[10012]春 - 投稿者：睦姫

小さな木の芽を見つけたり
花壇に咲く花見つめたり
ほんの少しの春の気配が　私に幸せ与えてくれる
あっという間の季節の廻りが　私に勇気教えてくれる

掌よりも小さな花が　見えない何かにつかまって
風に飛ばされないようにと　仲間が支えあっていた
春の緑はやわらかく　太陽の下で揺れていた

まだ冬の名残りあるけれど
小さな花は知っている

雪が融けたら　あたたかな日差しがそこにあることを

瞼の裏に残る光は　きっと春の訪れの印
　

( 2009年02月16日 (月) 19時07分 )

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