[10067] - 投稿者:涼
いつでも何処でも 君を前にしていると 裸の自分を思い出す 裸の心を思い出す
前を向いて踏み出した足に 小さな虫がとまっているけど 私は気にしない 怖かったら逃げるだろうと 進む足を止めない
世界の果てを見てやろうと 歩き続けて今にいらるのだが どうしようもなく疲労した意識と肉体が 歩くことを拒否しようとしている
負けるな 負けるな 負けるな
意地を張りたい気持ちが今火を噴く 額ににじんだ汗を忘れて 喉の渇きを叫びに変えて 夕暮れの咆哮 ただ 夕暮れの最果て付近 何処までも遠くに響き 世界を包もうと廻る
届け 届け 届け
明日はいい日になる 今日がこんなにも苦痛なら 明日が悪い日になるはずがない 信じ進もうと思ったところで 最果てに着いたら明日はないかもと 氷河期の始まりを告げるような寒気が背中を襲う
「まぁ、いいか」
楽観的に進む
私はバカでいい
バカのままでいい
バカがいい
バカのままでいい
(
2009年03月05日 (木) 03時23分 )
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