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ウレタン塗装 |
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いぶしの銀次
(1604)投稿日:2017年01月26日 (木) 21時19分
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こんばんわー。 先日より、ウレタン塗装に挑戦していますが、うまくいきません。 外気温も考慮しないとうまくいきませんか?
比率は 塗料と硬化剤 10対1 シンナーは塗料の1/2で ちょっと 固め。 スプレーガンは 1.3mm口径です
アルミのサイドパネルなので 何とか垂れないよに工夫してますが、メタリック系の色なので、 寒さでメタリックが固まる?のでしょうか・・・・・ 色が均一にならないのです。
アルミの塗装に何かコツでもあれば よろしくです。
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□/Dr.ZOO
(1605)投稿日 : 2017年01月26日 (木) 22時46分
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ほほほ、実は塗装が本業なんですよね〜(笑)
塗料メーカーと塗料の仕様が分からないのでごく一般的な回答になってしまいますが、
塗料は寒いと固くなり、暑いと軟らかくなるので、基本的にはシンナーは寒い時多目、暑い時少な目にして一年を通して「同じ粘度」になるように調合します。
こうしないとスプレーガンの口径は固定なので吐出される際の霧化具合が夏と冬で変化してしまうからです。
口径とは別に吐出量の調整ネジがありますが、こちらは塗装する面積によってエア圧と共に調整します。 面積が広い時は吐出量を多く、エア圧も高くします。 狭い時は両方絞ります。 パターン幅は特に狭い面積をちょっとだけ塗りたい時以外はいじらなくて大丈夫です。(全開でいいと思います)
吐出量に関してはガンによっても差がありますので全くの一般的な数字になりますが、全閉から2〜2.5回転緩め程度で試してみてください。 エア圧はガンの手元で2〜2.5k程度なんですがこれは手元圧計が無いと分からないと思いますのでエアホースが5m前後であればコンプレッサー圧で4〜4.5k位かなぁ。
塗装の硬化ですが、硬化剤、シンナーにも種類があり、標準(スタンダード)以外はDIYには必要ないと思いますが、スタンダードの適正の気温は15〜25℃程度と思われますのでなるべく暖かい日に塗って下さい。
硬化剤を入れる「2液」塗料はメタリックの場合ムラ(色の不均一)になりやすいです。 現在は1液と言われる硬化剤を使わない物がほとんどですし、メーカーにもよりますがこちらは非常にムラが起きにくいです。(作業性、環境問題とかの理由でプロはこちらを使用しています)
メタリックということであれば当然クリヤーを塗ると思うので、メタリックの方は艶を出さないように、どちらかといえばパラパラと吹きかけるように塗ってみてください(厳密にはちょっとニュアンスが違うのですがDIYで失敗が起きにくい方法としてということです)
このような塗り方をする場合、やはりシンナーが少ないと霧化せずにボテボテと塗料が出てきてしまいますのでややシンナー多目でしっかり霧化させて塗装します。
塗装間隔は気温にもよりますが3〜5分程度、軽く指先で触れてもベタつかない程度、濃いめの色なら3〜4回、薄い色だと5〜7回位に分けて塗装します。
メタリック塗装の一番最後にシンナーを2〜3割足し、ガンを今までより離してサラサラと吹きかけるとムラを消しながらメタリックをきれいに並べる事が出来ます。
クリヤーはメタリック塗装が十分「乾いてから」、「固まってから」ではありませんので注意してください。
適正な気温であれば20〜30分経てば大丈夫ですが気温が低い時はそれに応じてもう少し長めに時間をおいてください。
クリヤーも粘度が重要になってきます。あまり固いと相当塗り込まないと艶が出ないため、かえって流れやすくなたりします。適正な粘度であればそれほど頑張らなくても艶が出るように現在の塗料は出来ています。
あとはアルミニウムには塗料の密着がすごく悪いので、プライマーを塗ってから塗装してください。 こちらもほんとは色々ありますがDIYでということで入手のしやすさから「ミッチャクロン」でいいと思います。 (実際当方のSR20のヘッドカバーはミッチャクロンを塗って塗装していますが未だにどこも剥がれていません)
え〜とこんなとこかな? また何かあれば聞いてください〜。 ではがんばって!
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□/いぶしの銀次
(1606)投稿日 : 2017年01月27日 (金) 21時04分
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ありがとうございます。 今一度、機材の見直しをして、気温が上がってから再チャレンジします。
ミッチャクロンは、新たに購入します。 ミッチャクロンが乾いた後は プラサフは入れたほうがいいのですか?
塗料のメーカーは 関西ペイント PG80って書いてました。 色は マツダのグリーンメタリック(難易度 超劇難×2ぐらいです・・・) 塗料の粘度は 逆ですね、確かにボテボテと塗料が出てましたし・・・・。 塗料の10倍のシンナーで薄めて使って。と説明を貰ってたのですが、色が付かなくて 頭の中が??? だらけ。
練習あるのみですね。
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□/Dr.ZOO
(1607)投稿日 : 2017年01月27日 (金) 21時45分
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自分は日本ペイントなのでちょっと関西ペイントのサイトでPG80の仕様書を確認してみましたが、シンナー希釈は100:100、つまり塗料とシンナーは同量(重量比)ですよ。
硬化剤は塗料の重量に対して10なので、色を作るときは塗料100g、硬化剤10g、シンナー100g、で計210gになります。
前述していたシンナーの希釈はこの100gを110gにするとか120gにするとかで微調整します。
自分も十数年前は2液塗料を使っていましたが、1液よりは染まりは良いはずです。 10倍は薄めすぎかと。
色的にもグリーンメタリックはそれほど染まりは悪くない色ですから、おそらく4〜5回塗れば十分染まると思いますよ。
ところでアルミに直接塗装するのであればミッチャクロンの後にプラサフは必要ありません。
ミッチャクロンの説明書きに足付け不要と書いてあると思いますが、足付けも併用する方がベターです。
アルミにスコッチブライト(台所スポンジの後ろのザラザラした部分でも可)で傷を入れて脱脂、ミッチャクロンを塗って乾燥後は何もせずそのまま塗装となります。
ミッチャクロンは厚く塗ったからといって密着度が増すわけではなく、むしろトラブルの元になるので、さらっと全面に2回位塗ればオッケーです。
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□/いぶしの銀次
(1608)投稿日 : 2017年01月30日 (月) 21時56分
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こんばんわー。 ZOOさんの言うとおり 同量でした。
先日、テスターとして、塗装したのですが、緑色が淡く、薄い感じ・・・・なのです。(クリアーはまだ吹いてません。) 緑のメタリック色がベースと思われるので、深く、濃くって・・・・言ったほうがいいのでしょうか、したいのですが、調合は ベースの色を足せば良いのでしょうか。 ZOOさんは どのような方法で調合してますか?
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□/Dr.ZOO
(1609)投稿日 : 2017年02月01日 (水) 20時59分
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調色までやるんですか?(笑)
一口に調色のやり方と言っても色によってまさに「色々」
本職でもこれが一番大変なので、DIYではそんなこと気にしない方が良いですよ。
ただとりあえず気になったことを一つ。
クリヤーコートしてあるものとしていないものを比べても意味がないですよ。 メタリックやパール色は特に。
クリヤーを塗ったテスト板と塗っていない板を比べてみると分かりますよ。
プロは毎日そんな作業をしているのでクリヤーコートしていなくても経験値と推測で色の差を判断したりしますが、最後には必ずクリヤーコートして確認します。
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□/いぶしの銀次
(1610)投稿日 : 2017年02月02日 (木) 23時21分
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こんばんわー。 調色は、職人技ですね。 まずは、吹いてみて ZOOさんに見てもらおうかな〜。 お手伝い? 遊び? の目的で。
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□/いぶしの銀次
(1611)投稿日 : 2017年02月02日 (木) 23時26分
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もう少し 暖かくなったら、 遊びにいきます!。 |