6/14のヒーリングビーナス

2009年06月14日 21:19:47 ゴマチャン No.457

＊前半

・「オープニング」

　あーや「宇宙の専門の先生をお迎えしてお送りします。」

・「ヒーリングワード」

　「見えないとはじまらない、見ようとしないとはじまらない。」
　　ガリレオ・ガリレイ
　「地動説を唱えた人」

・「ゲスト・阪本成一先生」

　あ「番組を聴いてくださってるそうで。」
　阪「聴いてます。」
　あ「かなりのＨＶリスナーとお聞きしております。」

　あ「先生は普段、どんな事を？」
　阪「天文学者なので研究。他に講演やメディアに出て、宇宙の話をしています。」
　あ「研究をしてるんですか？」
　阪「最近は全国を飛んでるので、時間が取れないです。」

　あ「この仕事は子供のころからの夢ですか？」
　阪「小さい頃の文集を読み返すと、お金持ちになりたいとか（笑）。」

　あ「宇宙の広がりはどこまで？」
　阪「うーん、そうですね・・・。」
　あ「限りはあるんですか？（笑）」
　阪「天文学者を殺す3つの質問があって。」
　あ「お、来たぞー。」
　阪「まぁ、果てがあるかと言うと・・・無い。」
　あ「ない？」
　阪「でも、広がってるんです。僕らが見るのに限りがあるんです。」
　あ「どれくらいですか？」
　阪「１３７光年。」
　あ「ぜんぜん、想像がつきません。」
　阪「なぜかというと、普段、目にしているのは光です。宇宙などからの。」
　あ「そうですねー。」
　阪「光って無限の速度で飛べるわけではなく、決まった速度で飛んでます。」
　「遠くのものを見ると、昔のものを見ていることになります。」
　あ「なるほどー！」
　阪「太陽の光は到達するのに８分掛かります。」
　あ「８分！」
　阪「遠くの光はもっと掛かります。」
　あ「はい。」
　阪「遠くまで見れるのは、宇宙ができた時の１３７億年前の光なんです。それが」
　あ「果て。」
　阪「なんです。さらにその先には、まだ宇宙があります。」
　あ「そういう予感や研究がされてるのですか？」
　阪「いろいろ調べると、日本人の先生が考えた説によると、」
　「昔、光の速さより速く宇宙が広がったことがあって、」
　あ「？？？うん。」
　阪「あんまり、深入りしない方がいいです（笑）。」
　「昔、見えなかった光が、ようやく見えてきた。」
　あ「そういうことから、今も広がっているのではと？」
　「逆に、今見ている光（星）が無くなっている可能性もある？」
　阪「ありえます。」
　あ「ふーん。」

＊後半へ続く。

6/14のヒーリングビーナス

2009年06月15日 00:22:50 ゴマチャン No.458

＊後半

　阪「一種のタイムマシンで遠くの宇宙見ることで、宇宙の昔の姿を知ることができる。」
　あ「はぁ。」
　阪「それが天文学者の仕事なんです。」
　あ「かっこいいー！」

　あーや「ちょっと、宇宙に触れるだけでこんなに謎が出てくる。」

　あーや「あんまり深入りし過ぎない方がよさそうですが。」

　あーや「でも、もっともっと知りたくなるのが宇宙です。」

　あ「月についてです。」
　　「聞くところによると、私たちが見てる月って」
　　「同じ場所しか見えてない？」
　阪「ええ。よくご存知ですね。」
　あ「はぁ、へへ。」
　阪「月に表と裏があることは、知ってるようであまりご存じない。」
　あ「はい。」
　阪「僕らが見ている面って、うさぎの模様とか」
　あ「そうですね。」
　阪「蟹とかいろいろありますが、その裏は見えないですよね。」
　あ「そうですよね、どうなってるんですか？」
　阪「月が地球の周りを回ってるんですけど、」
　　「地球を１回転する前に、月も１回転しちゃうんです。」
　あ「はーあ。」
　阪「だから、おなか（表）の部分しか見えない。」
　あ「おなか？」
　阪「おなかというか、地球に引っ張られてるので下と言った方がいいかな。」
　あ「へぇー。下しか見えてないけど、いつか裏側を見れる時は来るでしょうか？」
　阪「アポロの飛行士が４０年前に裏側を見てます。」
　　「月周回衛星の”かぐや”がハイビジョンカメラで撮影しました。」
　　「自分の目ではないですが、ハイビジョン画像で見ることができます。」
　あ「その観測って終わるんですよね。」
　阪「予定より長く観測してました。」
　あ「そうですかー。」
　阪「その画像がどんどん出てくると思います。」
　あ「そうなんだー。裏側に果たして何があるのか気になるんです、先生！」
　阪「ええ。」
　あ「どうしても！」
　阪「表はウサギ、裏はどんな模様があるのか思っちゃいますね。」
　あ「えっ、先生知ってるんですか？」
　阪「へへっ。（笑）」
　あ「その笑いは？」
　阪「一応、プロですから。」
　あ「そうですよねー。何だろう？カメ？」
　阪「ねえ、やっぱりねぇー。」

　二人「はははは（笑）」

　阪「実は、裏にはほとんど何もないんですよ。」
　あ「ほぇー。」
　阪「それが、スゴイ不思議な所で、」
　　「月って丸いので表も裏も無さそうなんですけど、裏側には黒い所がないんですよ。」
　あ「それはどうして？」
　阪「詳しくはわからないですが、地球の引力で偏ってるのかな？」
　　「ちょうど模様側が下（表）になったのかなー。」
　あ「私にとっては、裏に何かあるんじゃないかと、思うわけです。」

＊長いのでさらに後半に続く。

6/14のヒーリングビーナス

2009年06月15日 01:31:05 ゴマチャン No.459

＊さらに後半

　あ「宇宙飛行士の皆さんが国際宇宙ステーション行ってますが。」
　　「月面基地の計画中だと。」

　阪「そうですね。」

　あ「と言う事は、火星にも行けるんじゃないか、そういうことですよね。」

　阪「人間が行けると思えば行けると思いますけど。」
　　「もし、移り住むと言うか。」

　あ「移住も可能？」

　阪「そういうことを考えるとしたら、ちょっと違うのではないかと。」

　あ「えっ！と言うわけでこの話は次週！」

・「謎の声」

　謎「平原綾香さんお久しぶりです。」
　　「リスナーの皆さん、こんにちは。宇宙飛行士の土井隆雄です。」

　土井「早いもので、去年の宇宙飛行から１年以上過ぎてしまいました。」
　　　「今でも目をつむると、青く輝く地球を背景に浮かぶ宇宙ステーションの雄姿が浮かんできます。」
　　　「この飛行で嬉しかったことの一つは、星つむぎの歌聴けたことです。」
　　　「多くの皆さんが作ってくれた歌を、眼下にゆっくりと回る地球を見ながら聴けたのは、素晴らしい思い出です。」

　土井「宇宙には歌がよく似合います。」
　　　「宇宙にはまだわからないことがたくさんあります。」
　　　「宇宙について学ぶことによって、私たちは成長していきます。」
　　　「宇宙に行こうとすることで、科学技術を発展させることができます。」
　　　「多くの人が宇宙で活躍する時代、星々を目指して飛んでいく時代。」
　　　「いま、新しい世界が私たちを待っています。」

　「つくばでのイベントの告知！」

　あーや「土井さんからの、これは宇宙からですか？」
　　　　「ヒューストンから！」
　　　　「はぁー、びっくりしました、土井さんからのメッセージ。」
　　　　「バッチリ頂きました。」

　阪「実は日本（限られた場所）で皆既日食が見られるのは４６年ぶりなんです。」

　あ「４６年ぶり！」
　　「これを逃すと次回は？」

　阪「次は２６年後。」

　あ「ほー！大変！この機会に見ないと！あと１ヶ月後くらい、皆さん観ましょう！」

　あ「阪本先生、メッセージをお願いします。」

　阪「はい、えー、何言うんでしたっけ？」

　あ「宇宙ファン、リスナーの方に一言お願いします。」

　阪「今年は世界天文デー。」
　　「各地で、宇宙・天文関係のイベントやっています。」
　　「星・宇宙のことを考えたり、自分の目で見てほしいと思います。」

　あーや「最近、手をふくのにハマってます。」
　　　　「あのー、消毒ではなくて。」
　　　　「仕事などを終えた後に、手をふく。」
　　　　「やると、心がリフレッシュできます。」

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