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靴談話帳
前回、更新したウィーンのマフテイですが、これからクォリティを上げてくるらしい?と言う情報を聞きました。マフテイの場合、価格が安い分、作り込みはそこそこにとどめておりましたが、シームレスホールカットができる技術があるわけですし、気合を入れたら果たしてどれほどのクォリティとなるか、興味がわいてくるものです(笑)。また、クォリティが上がったら、価格がどう変わるかも気になります(笑)。マフテイを一足も持っていない僕が言うのもおこがましいですが、コストパフォーマンスと言う点でも、ハウススタイルと言う点でも、面白いブランドなんですよね。現時点でも、コストパフォーマンスは素晴らしいです!★パールさん★いえいえ、とんでもないです。80年代のフローシャイムでしたら、やはりホーウィンだと思います。感じが違うのは、各靴メイカーごとの表面仕上げの違いかと思います。アメリカ靴のコードヴァンについて、確かにホーウィンしか聞いた事がないんですよね(笑)。他は分かりません……。ナンブッシュのコードヴァンについては分からないのですが、見た感じが違うのは、革質そのものの違い、メイカーごとの仕上げの違い、或いはタンナーの違い、色々考えられますよね。山下大輔でした。
山下さん有難うございます。私のは80年代のコブラバンプの黒です。オールデンの80年代くらいのコードバンとはちょっと感じが違ったので気になりまして。やはり基本的にはアメリカ靴のコードバンはホーウィン社なんですかね〜?ナンブッュの靴のコードバンも見た事ありますが、あまり良い感じには見えなかったのですが...
★パールさん★現在は分かりませんが、アメリカ製時代のフローシャイム・インペリアルのコードヴァンはホーウィンだったはずですよ〜!僕は70年代製のフローシャイムのインペリアルを持っておりますが、同じホーウィンでもオールデンとは仕上げが違うようで、顔料が厚く塗られており、オールデンのコードヴァン以上に、クリームが馴染みません(笑)。僕が持っているのは黒なのですが、バーガンディでも同様なのか気になるところです……。メイカーが同じですから、バーガンディも同じかな。山下大輔でした。
フローシャイムのインペリアルのコードバンはホーウィン社製のコードバンを使っていたのか知りたいのですが、どなたかご存じの方はいらっしゃいますでしょうか?
★ふさん★はじめまして、山下大輔と申します。ご質問の件、僕はサン・クリスピンを所有してなく、サンプルを試着しただけなのですが、以前にサン・クリスピンでチゼルトウのラストを作ったとと言う話を聞きました。それが実現していたならば、ラストによって、やはりサイズ感は違うのではないでしょうか。ラウンドトウ系については、分かりません……。山下大輔でした。
山下さん、みなさまはじめまして。いつも楽しく拝見しているとともに、みなさまの知識の深さに驚くばかりです。ところではじめて書き込みをさせていただくのですが、質問がございます。サンクリスピンの2足目を購入しようと思っているのですが、モデルごとのラストの違い、サイズ感の違いはございますでしょうか?2ちゃんにも書き込みをいたしましたが、こちらにも識者の方々がおそろいだと思いますので、僭越ながら書き込みをさせていただきました。どうかご回答のほどよろしくお願い申し上げます。
先日行って参りました、ドイツ旅行からのレポートをサイトにアップ致しました。「国際靴職人技能コンクール」にて、今年の日本人金メダル受賞者、三澤則行さんと奥山大(まさる)さんです!そして三澤さんは、前回の四之宮玄騎さん同様、名誉賞も受賞しておられました。奥山さんは香港在住でして、これからは香港にて、ビスポーク・シュー・メイカーを起そうと言うお考えだそうです。そして、「革靴資料館」では、ウィーンのビスポーク・シュー・メイカー、マフテイのレポートです。今回のドイツ旅行では、マフテイのサンプルをじっくり観察できたのが収穫の一つでした(笑)。マフテイは他の中東欧とドイツのビスポーク・シュー・メイカーと同様、ある程度、作業の簡略化を図っておりますが(図ってないメイカーもたまにあります)、それでもビスポーク・シューズにしてこの価格、さらにマフテイらしいハウススタイルもあり、かなり魅力的に思いました。★ナポリ馬鹿さん★マテルナ親方、今でも工房には来ておられるようですが、監修のような立場で、以前のように表には出ていないと伺いました……寂しいですね。ただ、仰いますとおり、ウィーンのビスポーク・シューズは今でも十分にニーズが存在し、新しく職人さんを雇う余裕もあるらしいですね。イタリアではありえないそうで……。中東欧とドイツのビスポーク・シューズの場合、フルハンドメイドでも、作業の簡略化に寛容的だったりしますから(日本でも同様のケースありますね)、価格も安く抑えられ、注文靴が健在でいられる理由の一つかなとも思います(他にも色々……)。もちろん、仰いますとおり、物価の差もありますよね。あとはマイスター制度が普及していて、職人と消費者の距離が近いのも大きいのかも?です。山下大輔でした。
山下さんマテルナ親方も引退されたのですね。おっしゃる通り、ウィーンの注文靴も一時代が終わってしまったようです。イタリアと違って、ウィーンには後を継ぐ若い世代の職人が充実しているようですので期待したいところです。中欧では物価の違いもあるでしょうが、贅沢な工芸品というよりは、未だに、実用的な道具として注文靴が存在できていることに驚いてしまいます。これからもこちらのsiteを楽しみにしています。
先日行って来ましたドイツ旅行のレポート、少しだけWeblogに書きました。よろしければ、ご覧になってやって下さい。内容は薄いですが、あまり知られていない情報かな?とは思います……。★青田雪道さん★ご助言、どうもありがとうございます!レッドウィングもよろしいんですねー。確かに、レッドウィングを履いている方、何名か見かけました(笑)。ハイドロストッパー映像、衝撃です!対策の大切さを感じますね……。どうもありがとうございました!★ナポリ馬鹿さん★情報、どうもありがとうございます。55歳、職人さんとしては円熟期を迎える頃ですよね……。ご逝去されたのは20日なのですね。その日、僕はドイツに行っておりまして、ラヨス・バリント親方と同じルーマニア出身の、アレクサンドル・マフテイ親方やヨージェフ・コヴァーチさんとお話しておりました。お二人ともなお盛んに頑張っておられるだけに、仰いますとおり、残念であります……。お三方とも混乱のルーマニアを離れ、外国で工房を開き、英語が話せない生粋の職人で、親子代々靴職人と言う点で共通しておられますよね。今年の国際靴職人技能コンクールでは、これまで毎回参加しておられたゲオルグ・マテルナ親方が不参加で、代わって後継者らしき職人さんが出展しておりました。ウィーンのビスポーク・シューズ業界も一時代が終わったのでしょうか。寂しいですね……合掌です。お知らせ、どうもありがとうございました。山下大輔でした。
訃報です。Lajos balintさんが3月20日に55歳の若さで亡くなられました。前もってわかっていたとのこと。なにかの病気を抱えていたようです。去年の9月にお会いしたときは元気に対応して下さったのに、まだまだこれからという時に残念でなりません。ビジネスとしては息子さんはドイツの店舗で成功しておりBalintは継続していきます。繰り返しになりますが、本当に残念です。
はじめまして。普段EGでは888を7.5D、808を7.5Eで履いています。G&GではMH71は7.5EでOKでしたが、DG70は8Eです。ラストにもよると思います。
shigeさんへ私は英国靴では通常8Eが無難なのですが、G&GではMTOでもあり8DでGG06とMH71を選び、キッチキチに履いています。DG70はさすがに履けませんでした。また、その他のラストはわかりません。あと、deibuさんがサイズについては独特の見解を持っているようです。
ガジアーノ&ガーリングのサイズ感のことでお尋ねしたいのです。私、JLはどのラストも8E、C&Jも8Eなのですが、G&Gは一説には少しタイト目と聞きました。同じ8Eで大丈夫でしょうか?このあたりの靴をお持ちの方はあくまで個人的な感想で構わないので教えてくださいませ。
山下様、アイスバーンは大変危険です。北海道ではかなりの種類の靴底が売られています。メジャーなところではレッドウィングのコルクの入ったソールは滑りにくいです。決定版は月星化成のスペランとこいつですね。http://twitvideo.jp/002S8
何か有ったようですが。。。 まぁ同じ趣味を持つ者どうし仲良くやりませんか。。。
Yamasita-sanReally suimasen.Enjoy in Geramany !!deibu-sanAnata kokoro reizouko.
Now,I am in Germany.I deleted some massage.sokomadede onegaishimasu,,,,,山下大輔でした。
ラウンド・ホーさん 龍次です。 御丁寧なレスをありがとうございます。機会を見つけて、きっとお訪ねするつもりです。奥さんには、物好きさを厭きられてしまうでしょうが。。。。
★タクローさん★僕も二つのビスポーク・シュー・メイカーでしか注文経験がなく、ラストメイキングの腕前は注文してみて分かる部分が大きいかと思いますので、ご質問のお答えは控えさせて下さい。僕が注文したフォスター&サン、ゲオルグ・マテルナについては、お世辞抜きで、ともに満足しております!特にフォスター&サンは他と全く別次元の履き心地です。マテルナ親方は仮縫いがないせいか、もっと踵を捉えて欲しくありますが、それでも高級既製靴と比べて十分に高いレヴェルです。山下大輔でした。
龍次さん 稲森靴店は良心的で、送料サービスでした。ゆうパックです。 それから、フィッティングについては若干緩めに出来上がってきましたので、ピッタリ、又はタイト目がお好みの場合は、その旨申し出た方がよろしいかと思います。 私の場合、少し緩いから中敷きを送ってくれと頼んだら、あらためて「稲森靴店」ネーム入りの中敷きをつくって送ってくれました。元のシューソックよりもきれい(元のシューソックは何だかハサミでジョキジョキ切ったようなものでした)で、しかも2枚重ねで作られていました。こういうところは仕事が丁寧で律義ですね。私はシューソックの上に中敷きを置いて履けばいいか、と思っていたのですが、元のシューソックをはがして交換いたしました。もうひとつ。化粧していない、すっぴんのソールは、履いていて滑りにくいですね。時に革靴は、かかとから着地しないとこけそうになることがありますが(特にクロケット)、そんな感じが全くありません。道具としてはこちらの方が機能的であることを感じました。 龍次さん、ぜひ稲森靴店をお訪ねください。