[9954]雨に告げました - 投稿者：黒崎

誰かの声が　泣き声が聞こえる
その声さえもかき消すような
音量で私は１つの曲を聴く
街灯が照らす細く暗い道は
まるでどこかに連れて行かれるような

でも大丈夫
貴方の声を聴いてるから
しっかりと聴いてるから
雨がぽつぽつ
私の頬を濡らします


貴方と初めて会ったのも雨の日でした
貴方と会うのはいつも
雨の日ばかり

だから今日も貴方に会える
でも決めたんです
別れを告げるのも雨の日にしようと

涙を隠すとかそんなじゃなくて
たださよならを告げる時に
雨に側にいてほしいだけ

( 2009年01月30日 (金) 17時14分 )

- RES -