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タイトル:人デ無シ乃宴
カテゴリー未分類、その他
夜魅 2015年09月15日 (火) 21時31分(3193)
タイトル:満員電車に潜む赤い悪魔の囁き
本編とは全く異なり、二人共人間で高校生ですが、通う高校は違っています。
颯が結構最初、天然な感じがしますが、それは置いといて下さい。
……制服でもキャラクターの個性って分かれますけど、二人は着崩すタイプです。
『満員電車に潜む悪魔の囁き』
時刻は午後六時二十分。
ガタンガタンと揺れる夜の夕方の電車の中は主に学生や仕事を終えたサラリーマンやOLが座っていたり、吊革や扉の近くにあるポールに捕まって立っていたりと芋を洗う様な混雑であった。
「……ハァ」
扉付近の壁に手を置いて、溜息を吐いたのは赤いブレザーを着た男子高校生である。
襟足まで付く長さの淡い茶髪に切れ長の鋭い目つきが特徴だが、瞳の色はエメラルドグリーンを思わせる様な涼しげな緑色で何処となく目を引く部分の一つではあるが、全体を通してルックスの良い少年だった。
少年の名前は五十嵐颯(いがらしはやて)。
俗に言う"イケメン"と呼べる顔立ちの颯だが、涼しげな緑色の目は疲労、または機嫌の悪さを訴える様に彩っている。
(マジかよ……。人生初だな。つーか、何でこんな目に……)
成績優秀でルックスも良く、更に医者の息子と言う極めてハイスペックな颯は現在、見知らぬ男に痴漢されると言う滅多に無いであろう災難に遭っていた。
(……しかし、物好きな奴もいるもんだな。女と勘違いしてんなら、相当の馬鹿だぞ)
こんな事態になりながらも持ち前の冷静さで男を好きにさせている颯もある種の馬鹿だが、事態は数分前に遡る。
高校はテストが近い為か図書室で友人を誘っての勉強がはかどってしまい、いつもより一時間遅れての帰路は完全に帰宅ラッシュの真っ最中であった。
大量に乗り込んだ人々で満員になる社内の中、選んだ場所は壁際である。
ドアが閉まって電車も動き出し、自分の選んだ場所で一息吐いた途端に事件は起きた。
『へぇ〜、綺麗な顔してんな』
軽口を叩く様な颯の整った顔立ちを褒める言葉だが、その何かを企んでいる様な声色に颯は不快そうに眉間に皺を寄せた。
満員電車である事を良い様に利用した犯罪行為。
(何処の誰だかは知らんが、見つけたら殺す! 社会的に殺す!)
犯人をどうしてやろうか? と物騒な考えでポーカーフェイスを保ちつつ、電車がガタンと揺れる。
言い表せない邪な念を持った男の手が彼の尻を服の上から撫で、もう片方の手で胸元も撫でるのに気付き、颯は男が痴漢を全くやめる気配が無い事に気付いた。
それどころか、着崩したブレザーの下に来ているYシャツの中に手を突っ込む驚愕の犯行に颯は今まで気怠げにしていた表情を一変させ、一つの疑問が浮かぶ。
(コイツ……俺が男と分かってて、触ってるんじゃないだろうな?)
とにもかくにも、今すぐやめさせようと考えた颯は振り向くが、あまりの混み様に自身の体に触れている手の主が特定出来ない。
その時、耳元で囁かれたのは自分を嘲笑う様な言葉だった。
「今更かよ? 余裕ぶっこいて放っといたんだろうが、そうはいかねぇよ」
そう颯に呟いた後に男はあろう事か、手を滑らせたかと思えば、今まで撫でていた颯の尻を掴み、指を動かす。
「ッぅん……!」
突然の相手の行動に颯は思わず、妙な声を零してしまう。
慌てて、声が出るのを抑えた颯だったが、意味を理解して顔全体にカッと熱が帯びる。
しかし、今の自分の痴態を恥ずかしがっている暇では無かった。
「……ッ?! ヒ、ぃっ!」
腰辺りから感じた冷たい手の感触に颯は驚いて、普段は自分でも聞かない高めの声を上げる。
あろう事か、相手は下着の中にまで手を突っ込んでくる大胆不敵の犯行。
耐える颯を嘲笑うかの様に猥褻な行為がエスカレートしていく。
「くぅ……っんん!」
尻を揉みしだかれ、腿を撫でられ、腰のラインをなぞられるなど、今までに無い感覚に抑えられずに妙に色っぽい声が漏れてしまう。
「……いぃ加減にしろ、ってめぇ……!」
小声で怒りをぶつけるが、男は全くお構いなしに前に手を回して颯の敏感になり始めているソレに手を伸ばした。
「ふ……ぅ、ンッ」
年齢と知識から自慰と言う行為は当然経験があるが、他人に触らせた事などある訳が無い。
自身を扱われ始め、ビクッと小さく跳ねた颯の体に男が密着しながら、実に愉快そうに笑う。
「ハハハッ、妙に敏感だな? 誘ってんのかよ?」
「誰が……誘う、かよ……っは、離せ……ゃ、っ!」
自身を包んだ男の手がやんわりと前後に動けば、欲求をロクに満たしていなかった颯の身体は、高校生と言う若い身体のせいもあってか、素直に反応を示し始める。
「はァ、ぁ……ぅあ……ッ」
「ほら、先っぽ濡れて来たぜ? 何なのか分かるよなぁ?」
「ゃあっ、んぅ……」
クチュと小さな水音が聞こえ始め、自分が完全に**してしまった事に耐え難い屈辱を覚える。
ここまで来れば人に助けを求めざるを得ないが、やはりこの状況で大声など出す事が出来ない。
増してや、男が男に痴漢されるなど羞恥の極みも良いところである。
「ぁ……嫌っ、だ、誰かぁ……っ!」
親切な人なら騒ぎ立てずに助けてくれるだろうと涙目になり、周りの乗客を見回すが、音楽を聴きながら眠っていたり、本を読んでいたりしてこちらの惨状に気付く者は皆無だった。
そうこうしている間に自身の下着と男の手が先走りでグチュグチュと濡れ、颯は今にも折れそうな膝を何とか支え快感に耐えていた。
「助けが遅いっての。そんなに恥ずかしいとこ見られたいのかよ、変態」
「っくぅ……ぅん……っ!」
何度か身体を痙攣させ、熱を解放しようと達する寸前まではいくものの、自制心が働いているのか、男がわざと随所で力を緩めているのかは分からないが、頭がクラッとしてくる。
一向に熱を解放出来ず、拷問の様に続く中途半端な愛撫に颯の目尻に涙が浮かび始める。
そんな様子を察してか知らずか男は不意に扱くのを止めて、颯の衣服を軽く整えながら意地悪く囁いた。
「なぁ、この後ちょっと付き合えよ」
「えっ……?」
「とりあえず降りるぞ、来い」
突然な男の行動と言葉に戸惑うまま、何時の間にか目的地では無い駅に停車した途端肩を抱く様に引き寄せられ、車内から降ろされる。
「おい……待て、何処に」
「良いから黙ってろ」
傍から見れば、肩を組む男同士のスキンシップにしか見えず、通行人も駅員すらも加害者と被害者だとは思わないだろう。
離せと言わんばかりに抵抗する颯を気にせず、人の群れに紛れて改札へ向かうかと思いきや、男は突如方向転換し、構内の隅に設置されたトイレへと颯を連れ込んだ。
様式の男子トイレの一番奥への個室へと押し込まれ、蓋の下ろされた便座に強制的に座らされる。
そこで初めて、男の姿を確認する事が出来た。
175cmの自分と同じ背丈、自分と同じくらいの襟足に付く長めの黒髪、切れ長の冷たい印象を抱かせる鮮血の様な赤い目のルックスの整った自分と同じ年齢であろう少年だった。
その証拠に何処の高校かは不明だが、青いブレザーの颯とは対照的に赤いブレザーの学生服をネクタイも校章も着けずに着崩している。
しかし、そんな事を確認している間に少年は颯の下半身の衣服を今度は全て剥ぎ取り、粘着質な糸を引き、股間が濡れそぼつそれを荷物掛けに吊るした。
「すっかり、出来上がってるな」
「んぅ、っ見るな、この変態……ッ!」
自身の分泌液で濡れたソレを撫でられ、敏感な体に走り抜ける甘く強烈な刺激に震えるが、拒絶の意思を示す颯。
だが、少年は構わず便座の前にしゃがむと閉じようとする颯の足を強引に開き、彼の秘部へと舌を割り込ませる。
「ッ!? や、嫌だっ! ぁ、そんな、とこ……!」
「喚くなよ、これからだぜ?」
白い肌に張り付いた白濁の液を啜りながら、あり得ない場所を舌で舐める少年を颯が頭を退かせようとするが、無駄だった。
「は……ぁっ、もう、ホントに、っやめて、くれ……!」
何故、自分がこんな目に遭わなければならないのか?
度を越した羞恥に耐え切れず、声を震わせながら涙を流し始め、颯から懇願の言葉が少年に向けられる。
「ハァ……しょうがねぇな」
「ひぅん……!」
舌が引き抜かれたと同時に後**に吹きかかる熱い息に少年が如何に興奮しているかが分かる。
同性の自分相手に何故、ここまでの事が出来るのか、と考えられたのも束の間、少年は颯を一旦便座から退かすと今度は自分が腰掛け、もはや腰が抜ける寸前の颯を後ろから抱き込んだ。
「少しはマシになっただろ? 座れ」
「ぁ、ひ、ぎっ!? や、あああ……っ!」
――何か、這入って、る……っ!?
少年に引き寄せられるまま、彼の上に腰を下ろすとズブと重い質量の何かが体内を突き破らんばかりに挿入される。
悲痛な叫びと共に颯は狭い個室が故に聳える扉に強く爪を立てた。
「ひっ、ぅあ……っひ、あアっ!」
勢いよく、真下から突き上げられ、目を見開きながら呼吸もままならずに喘ぐものの、こちらなど気にも留めずに好き放題に体を揺さぶる男。
しかし、始めは痛みだけを擦り付けてきた少年のソレも次第に快感を生む様に、内部をグチュグチュと淫猥な音を立てながら犯し続け、颯の声色が徐々に艶を纏っていく。
「ゃあっ! んんっ! いゃ……あ、あつ……っ熱ぃの、奥にぃ……あああッ!」
そこらの女性よりも色っぽく扇情的な声で鳴く颯に少年は満足しつつ、恍惚としながら颯の中で**し、大量の白濁の液を狭い**内の最奥へと注ぎ入れた。
すっかり、快楽の渦中に落とされた颯はと言うと甘い声を漏らしながら見知らぬ少年の出した白濁の液を受け止め、目線は焦点の定まらないまま脱力し、背後から自分を抱く少年に身を預けたのだった。
夜魅 2016年02月13日 (土) 04時43分(3252)
タイトル:賢い男の愚かな選択による堕落
……フェニックス辺りが笑顔で見ていそうな展開かと思われます。
『賢い男の愚かな選択による堕落』
「んんっ…」
乾いた音。
扉が開いた様な音が静寂を破り、貴族風の出で立ちをした銀髪の男は濁った微睡みから現実に引き戻されそうになる。
目を開けても、何も見えない。周囲は完全な闇に閉ざされていた。顔に触れる布の触感は、どうやら目隠しをされているらしく、外そうと思っても両手首を後ろに縛られている。しかも、かなり頑丈に。
――何処だ…ここは?
男は状況を把握する為に自らの記憶を探った。研究を終え、自室へと戻ろうとしたのは覚えている。それからが曖昧で思い出せない。視界を埋める白い手袋が急に脳裏に思い浮かび、男は慄いた。自分が誘拐されたのではないかと言う不安から、悪寒が次第に彼の内臓を侵していく。
息苦しさを覚える様な臭いが鼻につく。薬品の様な臭いだ。
「アッシュ・デスペラート」
自分を呼ぶ低音気味の声に、アッシュと呼ばれた凄艶なる美貌の持ち主は疑問を持ったのか表情が険しくなった。
「…何故、私の名を?」
「何、ただ調べただけだよ。科学者の世界では、君は有名だからね。そんな事より、それを外すとしよう」
そう言うと、男はアッシュの目を覆う布を外す。その際に男の手が顔に触れ、一瞬ビクッと揺れるアッシュを男は愉しげに笑う。
突如、入ってくる光に閉じていた双眸が眩しそうにピクンと動きを見せた。
「……私をこんな所に監禁して、どうするつもりですか?」
気怠げに自らの身体を起こそうとする姿とは裏腹に睨みを利かせる紫色の瞳は憎悪を込めた眼差しで男を見つめる。
「手荒な真似をしてしまって、すまなかったね。実はどうしても、貴方に作ってもらいたい物があるんだ」
「作る…? せっかくですが、私の研究は趣味でやっているだけで……」
平静を装いつつも、アッシュは男の冷静さに内心慄いていた。自分を攫う男などにロクな者などいないのだから、察してはいたが、ここまでだと気味が悪い。
「あぁ、分かってる。貴方は他人を利用するのは好きだが、自らが利用されるのは嫌いだからね。だが、今回は別に軍事活用の為では無い」
「では、何をお望みですか?」
「私が貴方に作ってもらいたいのは、二つ。一つ目は媚薬だ。貴方の得意分野だろう。出来れば、スプレー状が望ましいな。どんな淑女でもこれを嗅がされたら一瞬で堕ちる程強力な物を頼む。二つ目は一日に何度**しても、衰えない程の強力な精力増強剤。こちらに関しては形状はお任せするよ」
「完全に個人的な頼みですね」
呆れましたよ、と溜息交じりに男の趣味を察するアッシュ。人の事は言えないが、その為に攫われた自分の身が何とも情けなく思えてくる。
「その二つを作ってもらえるのであれば、何も危害は加えないし、そこから無条件で解放する事を約束しよう」
「……分かりました。それぐらいでしたら、簡単です。お望み通り、作って差し上げましょう」
――ここは、素直に従っておいた方が賢明だ。だが、何もかも思い通りになると思ったら、大間違いだ。絶対に一泡吹かせてやる……!
関節を外し、手首に力を入れるといとも簡単に縄が解けた。こんな時の為に訓練をしておいたのか分からないが、無駄な所で用意周到である。
アッシュは、拘束から解放された手で乱れた白衣を直し、作業に取り掛かった。
それから、約三時間後の事だった。
「おぉ、流石はアッシュ。もう完成したのか!」
「えぇ、こちらが媚薬の方です。ご希望の通り、スプレー状にしておきました。口、鼻から嗅がせても良いですし、直接**の粘膜に吹き付けても問題はありません」
そう説明しながら、スプレー状の媚薬を男に渡す。男が満足そうにスプレーをズボンのポケットにしまうのを確認すると、もう一つの品を説明する。
「そして、こちらが精力増強剤です。浣腸の要領で臀部の穴から注入すれば、五時間程効果が持続します。ついでに**時の快感も倍増する様にしておきました」
「おお、誠に素晴らしいな。有難く頂戴するよ」
「さぁ、これでよろしいでしょう。早くここから出して頂けますか?」
あとはまるで興味の無さそうに女性の関わりに縁が無さそうな男の面を見下げながら、早く自分を出す様に要求するアッシュ。
「あぁ、分かっているさ。約束だからな、この扉は解放しよう」
扉に手を掛け、ガチャッと言う音を響かせる。その音を聞いて、硬質的な足音を発しながら立ち去るアッシュ。
「だが…その前にだ」
彼の手首を極めて強い力で掴み、捻りながらアッシュを壁に押し付ける。当然、アッシュは苦痛の表情で男の方を見る。
その一瞬、シュッと言う噴射音が聞こえ、噴き出された液体を直に顔で浴びてしまう。
「なっ、何をするんですか!?」
動揺しつつも信じられないと言う声色でこちらを睨み付けるアッシュの視線を男は平然と受け止め、邪な念を持った手付きで彼の腰を触り始める。
「せっかくだから、貴方の体で薬の効果を試しても良いかな?」
「そんな約束をした覚えは…!」
男に腰を触られ、あからさまに動揺と快感で身体を震わせるアッシュの反応が面白いのか、片方の手を鎖骨から這わせて、白衣の下から手を入れ始める。
「勿論、そんな約束はしていない。これは契約外の事だからね。強制はしない」
「ひっ! や、ァ…!」
羞恥に頬を紅潮させながら、鎖骨を触り始める男の手首を右手で掴んで、左手では自分の下半身を触ろうとする手を抑えるアッシュだったが、何時の間にか男の手が器用にも自分の服を脱がしかかってるのに気付く。
しかし、男の方はそんな抵抗などお構いなしに徐々に存在を示し始めてきた桜色に色づく頂を両手でクリクリと捏ね繰り回す。
「んッ…くっ、ぅうン!」
「ほらほら、段々と抵抗が緩くなってきたよ」
「…はっ、ハァ…! 駄目、そこっ、は…!」
男に触られた部分が熱を帯びた様に熱くなり、微弱な電流が流れたかの様な痺れがアッシュの身体を襲う。この刺激で腰に力が抜け、結果的に背中を男に預けてしまう。
「徐々に媚薬の効果が全身に回ったのかな? こんなに起たせているじゃないか」
「…不可、抗力、と言う事、だけは主張…して、おきますっ…!」
「あぁ、そうしていると良い」
そう聞き流すと、捏ね繰り回していた突起をやや強い力でギュッと摘む。
「…ぁあ!」
「どうかな? 自分で作った媚薬の味は?」
目を瞑りながら、体を好き勝手弄ばれる屈辱に耐え忍ぶアッシュ。色白な肌が赤く色づいている。耳を舐められると生理的な嫌悪感から震え出して、逸らすも相変わらず胸を執拗に触られて、秘所の最奥に熱と愛液が漏れ出していくのを感じる。
「こんなに淫らな反応は初めて見たよ。ほら、下はどうなっているかな?」
「あ…んっ!!…っ」
「おおっ、凄い! こんなにも濡れているじゃないか」
中の胎内を開かれていく羞恥心と異物感がアッシュの思考を快楽へと溶かし始めていく。漏れ出した愛液が潤滑剤になったのか、男の指を咥えて中を柔らかく解していく事もあってか、その徐々に犯されていく快感と身体を支配される期待からか、脚を開き始めていく。
「フフフッ…先程は帰りたいと言っていたが、今はどうかな? 帰りたいかな? それとも…」
「はぁ、あっ! そこ…弄らな、いで、下さっ…」
「ここで私にイかせてもらいたいのかな?」
夜魅 2016年10月10日 (月) 08時41分(3321)
タイトル:賢い男の愚かな選択による堕落2
……この話はまた別の機会にして、アッシュを堕落させたいと思います。
顔にスプレー状の媚薬を掛けられ、男の指から与えられる刺激により、アッシュがこのまま男に堕落させられるのも時間の問題かと思われた。
自分のうなじ辺りに男の吐息が掛かるのをアッシュは浅い呼吸をしながら、ただじっと耐えていたが、ここで彼の顔が突如嘲りを含んだ冷笑に変わる。
(……やはり、そう来たか。予め、この媚薬の効果を抑える薬を飲んでおいて正解だった)
正に用意周到と言えるだろう。
男の目論見を最初から見抜いていたアッシュは要求された二つの薬を自分に使うであろうと言う事が表情から読み取れていた。
自分の制作した薬で自分が快楽に溺れるなど、彼にとっては死を意味していた。
元より、自分が他人を利用する事を得意とし、翻弄する様な生き方をする彼にとってこんな事は屈辱に他ならない。
そう、ここまでは彼の計算通りだった。あとは自分に苦汁を飲ませた男を生かすも殺すも自分の自由。
――あとは……。
「お願いです。…もう我慢出来ません」
振り向いて、吐息交じりに男の欲望を煽る様な要求をする。振り向いただけではなく、男と視線を合わせつつも主人の機嫌を窺う従順なフリをして、まるで甘える様に。
それだけではない。
男の首に両腕を絡め、至近距離まで顔を近付け、男の下半身に自分の足を擦り付ける。
蠱惑的な動きで言葉を紡ぎ、甘い吐息を漏らす唇に男の顔は満足げな笑みを浮かべる。
「愛撫だけじゃ足りない…貴方のモノで…あの薬を注入して、そそり立った貴方のモノで滅茶苦茶にして…下腹部が切ないんです…」
片腕は首に絡ませたまま、男の頬を艶めかしく撫で、熱を帯びた扇情的な目で見つめ、何とも淫靡な要求を口走るアッシュ。
「フフフッ…よーし、良いだろう。バックから突きまくってやる。四つん這いになれ」
それまでは紳士らしい口調だった男が突如として威圧的な主人の様な口調へと変貌した。
恐らく、アッシュの従順な態度を見て、自分の物に出来たと優越感を覚えたのだろう。
同時に奴隷に指示でもするかの様に威圧的な命令をし、獣の様な姿勢を彼に強いる。
「では…早速、この薬を…」
(残念だったな。そちらの精力増強剤は強力に作っている。制御出来ない程に**して、全身が痙攣して、もう何も出来なくなるだろう)
――その時が、お前の最後だ。
そうすれば、勝利も同然だとアッシュは心の中でほくそ笑みながら、男が精力増強剤を使うのを目で追っていた。
しかし、次の瞬間に男はアッシュの予想を裏切るかの様な行動に出た。
スポイトの様な形状に作られたその薬を男は自身の逸物ではなく、アッシュの秘部にチュッとそれを注入させた。
「…えっ? あっ、な、何を…! そ、それは貴方が使うのでは…!?」
秘部に感じた液体の感触にアッシュは動揺を隠しきれず、男の方を向きながら何故こんな事をしたのかを聞いた。
「最初はそう思ったんだが…少し効果が気になってね。ほら、物は試しと言うじゃないか。君が作ったんだから、君がその効果を最初に体験すべきだと思ってね。頭の良い君ならその効果ぐらい分かっているだろう? どれぐらい強力なのかをね」
「そ、そんな…! ひっ、ぁあ! ぃやだ…!」
ビクンと背を仰け反らせて、シーツへと倒れる身体を痙攣させながら、内部から徐々に熱を帯び始める。特にそれが分かったのは注入された場所である秘部。
マグマでも湧いて出てくる様にそこが熱く、収まるどころか体温と共に上昇する。
始めは痺れる様な錯覚に陥るが、段々熱くなっていき自分の気持ち良い所を暴かれている様な感覚だった。
「ぁ…ぁあ、駄目、です…!」
「何故ですか? どうして駄目なのか実験してみないと分からないのではないですか?」
「ひっ、ぁあんぅっ!」
実験と言いつつ、男の服の脱がし方は荒く、邪魔だと言わんばかりにシャツを引き裂き、主張を示す薄紅の頂を押し潰したかと思えば、強くギュッと摘み上げ、優しく撫でる。
「随分と可愛らしい反応をするんですね。そんなに気持ち良かったのかな?」
「ちがっ…! そういう訳、じゃ…」
「どう違うと言うのですか?」
男は否定の意思を示すアッシュを組み敷いて、さっきと同じ様にそれを摘み上げる。
「やぁあんっ!」
「ココも硬くなった。ビンビンに**しているな」
アッシュの甘い悲鳴の様な喘ぎを気にも留めず、攻め立てている頂を口に含み、吸い上げる様にして舐める。
「んンぅ! …くっ! ぁあああっ!」
ベッドのシーツをギュッと掴み、男に胸を掴まれながら、激しく吸い上げられる様に舐められ、反応する自分の体は思考より先に快感を露にしていた。
「……っ! ハァ…ぁ」
自分の中から漏れた白濁の愛液が自身の太腿を伝い、雪の様に白い脚を同じ白で穢していく。
「ほら、もうこんなに濡れた」
「ぅ…ぁあ…いや、ぁ…掻き、回さなぃ、で下さっ…!」
男は内股に伝う愛液を指で掬うと、それを潤滑剤にしてアッシュの秘所を無遠慮に掻き回して弄る。
「さて、ここからは徹底的に貴方のココを苛め抜いて上げましょう」
「ゆるし…て…おねがい…もう…!」
人が死んでも嘲笑する様な目で見下げる様な冷酷な男が頬を紅潮させ、涙で滲ませた紫色の瞳を男に向け、熱い吐息をしながら懇願する。
涙で潤んだ次の瞬間には頬から次々と伝い、シーツを濡らしていく。
「許す? 何の事かな? あぁ、そうか。確か…私のモノが欲しいと言っていたね。これは申し訳ない。貴方の体で遊ぶのに夢中になり過ぎて、すっかり忘れていたよ」
「やめ、て…これ以上、はっ…おかしく、なる…っ!」
「幾らでもなれば良い。もう貴方の体は私に作り替えられているのだから」
涙を流しながらの懇願は男に通じなかった。
しかし、その脳内はこれ以上の快楽の波が来れば、一体どうなるのだろう? と言う不安と期待に苛まれていた。
今の今まで、男から与えられる快楽を耐えて、拒絶してきたが、受け入れてしまえばもう楽になれるのでは? と思い始めていた。
この焔火の様な熱が下腹部で疼いて、重くのしかかっている様な感覚を解放して欲しい。
――私がこの男を翻弄する筈だったのに……。
自らが仕掛けた罠にはまってしまった彼の身体はもう制御不能だった。熱に侵され、戸惑う肢体に男は張り詰めた自身でアッシュの胎内を犯した。
「ぁあ! ぁん、やッ…あぁ、ぁあアアっ……!」
最奥まで当たる男の逸物が自分の良い所に当たると、男の欲望が胎内で弾け、ドロリとした液体が注がれるのを感じると男の笑いを脳裏に掠めながら、途切れそうになる意識を混濁の闇へと沈めた。
男は愚かな選択をした彼を実に愛しそうに眺めていた。
夜魅 2016年12月22日 (木) 04時28分(3347)