の希望。 がテーマなのですが^^;一様。
「僕」が夜に隠していたのは“人間的感情”
寂しさ、とか 恋しさ、とか
知らなければ、幸せなこともきっと多い。 そんな感情。 でも、この詩の最期はハッピーエンドに繋がると思います・・・ 多分。
感想、アドバイス等頂けましたら幸いです^^
(
2008年12月25日 (木) 04時36分 )
[9846] - 投稿者:睦姫
初めまして☆ 睦姫と申しマス"^_^"
私はこの詩、すごくいいと思いますよ*+。
光とか愛とか、ステキだと思います。 そぅゆぅのって、表現するの難しいですよね・・・ でも、瑠璃さんのは分かりやすくて好きです!!
ぜひ、私の詩も読んでくれたら嬉しいですっ!
(
2008年12月25日 (木) 16時37分 )
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